旬どき うまいもの自慢会 みやぎ

第4回【夏の集い】を開催しました

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こんにちは、企画課のトミヤです。
4回目となる「旬どき・うまいもの自慢会・みやぎ」?夏の集い?が仙台老舗の懐石料亭「東洋館」で開催されました。

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 「東洋館」は、仙台に残る数少ない懐石料亭です。創業から100年となる建物も当時のままの姿で趣があり、杜の都・仙台の街並みを見下ろせる丘陵地帯にあり、眼下には広瀬川が流れる素晴らしい眺めのところにあります。
'高級料亭'として知られていて「一度は食事をしてみたいところだったけど、敷居が高い感じがして行く機会がなかった」「一度来たかったんだよ?」と期待を膨らませる声がチラホラと開催前から聞こえていました。参加人数は40名の募集を越えて47名となりました。

開催当日は、夏至の翌日となる6月23日(土)の12時よりスタートしました。6月21日より梅雨入りした仙台でしたが、この日は快晴となりました。
今回は早く来た方が開宴までゆっくりと待機して頂く待合室を用意させて頂きました。玄関から続く畳敷きの廊下を歩いて通された待合室には、生け花や掛け軸(誰もが知っている400年前の武将の直筆の手紙)がそれとなく飾ってありましたが、どうやら調度品であることも伺い、後でびっくりです。

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皆さんが揃ったところで待合室から会場へご案内。着席頂いたところで開宴です!

始めに社長の佐浦がご挨拶。

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次に「東洋館」の千田社長からもご挨拶頂きました。
 「旬のみやぎの素材を吟味して、浦霞のお酒に合うように献立を考えました。東洋館の料理と浦霞のお酒のコラボレーションをお楽しみください」
千田社長のコメントに期待も一気に膨らみます! 

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続いて乾杯の挨拶ですが、今回は今日のイベントに一番乗りして頂いた方へお願いしました(○十年前に披露宴をここで挙げたなどのエピソードも話をして頂きました。ありがとうございました)。

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乾杯のお酒は、今年度最後に仕込んだ、宮城県産ササニシキ100%を使用した特別純米酒の生酒でこの日のための特別なお酒です。
ほど良く冷えた生酒特有のフレッシュな香りとお米の旨味が感じられる味わいにひと息つき、歓声。「美味しいね?」の声にひと安心です。

ここからは、みやぎ各地の旬の材料を吟味して集めた料理と旬のお酒をじっくりと堪能して頂きました。献立には書いていなかった料理長さんの各々のタイトルも一緒にご紹介します。


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先付 「初夏の香り」・・・雲丹、栄螺(さざえ)、蛤、鮑 
三陸から運ばれてきた「雲丹」「栄螺」「蛤」「鮑」といった初夏を感じさせる食材を一品にして提供。個性のある素材をうまく合わせた味わいは、まさに海の香りそのものです。

前菜 「宮城の薫風」・・・鮑柔煮、海老新生姜巻、炙りほや、鰻寿司、
青端湯葉、あまえくぼ塩蒸し
三陸や閖上といった宮城の浜から取り寄せた「鮑」「ほや」「海老」。「ほや」はまさに宮城を代表する食材。アンケートでも人気が高かったのが「ほや」でした。
炙った「ほや」はくさみがなくなり、自然の旨味が感じられ生酒にもぴったりとの感想でした。
「あまえくぼ」は、宮城県でしかつくられていない「そらまめ」ですが、鮮やかな緑色をしていてくせがありません。シンプルに塩蒸しで頂きました。
?海のもの、山のもの?素材の味を楽しめた前菜です。

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吸椀 「仙北名物」・・・ふかひれ 蕗 ササニシキ麺 
宮城県気仙沼の「ふかひれ」は、中国の高級食材として輸出もされている宮城県でも有数の特産品です。ささにしきで作られた麺も米どころ宮城らしい素材ですね。

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造り 「海の便り」・・・鮪、鮎魚女(あいなめ)、帆立貝
これは近海で獲れた「鮎魚女」や塩釜の「鮪」、女川の「帆立貝」など新鮮な彩りが目をひきます。

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お造りがすべての方に配膳されたところで果実のような気品ある吟香とやわらかながら落ち着いた味わいの「大吟醸 浦霞」を提供。そして、ここで料理もお酒の配膳も一時中止です。
そして、社長の佐浦より一言。
 「東洋館さんからの景観や建物、美味しい料理と旬のお酒がありますが、何かが足らないと感じていました。そこで、この舞台を利用して仙台の芸妓さんに踊りを披露してもらうことにしました」

