旬どき うまいもの自慢会 みやぎ

みやぎの夏の珍味!「ホヤ」を食す!!えっ!海外出荷が増えて品薄に?!

 
 はじめまして!「旬どき・うまいもの自慢会・みやぎ」を担当することになりました浦霞醸造元 企画課のトミヤです。旬で美味しい食材を紹介していきますので皆様よろしくお願いします!!

 宮城県は100万人を超える「仙台」という大きな街はありますが、街並みから外れると山・川・海・田畑がすぐ近くにあるたいへん自然にめぐまれた土地柄で、美味しいお米やたくさんの農産物が生産されています。
 三陸沖は世界有数の漁場であり、塩釜港・石巻港・気仙沼港では旬の魚がそれぞれ水揚げされています。
 地図でみると東北地方の背骨のような奥羽山脈に連なる山々では季節の山菜、そして、清流では川魚も獲れます。最近では、こだわりの農畜産物でブランド食材になっている牛、豚、魚等々が勢揃・・・。旬な食材や料理を求めてみると、選択肢が豊富な県であることにあらためて気づかされます。う?ん、迷ってしまうなぁ・・・。

 こんなそんなでたくさんある食材の中で第一回目に選ばれた栄えある食材は「ホヤ」です!
うちの社長に「ホヤにします!」といったら、「やっぱりこの季節、三陸のホヤだよねー」とあっさり同意。   
 「ホヤっ、何それっ?!」という感じの人も多いと思われますので説明いたします。
ホヤは、海の珍味で「海のパイナップル」といわれています。説明しにくいので、写真をみてください。どうでしょう?!パイナップルにみえませんか?
このようにゴツゴツしたヤツなんです、ハイ。
(塩釜仲卸市場内にて撮影  星権商店 TEL022-367?1675)

      hoya_ ichiba.jpg      hoya_up.jpg

 ホヤは、海底の岩礁に着生する原索動物でその仲間は約300種あるそうですが、食用にするのは主として真ホヤという種類です。
 口に含むとふっくらプリプリした食感、そして磯の香りとともに苦味と甘味が広がります(この独特の味わいが苦手、という人もたまにはいるようです・・・)。

 ここ宮城では、ホヤは夏の珍味食材の代名詞ですが、聞いてみると最近は韓国への輸出が増えていて、この時期になると市場でも品薄になってきているそうです。

 そういえば、近所のスーパーでみたホヤの価格も今年は高いような気がします。塩釜仲卸市場に伺ったこの日は、たまたま天然ものの大きなホヤが入荷されていて写すことができました。

       suisyotei.jpg
 
 ホヤはとれたてを海水で洗って食べるのが一番美味しいと言われるくらい、新鮮さが命です。今回は、塩釜の市場に水揚げされた魚を中心とした料理を提供する本塩釜駅から歩いて数分のところにある「翠松亭(塩竈市海岸通り4-8 TEL 022-362-1777
   http://www.suisyoutei.com/)」 さんにご協力頂きました。

「翠松亭」さんの表の看板にもホヤ料理とあるくらいなので安心。
浦霞のHPでもお店を紹介しています。ご覧下さい。
   ( /shops/2006/05/post-10.html)。

    hoyasu_ue.jpg    hoyasu_hashiwotoru.jpg
 
 さて、期待に胸をふくらませて待っていると、まずは「ホヤ酢」の登場です。新鮮なホヤの身の上にもみじおろしと細かく刻まれたあさつきをのせています。これにポン酢をかけていただきます。
 早速、一口パクリ、「 旨いっ! 」。
 ホヤが持っているプリプリした食感、少しの苦味ある感じの後から甘味が口の中に広がります。食べた後には「ぼとる浦霞 /items/2014/07/botoru-urakasumi.html 
を合わせます。

「すっきり!また旨い!!」

 「ぼとる浦霞 」の持つふくよかな香りと丸みのある飲み口がホヤ独特の旨味や苦味、磯の味わいをつつみこんだ後、口の中にさわやかな後味を残します。これがすごく美味しく感じるのです。
 お酒のやわらかい旨味がいっそうひきたつ感じがしました。

yakihoya.jpg      yakihoya_shio.jpg

 次は「焼きホヤ」。焼いた後食べやすいように小さく切り分けられていました。これに抹茶塩を少しつけていただきます。
 口の中に入れた瞬間、ホヤの焼いた香ばしい風味と少量の抹茶塩の上品な風味が手伝い、
ホヤの甘味を感じさせます。甘さは「ホヤ酢」ほどは感じないものの独特な磯の香りは弱り、サクッとした食感も良く、ホヤ酢とはまた違う味わいが楽しめました。

 ホヤは、滋養にぴったりで、また、熱を加えられると「メラノイジン(食品中の糖やアミノ酸が加熱によって変化したもの)」によって抗酸化力が増し、がんや動脈硬化を防ぐ効果が生まれるそうです。
 食べて旨し、健康に良し。そして、酒好きは、お酒もすすむということで文句なしです。
 お店にいながら磯を感じる楽しさ、とれたての海の幸に感謝!そして、
「旬どき、うまいものに乾杯!」

「塩釜にいれて良かったなぁ」と思う至福のひとときでした。
さて、次は何にしようかな?乞う、ご期待!!
   
以上、トミヤより初レポートでした。