旬どき うまいもの自慢会 みやぎ

archive [2015.07]

第35回【夏の集い】を開催しました


こんにちは。企画課の笠原です。

先日「旬どき うまいもの自慢会 みやぎ ~夏の集い~」を開催致しました。
その様子をご報告致します。

==== 開催概要 ====

 ■日 時 2015年7月4日(土)午後5時~
 ■会 場 「和食波奈 仙台店」(宮城県仙台市)
       http://sendai.washokuhana.com/
 ■参加費 6,400円
 ■参加者数 26名様

150704_01.jpg


会は、弊社社長 佐浦の挨拶、乾杯でスタートしました。

150704_02.jpg

150704_03.jpg

乾杯酒は、本年度のみの限定発売のお酒
大吟醸 浦霞 ブラックラベル
150704_04.jpg

ほどよく熟した旨味と、おだやかな吟醸香の大吟醸。
アンケートで1番人気のお酒です。

こちらと合わせてお召し上がり頂いたのが、【前菜】
・銀鮭トマトアボカドサラダ
・山形だし豆腐
・新蓴菜(じゅんさい) 酢の物

150704_05.jpg

150704_07.jpg 150704_06.jpg 150704_08.jpg

旬の味わい「山形だし」「蓴菜(じゅんさい)」は、さっぱり、つるっと
美味しく頂けました。
銀鮭は、甘味とふっくらとした食感、アボカドの甘味とドレッシングの
酸味が
マッチしていました。


ここで、「和食波奈 仙台店」寺内店長よりご挨拶頂きました。
150704_09.jpg

寺内店長も、本日の会を大変楽しみにして頂いたとのことで、
この後のお料理への期待がさらに膨らみます。


お料理は2品目、【刺身】3点盛りへ
本日は、マグロ、ウニ、銀鮭の3点
150704_10.jpg

銀鮭の脂身の旨味、歯ごたえ、余韻の甘さを楽しめました。
銀鮭を生で食べられるのは、旬の今だけ。

お刺身と合わせて、お楽しみ頂いたのは、弊社看板商品の
純米吟醸 浦霞禅
141220_08.jpg
ほどよい香りとまろやかな味わいのバランスのとれた
純米吟醸酒です。

ここで、本日のゲスト、日本農産工業 株式会社 東北営業所長の
木村さんにご登場いただき、「銀鮭」についてご説明頂きました。

150704_11.jpg

お話の一部をご紹介します。
=====
天然の銀鮭
=====
・天然の銀鮭は、日本より北側の日本海北部、オホーツク海、ベーリング海
 に生息。そのため、日本の川にのぼってくる銀鮭はほとんどいない。
・産卵は10月~翌年2月。夏に川を下り、約1年河口付近で生活。
 翌春、体長10cmくらいで海に下る。
 海に出て1年後には、体長約60~80cm、約4kgに成長。成長が早い。
 さらに1回の冬を過ごし、3歳魚で故郷の川に帰る。

=====
宮城の銀鮭
=====
・卵からふ化した稚魚を飼育水槽で育て、大きくなったらきれいな水(淡水)
 が豊富にある山間部の大きな水槽で飼育。200gの大きさにまで成長
 したら、11月頃、山から海へ移動。
 淡水から海水に慣れさせた後、海に浮かべた生け簀に移動。
・水揚げは、海に移って4ヶ月経過した3月頃から開始。3月頃には1kg
 の重さが中心だが、生産の終盤7月には3kg以上にも成長。
 
以上、天然の銀鮭、宮城の銀鮭(養殖)の育つまでをお話頂きました。

稚魚の飼育を山間部でしていること、そして淡水から海水に慣らす
時間があることなど、大切に育て上げられることを初めて知りました。
多くの方の手で育てられ、私たちの食卓に並ぶのですね。


皆さん、「銀鮭」について知識が増えたところで、3品目「炙り」
 銀鮭の銀吟漬炙り
 新生姜銀鮭巻揚げ
150704_12.jpg

「銀」鮭と「吟」醸粕の2つの「ぎん」を取り、「銀吟漬け」と名付けられた
とのこと、会後半に佐々木料理長からお話頂きました。

炙りは、色鮮やかで酒粕の風味を楽しむことができました。
また揚げ物は、今が旬の生姜を銀鮭で巻いたもの。
生姜の爽やかさと衣と銀鮭の甘味がマッチしていました。


こちらには「純米辛口 浦霞」をお燗でお楽しみ頂きました。

150704_13.jpg
心地よい香りと米の旨み。飲み飽きしない後味のキレが
特徴の辛口の純米酒です。


4品目【煮物】 ホヤと夏野菜冷やし鉢
150704_14.jpg

佐々木料理長が、今回の会のために、「お酒に合うだろう」ということで
冷やした煮物に初めて挑戦されたとのこと。


今が旬のミョウガ、ホヤ、ズッキーニを中心とした煮物。
見た目も涼しげであり、爽やかな余韻も楽しめました。
料理長のおっしゃるとおり、余韻に広がる塩味がお酒にぴったりでした。