「おぉぉ?」という、どよめきと共に大きな拍手がわき起こりました。

「大吟醸 浦霞」の提供のタイミングは「これから始まる芸妓さんの舞台の鑑賞をしながらお酒もゆったりとした心持ちで堪能してもらいたい」そんな思いからでした。

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踊りは「さんさ時雨」から始まり、仙台にゆかりのある「荒城の月」と5曲を東洋館の歴史と雰囲気のある舞台で演じられました。最後は、拍手喝采でした。
舞台終了後、披露してくれた富丸さん、富弥さん、佳子さんがイベントに参加した皆さんにご挨拶も兼ねて各テーブルをまわり会話を楽しみ、さらにイベントを盛り上げてくれました。

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キリッとした感じで身の振舞いも踊りも素敵な仙台の芸妓さんですが、今では6人まで減ってしまったそうです。「百万都市の仙台から消えてなくなるは恥」ということで復興に力を入れているそうです(みんなで応援しましょう)。

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踊りの余韻が冷めないうちに次の料理となりました。ここで3番目のお酒「浦霞禅」が皆さんのお膳に運ばれました。

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○焼き物「恵み」・・・鱸、淡竹、唐辛子
「鱸」も「淡竹」も「唐辛子」も海や山の自然の「恵み」であるところからつけられたネーミングです。

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○煮物「仙台平野の力」・・・宮城白目大豆、長茄子南京、えんどう豆、新牛蒡。
「宮城白目大豆」は、古くから宮城県内で作られている宮城を代表する品種です。

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○揚げ物「仙南名物」・・・北寄貝ずんだ揚げ、あすぱら、温麺(うーめん)
以前の「旬どき」でもご紹介した亘理の「北寄貝」。そして、江戸時代から作られている「温麺」は、白石を代表する食材です。

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○酢物「深山嵐」・・・つるむらさき、椎茸、仙台味噌ドレッシング
「つるむらさき」はほうれん草を凌ぐビタミンが豊富で宮城県の夏野菜としては全国でも出荷量が多いんですって。

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○食事・・・穴子ご飯、仙台味噌椀
そして、夏と言えば「穴子(松島湾)」。

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○水物・・・青煮梅 とまと
デザートです。「梅」と「とまと」。まさに「旬」で夏を感じさせてくれる素材で締めくくりとなりました。

今回は、気づけば3時間を越えるこれまでにない長い時間のイベントになりましたが、不思議なくらい短く感じられました。終盤に近づくほど盛り上がり、どこのテーブルの皆さんも会話を楽しみ、料理を楽しみ、お酒を楽しんでいる様子を伺うことができました。

「今日は、お酒も料理も踊りも良かった。日本を感じたよ」
お酒を注いで回っているときに聞かされて、本当にうれしくなりました。

イベントを終えた感想の一部をご紹介します。

「仙台・宮城の郷土料理や、新たな宮城の特産品を活かした料理との組合せで浦霞をいただき、大変満足しております」

「特別純米生酒 浦霞?食中酒にもデザートにも美味しくいただきました。もちろん浦霞禅!お料理すべてに有っていました!とりあわせ、季節感+地元感良かったです。思いがけない踊りの登場に感謝!ここにも地元感あり、でした。日本に感謝。私達って本当に恵まれていますね・・・日本人でよかった!」

「旬どきは季節感もあり、日本人として大変幸せです。素晴らしいと思います」

「非常に満足させていただきました。この会の雰囲気、進行、余興とても楽しめました。お料理も大変美味しかったし芸妓さんたちの舞もすばらしかったです」
 

人が感動する場に立ち会えた、という幸せの瞬間でした。
「みやぎにある『旬』をこれからもっと力を入れて伝えていきたい」と感じた今回の「旬どき」でした。また、?秋の集い?に向けて企画を考えていきますのでご期待ください。

第3回【春の集い】を開催しました

こんにちは、企画課のトミヤです。
さて、今回の「旬どき・うまいもの自慢会・みやぎ ?第3回 春の集い?」は、会席料理「田里津庵」さんでの開催です。
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「田里津庵」さんは、弊社本社蔵のある塩釜から日本三景・松島へ向かう途中にある浜田湾の側の松林に囲まれた岬の先端に近いところにあります。
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玄関から入るとすぐに囲炉裏があり、くつろげる待合室があります。昔ながらの造りの建物らしく天井が高く、見上げると米俵が飾られていたり、「定年退職」と書かれた札が貼られた動いていない古い時計が飾られていて、雰囲気たっぷりです。玄関から廊下、各部屋にわたるまでのすべてが畳で落ち着きがあります。
 会場となった部屋からは、眺望が素晴らしく海を見渡すことが出来ます。大きなガラスを通して、春の暖かい日差しが入ってきます。これから参加される限定20名の皆さんに喜んでもらえるとうれしいです。


