旬どき うまいもの自慢会 みやぎ

塩釜神社の桜と旬の食材

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皆さん、こんにちは。企画課のトミヤです。
このブログをアップした日より1週間前ですが、桜の名所でもある塩釜神社では桜が見頃を迎えていました。雨の日や曇りで気温も上がらず「花冷え(3月上旬頃の寒さに戻ってしまった日もありました)」の日々が続きました。今は、「しだれ桜」がきれいに花を咲かせているところもあります。また、国の天然記念物にも指定されている「塩竃桜」はこれから(5月上旬)が本番となり楽しむことができます。
 先週までは今ひとつ春らしくない天気が続いていましたが、「春」の食材を探しに塩釜仲卸市場へ久しぶりに行ってきました。塩釜仲卸市場の食材は、当然のことながら冬から春へと様変わりしていました。
「いか」「たこ」「春鱒」「かれい」「白魚」などが目をひきました。「サメ」は、頭と尻尾以外の皮を剥がした状態で売られていて、驚きました。
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「ホヤ」の初物や「なまこ」なども並んでいて、初夏を感じさせる食材も登場していて、びっくりです。「市場」は楽しい!(市場の食材を全部食べられるわけでもないのに嬉しくなります)。
 さて、今回のブログは、自称:釣り名人でアウトドア派の企画課員ウツミがおもしろいものを釣った?獲った?ということでネタを提供してくれました。

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「トミヤさん、フグ獲りに行ってきましたよ。たくさん獲れました?」
「獲る?釣るではなくて?どうやって獲るの?」
「懐中電灯1本と銛を用意します」
「えぇー、それだけで?」
「夜の浜辺の波打ち際までいって、懐中電灯で海面をそっと照らしていると、そこに寄ってきます。
そばにきたところを・・・。銛で『エイッ』とつくだけです」
「フグ釣りは聞いたことあるけどねぇ。以外に簡単に獲れるんだね?」
「この時期が旬なんですよ。潮が満ちている時間帯にいくと、獲れます」


なるほど、「旬どき・うまいもの自慢会・みやぎ ?春の集い?」の時の料理のひとつに使われていた食材であったことを思い出しました。お世話になった「田里津庵」の料理長さんが説明されていたのは、産卵のために岸に近づく「ヒガンフグ」という名前のフグでした。
それにしても、懐中電灯と銛で獲れるなんて!おもしろい!!

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「獲っているところの写真ないの」
とウツミに聞くと
「真っ暗なところで獲るので、何も写らないですよ」とのこと。そりゃ?、そうですよね!
それにフグだって、懐中電灯で呼び寄せているところにフラッシュが光ったりしたら、眩しくてフグ(すぐ)に気づいて逃げちゃいます。

・・・・・ということでウツミ家に並んだフグの料理をご紹介。
(フグの処理は、取扱いができる方へお願いしました)

 「ふぐの唐揚げ」

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  フグは海の生き物なのに、その「らしからぬ」身のプリプリした食感は、唐揚げにもぴったりです。アツアツのフグの唐揚げにレモンを搾り食べる、塩をつけて食べるなどなど。どれも絶品です。
 
 「ふぐのあら汁」

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 もう一品は、 「花冷え」で冷えた身体を温める「フグのあら汁」。大根、ねぎなどもたっぷり入っていて、フグの身もホクホクしながら味噌味でしっかりと頂きます。
 そして、かかせないのがお酒。まろやかな口あたりとキレの良さは、唐揚げにもあら汁にもぴったりで相性の良い「本仕込 浦霞」でした。
 
「ヒガンフグ」は、春分の日(3月21日)の頃から塩釜神社の花祭り(4月22日)がおこなわれる頃までが多く獲れる、今が「旬」の食材です。塩釜仲卸市場では、その場でさばいてくれたり、「ひらき」にされたフグが売られていました。
塩釜神社と塩釜仲卸市場へ、春のひだまりとともに皆さんが感じる「春」を探しに訪れませんか。
お待ち申し上げております。