そして、ここで再度、木村さんにご登場いただき、なぜ宮城で銀鮭の
養殖が行われたのか「宮城の銀鮭の歴史」をお話頂きました。

(お話の一部)
=====
・銀鮭はもともと日本にはいない魚。昭和35年のチリ地震津波で
 志津川湾の名産「志津川ダコ」が激減。これに代わる「特産品」は
 ないかと遠藤昭
吾氏が「銀鮭」の養殖に取り組んだ。
 宮城県の志津川湾が銀鮭養殖の発祥の地である。
・三陸のリアス式海岸は、波が穏やかで銀鮭に飼育に適している。
・昭和51年に銀鮭の養殖が日本で初めて成功。
 以降、養殖が盛んになり、国産銀鮭の生産量、宮城県が日本一。
・平成3年、26,000トンをピークに、チリ、ノルウェー等の海外からの
 養殖サケマスの入荷により、魚価が低迷、生産量は8,500トンまで
 減少に転じたが、生産者の努力によって10,000トン強の生産量に
 増加した。
・平成23年3月11日東日本大震災が発生。その年は1匹も出荷
 されることがなかった。しかし、山間部の稚魚はすくすくと成長を続け、
 翌年春に水揚げの再開を果たす。
・養殖を再開したが、風評被害や海外サケマスの大量輸入の
 影響を受け、宮城の銀鮭は過去最低の相場で終了した。
 危機感を募らせ、宮城の銀鮭を普及させようと
 「みやぎ銀ざけ協議会」を設立。銀鮭のPRに取り組んでいる。

以上、宮城の銀鮭養殖誕生の経緯、そしてその後の苦労、
現在の取り組みをお話いただきました。

順調に伸びてきたわけではなく、その時その時で関係機関の
方々にご尽力頂き、現在、こうして私たちは、宮城の名産「銀鮭」
を食べられることを勉強いたしました。

木村さん、お話いただき、ありがとうございます。

そして、お料理最後は、銀鮭の「お寿司」

【食事】 銀鮭ロール寿司
150704_15.jpg

炙られた銀鮭の甘味、薄くスライスされたきゅうりの食感とチーズ
の甘さが合っていました。


【煮物】と【食事】には、非売品の「ササニシキ 特別純米生酒 浦霞」
を合わせてお楽しみ頂きました。

ここで、「和食波奈 仙台店」料理長の佐々木さんから本日のお料理
の説明をしていただきました。

150704_16.jpg

「銀鮭」を、生で、揚げで、漬けで、といろいろな調理法で楽しんで
いただけるように工夫したとのことです。
そして、この後のデザートは、
最後までお酒を楽しんで頂けるように頑張りました」
と、季節のフルーツの梅酒コンポートが提供される
とのご挨拶を頂戴しました。


皆さんからは大きな拍手とともに「美味しかった!」のお言葉が
佐々木料理長に送られました。


最後に【デザート】
「純米原酒につけた浦霞の梅酒」を用いて作っていただいた、
浦霞梅酒漬けフルーツ 梅酒グラニテ

150704_17.jpg

キウイ、スイカ、さくらんぼ、ブルーベリーとフルーツいっぱい。
合わせていただくお酒も梅酒。


純米原酒につけた浦霞の梅酒

150704_18.jpg
宮城県岩出山産の梅を使用。
控えめな甘さと心地よい酸味、さっぱりとした柔らかな味わいです。

以上で全てのお料理とお酒が終了。
ご参加いただきました皆さま、いかがでしたでしょうか。

「銀鮭」を存分に楽しめ、旬の食材もたくさん使って頂き、
お料理の流れも考えられた大満足なメニューでした。

ご参加頂きました皆様、木村さん、「和食波奈 仙台店」の皆様、
ありがとうございました。

150704_20.jpg

=============
本日の提供酒

150704_19.jpg


写真左から
・大吟醸 浦霞 ブラックラベル(本年度のみの限定発売)
純米吟醸 浦霞禅
純米辛口 浦霞
・ササニシキ 特別純米生酒 浦霞(非売品)
純米原酒につけた浦霞の梅酒(季節限定、数量限定)

アンケートより一部抜粋
・非常に勉強になり、県産銀鮭の認識が高まりました。
・銀鮭、あぶらがのって、とてもおいしかった。
・知らない話を沢山聞かせていただきました。
・とてもためになりました。養殖の鮭のイメージがかわりました。