「田里津庵」の屋号は「ふるさとの美味しい米(田)、健やかな野の野菜・山の山菜(里)、津々浦々のとれたて魚介(津)、などを十里四方から取り寄せ、地元の食材にこだわる事からつけた」と聞きました。「旬どき?」にぴったりで今日の料理にも期待が膨らみます。


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さぁ、開催にあたり社長の佐浦からご挨拶。
そして、乾杯のお酒は、今がまさに「旬」の純米吟醸生酒「浦霞 春酣(はるたけなわ)」でした。生酒のフレッシュで果実のような香りとお米の旨味を感じる、お酒の名前もそのままに春にぴったりのお酒です。

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 「乾杯!」
「美味しい!」
ラベルを見て
「名前もいい?。今日にぴったり!!」の声。
ありがとうございます!このお酒の名前「はるたけなわ」も今日の演出のひとつですから。

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ここからは、「田里津庵」さんの「旬」を捉えた、ひとつひとつの料理をじっくりと堪能してもらいます。

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小鉢:「手造り胡麻豆腐」

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手造り胡麻豆腐は食事の始まりにはふさわしい最高の一品でした。最初に胡麻豆腐だけを食べてみました。モチモチした食感と胡麻の風味が食欲をそそります。さらに胡麻豆腐とウニ、わさびを一緒に食べるとそれぞれが邪魔することなく、引き立たせます。

前菜:「蕗の生ハム巻き」「鯛と筍の竹巻き」「うるいとどんこの肝和え」
「甘海老酒盗クリーム」「のし梅のう巻き」
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次は前菜。この日の料理の中でも評判が高かったひとつです。
参加された千葉様へ空いたグラスにお酒を注いだときには、

「今日は、ほんとに素晴らしい料理にお酒、最高です」

と言葉をかけてもらいました。ありがとうございます。
千葉様が絶賛されていた前菜のひとつが「蕗(ふき)の生ハム」でした。
トミヤも同感でした!美味しかったです。蕗と生ハムの組合せ、まさに目から鱗でした。
蕗(ふき)に生ハムを巻いているのですが、これが美味しかった。蕗(ふき)は素朴な味付けで生ハムの塩加減が丁度良く合わさっての一品。

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「甘海老の酒盗クリーム」は、普通に食べれば塩辛い酒盗にクリームを混ぜることで味をマイルドにして、海老の上にかかっていました。海老と一緒に食べると、生海老の甘味とうまく合い、これも絶品でした。
美味しい料理を食べて、皆さんの純米吟醸酒生酒「浦霞 春酣」を飲むペースも上がってきました。

お造り:「鯛・鰊・ふぐ焼〆・こごみ、よりうど・人参・棒長芋」
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この「お造り」を見てください!
目の前にきた時には、思わずその飾り付けを楽しむために一度箸を置きました。
右から「鰊」「ふぐ」「鯛」が並びます。
「磨き鰊」とか、焼いた鰊は食べたことはありますが、「鰊の刺身」は初めて頂きました。
鰊の上には棒長芋が添えてあり、これも一緒に口にいれると「旬」を迎えた秋刀魚よりも脂がのった感じで旨味があり、甘味を感じました。「美味しい!」のひとことでした。

お酒は、「純米吟醸酒 浦霞 春酣」に追加して、次のお酒の「純米酒 浦霞」を皆さんへ注いで回りました。
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煮物:「春鱒の豆乳しゃぶしゃぶ」「生若布・黄ニラ・浜防風・豆腐・木の芽」
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煮物として、登場としたのが「春鱒の豆乳しゃぶしゃぶ」。
切り身にされた「春鱒」を煮立った豆乳に軽く、くぐらせて用意されていた胡麻だれにつけます。この味わいは「春鱒」の身がもっている味を損なわず、つけだれの胡麻の風味とも合っていました。
「春鱒」と聞いて、ピンときませんでした。菅野料理長から「今の時期には天然物の新鮮な春鱒が石巻湾でとれる」と聞いて、まだまだ宮城県には自分が知らない食材があるなぁ、と思いました。楽しい発見はこれからも続きそうです。

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演出:「桜鯛とさくら福の白子包み焼き」「のびる・筍・浜防風」
 配られたお品書きに演出とありました。これは、鯛と福の白子を包んで目の前で焼いて、参加された方に雰囲気を楽しんでもらい出来たてを席にとどけるという、菅野料理長の計らいで実現した実演調理です。本来であれば、調理場で忙しいはずなのに・・・。多大なご協力に感謝いたします。

