旬どき うまいもの自慢会 みやぎ

塩釜を離れ、南へ -桜色の旬の食材-

こんにちは。企画課のトミヤです。
「春酣(はるたけなわ)」ですね。とてもいい季節になりました。
先日、知人が歓送迎会で「純米吟醸酒 浦霞 春酣」を料理と共に楽しんだそうです(ありがとうございます)。 
そして、中締めの時「宴もたけなわではございますが・・・」ではなく、「純米吟醸酒 浦霞 春酣」をみんなに見せるようにして「えぇ?、春たけなわではございますが・・・」と言って、締めの言葉を始めて笑いをとったそうです。
座布団2枚は確実、おひねりが飛ぶ、ということはなさそうですが、最後まで盛り上がること間違いなしのようです。
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「純米吟醸酒 浦霞 春酣」は、生酒のフレッシュで果実のような香りとお米の旨味を感じる春にぴったりのお酒です。お料理と共に楽しむだけではなく、場を盛り上げることにも一躍買うなんて素敵です。自分もどこかで使わせて頂きます。

 さてさて、今回の「旬どき?」ブログは「トミヤさん、たまには休んでください」との申し出があり、同じ企画課のウツミが担当します。ここからバトンタッチです。では、どうぞ。


とある昼休みの話。
ウツミ:
「友達から週末、亘理(わたり)町へ“ほっきめし”食べに行こうってメールが着たんですよ。でも亘理町はちょっと遠いなって思う距離ですよね。」

トミヤ:
「えぇ?、“ほっきめし”?!「ほっき(貝)」って言ったらまさに今が旬だよ。行った方がいいよ。
そして、その感動を是非ブログに!行って、行ってきて!」
と目をキラキラさせるブログ担当者トミヤに負け、(本当は大好物の「ほっき貝」を食べたかったわけですが)亘理町へほっき飯に会いに行ってきました。

亘理町とは仙台市から南へ26kmの距離に位置する、弊社本社蔵のある塩釜市同様に車で数分の距離に海がある町です。したがって海産物が豊富に揚がる他、農業や林業も盛んな所です。

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この日、亘理町へは車で向かったのですが、さすが県南です。塩釜よりも植物たちの開花が早いことに驚きました。春の主役である桜の開花を前に梅や椿、沈丁花(ジンチョウゲ)、写真はありませんが菜の花やパンジーが道中を楽しませてくれます。

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花たちに見とれていると今回お邪魔した「田園」さんが見えてきました。
看板には大きく“元祖ほっきめし”の文字。そして店内に入り切れない程のお客さんが列をなしています。首を伸ばして店内の様子を伺うとどの席にもほっき飯が見えます。

店員さんに何分くらいで席につけるかを聞きながら、“元祖”と謳うこととなった経緯を質問。ウツミがお邪魔した亘理店は2号店で、初めてほっき飯を販売したのは山元町店とのこと。
そうでした!ほっき貝といえば山元町でした。そこで、帰宅後山元町について検索してみると町役場のホームページのトップに「ほっき貝情報」とあります。
トップページにもってくるほど、旬であり産地なのだと改めて実感しました。

ほっき貝はご覧の通り、赤と白が鮮やかな日本の国旗を思わせる貝です。ほっき貝と旬を同じくしてハマグリも有名ですね。余談ですが、貝を使った遊びとして絵付けした貝を使った貝合わせやひな祭りの時期には恋占いに使われたなど、貝には素敵なエピソードがあります。


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そんなことを考えていると早いもので、席に着くことができました。もちろん注文したのは“ほっき飯”。「お待たせしました!」の「た!」とほぼ同時に蓋を開けました。

「オイシそう?」
醤油と磯の香りがたまりません。やっとほっき飯と対面できたことに浸っていると、連れが

「桜色だね」の一言。
なんて表現がキレイなんだ!春らしくていい!それブログにいただき!!と思いました。
本当にキレイな桜色の貝の身が何枚も入っていました。

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まずは貝の身だけを食べて感動しました。完全に火が通っているとおもいきや、中は半生です。でもしっかり味がついています。また何気なく店員さんに調理法をたずねると、秘伝のたれに漬けこんだほっき貝を注文が入ったらサッと火を通すのだそうです。
桜色の表面は歯ごたえがあるのに裏面は柔らかくとろ?っとしていて・・・、もう言葉はいりません。美味しい!ただそれだけです。

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調子にのって、山菜の天ぷら盛り合わせ(ふきのとう、わらび、筍、たらの芽)と白魚と桜えびのかき揚げと「旬」づくしで注文しました。オーダーを取りに来た店員さんに「たぶん、多いですよ。うちのかき揚げ大きいですから」と言われましたが、大丈夫!全部残さず、「旬」をいただきました。

ほっき貝も山菜のてんぷらも酒の肴にはぴったりですが、今回は車を運転して出かけたため料理に合わせてお酒を楽しむことは出来ませんでした。


休み明けの月曜日。さっそくほっき飯の美味しさと「旬」のものを「旬」に食べることの楽しさをトミヤに報告。

「いや?、“ほっきめし”美味しそうだな。写真を見ただけでも美味しさが伝わるよ」と言った後

「天ぷらも?!白魚と桜エビ、たらの芽かぁ。しかし・・・、食べたね!?」

と言われました。トミヤの心の内を私は、すかさずこう読みました。

“仕事熱心にみせかけてウツミって大喰いだな。”

「旬」の食材を「旬」に味わうことは、やはり格別です。大人の楽しみを知ったウツミは、次回の選手交替(旬を味わう取材)のチャンスをひそかに狙っています。