実演を始める前に菅野料理長からご挨拶。

「『純米吟醸酒生酒 浦霞 春酣』に合わせて、お酒のじゃまをしない料理を考えました。また、地物で獲れる食材で春らしさを盛り込みました」

菅野料理長、ありがとうございます。料理長の言葉をそのまま実感しております。
料理長の説明は続きます。

「『ふぐ』というと山口県下関が有名ですが、宮城でも春の彼岸の頃になると産卵のためにその名の通り「ヒガンフグ」が接岸します。この「ヒガンフグ」の雄の白子を鯛に包み焼きます。口の中で白子がとろっとする感じをお楽しみください。ふぐの身はお造りで召し上がって頂きました」
へぇ?、なるほど。宮城でも地物のふぐが食べられるなんて・・・。びっくりです。
話が終わり、実演開始。


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しばらくすると、香ばしい香りと共に部屋中に煙がモクモク。
社長の佐浦が"ちょっと煙いですネ"と言いながら、ガラス戸を開けようとしたその時、

「ジリリリリッ」

ハプニング発生!火災報知器のベルが、鳴っちゃいました。

「ワハハハハ、ベルが鳴らないものかぁ、と思ったんだぁ」
「正常に火災報知器が作動するってことは、このお店は安全だっていう証拠だよ?」
などなど皆さん、大爆笑、大爆笑。

社長、トミヤは慌てて窓を開けて、煙りを外へ逃がしました、フゥ。
(店内にいた他のお客様、お騒がせいたしました。申し訳ありません)
予想外の演出もありましたが、無事に調理を終えて皆さんの元へ運ぶことができました。

見た目にも彩りも美しく、崩すのがもったいないくらいでした。こちらの料理も好評でした。
料理も中盤となり会話も弾んできたこの頃に次のお酒として「山田錦 純米大吟醸 浦霞」をテーブルへ注いで回りました。

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今回初めて参加された方から
「最初からこれを飲みたかったよ?」
という冗談も受けつつ、
「いや?、美味しいね。この『山田錦 純米大吟醸 浦霞』。うん、美味しい」
ありがとうございました。料理だけでなく、お酒も一緒に堪能して頂いて、とてもうれしいです。

揚げ物:「白魚のかき揚げ」「山うど・ふきのとう・たらの芽のてんぷら」
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揚げ物の食材は、今でなければ食べられないものばかりでした。
特にうれしかったのが普段食べることのない地元でとれた「白魚」のかき揚げでした。
揚げたてのホクホクしたところを頂き、「『春』を食べたぞ。よし」という気持ちにさせてくれました。

その後に続いた料理も、地元の食材にこだわり、春を感じさせる「旬材(旬の食材)」が続きました。 

寿 司:「細魚(木の芽)、赤貝(生姜)、鮪(七が宿わさび漬け)」
上 腕:「蛤・若布」
和菓子:「わらび餅」
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参加して頂いた皆さんの声を聞いてください!


*とてもおいしかったです。春を感じることができました。
*春をイメージした料理と蔵元のお酒、イメージが合っていたと思います。
*景色の良い場所でお酒を飲める悦びは最高
*同じお席の方々と楽しく、お酒、お料理を頂き楽しかったです。
*お料理の魚等はさることながら、それに付け合せてある山菜、若布、お野菜の色とりどりがきれいな所、すばらしかったと思います。これほど多種の素材をいただけて嬉しかったです。
*春の味を満喫いたしました。不満はおいしくてお酒をいただきすぎたこと!(最高)
*日本酒、料理それぞれおいしくいただくことができました。バランスがよく、また見た目にもこだわっていただき大満足です。


予定時間を少しオーバーしましたが、最高潮の盛り上がりをみせて終わらせることができました。参加して頂いた皆さん、本当にありがとうございました。

「春酣(はるたけなわ)」という言葉には、寒い冬を越して暖かい春になり、たくさんの花や木々が満を持して芽吹き、咲き始める時にしか感じられない自然の力強さのようなものが伝わってきます。「田里津庵」さんの料理からも「春酣(はるたけなわ)」、感じることができました。「田里津庵」さん、ありがとうございました。
また、「夏の集い」の開催に向けて頑張りたいと思います。ご期待ください。

第2回【冬の集い】を開催しました

こんにちは、企画課のトミヤです。
2006年も残すところ後数日となりました。不思議なことに「12月」に暦が移っただけで、なんとなくソワソワして「何かやり残したことは?」とか「あの人に会わないと!(飲まないと?)」とか考えたりします。みなさんはいかがですか。
年の瀬もおしせまる12月22日(冬至)「旬どき・うまいもの自慢会・みやぎ 第2回 冬の集い」には弊社社長を含め32名の参加者が集いました。

今回の食材は、宮城の冬の食材を代表する「牡蠣」です。「牡蠣」は生でも食べられる、焼いてもフライにしても美味しい。フランス料理、イタリア料理、中華料理の材料にも利用されていて、世界中で愛されている食材ですよね。
「牡蠣づくし」と「浦霞」を楽しむイベントが行われたのは、当蔵から車で10分ほどのところにある塩釜魚市場の入口にある?松木かき店 直営レストラン「塩釜亭」さんです。

松木かき店さんは、南三陸・金華山の海域のきれいな海で育つ牡蠣を仕入れています。
三陸・金華山沖は世界三大漁場のひとつであることは以前にお話をしましたが、牡蠣が養殖される海域湾内にも潮の流れが激しい外洋水が流れ込んで常に水がきれいな海域となっています。
牡蠣は、植物性プランクトンが豊富な海ほど成長が早く大粒に育ちます。三陸・金華山沖の養殖の海域は、北上川が注ぎこんでいます。北上側上流の森林に降った雨が雑木林の腐葉土に染みこみ、様々な養分が溶け出して川に流れ海に運びこまれます。こうした自然のサイクルがあり、海は栄養価の高い植物性プランクトンなど滋養に満ちた海域になります。このような大自然のサイクルの中で森の恵みを受けている食材のひとつが「牡蠣」です。
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イベントは19時からスタート。まずは最初に弊社社長がご挨拶を申し上げ、そして、松木かき店・松木社長からもご挨拶を頂きました(松木社長は、最近就任された若い社長さんです)。
松木社長からは、生食でも安全な牡蠣を流通させていることをアピールされていました。牡蠣の安全性については、宮城県漁連を始め松木かき店でも独自の安全対策をとっています(松木カキ店さんのホームページhttp://www.matsuki-kakiten.com/でも詳しく掲載されております。ご覧下さい)。
ノロウイルスは加熱すれば死滅しますが、消費者の不安をぬぐい去るためノロウイルスが検出された地点の養殖カキは、生食用はもちろん加熱用も出荷されないとのことでした。
宮城県の「牡蠣」は、全国2位の生産量を誇り生食での出荷は全国第1位です。それだけに風評被害はとても大きいものです。「生」で食べられる食材の出荷が多いということは、新鮮で美味しい証し。一番贅沢な自然の恩恵であると思います。
 
まずは、「にごり酒(白馬)」で乾杯です。このお酒は、ごく一部の限られた飲食店様向けにしか出荷されおらず、この季節にしか味わうことのできない商品です。
アルコール分は15度から16度と高くありませんが、若々しいフレシュな口当たりと甘さを感じさせる飲み口のいいお酒です。きりりと冷やしたお酒をグラスに注ぎ、皆さんで乾杯しました。
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前菜は「ぎばさ」と刺身(まぐろ、ほたて、鮭)です。「ぎばさ」は、学名で「アカモク」。ワカメやメカブと同様、褐藻類(ヒバマタ目ホンダワラ科)に属する海藻です。今回は少しポン酢で味付けされていますが、そのままでも美味しいそうです。海の幸をそのままと言う感じですが、つるつるネバネバが食欲をそそります。オクラとかを混ぜても美味しいですよ、きっと。
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期待の料理の1品目は、生牡蠣です。見て下さい。ぷっくりとした大ぶりの牡蠣がふたつ。そのまま頂いても自然な甘味があり美味しいのですが、これにレモンをキューと搾り頂きます。あるいは、塩釜亭特製のカクテルソース、エシャロット(ベルギーワインビネガーでつけ込みんだソース)、もみじおろしがありそれぞれ楽しむ事ができました。生牡蠣は、本日のメニューの中でも1番人気で美味しいという評判でした。
2品目。冬至と言えばかぼちゃということでかぼちゃのスープが出てきました。これも自然な甘さ。まさに今日にぴったりです。

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3品目。浜焼き。焼きたてのアツアツがひとりひとりに提供。
ここで本日ふたつ目のお酒が登場。弊社看板商品の「浦霞禅」です。「浦霞禅」の淡麗ですが、ほどよい旨味が活性化した焼き牡蠣によく合います。

4品目。牡蠣のグラタン。牡蠣のてんぷら。牡蠣サラダ。
 牡蠣のグラタン。牡蠣のてんぷら。牡蠣サラダ。牡蠣づくしです。
 牡蠣のてんぷらについては、生牡蠣の次に人気が高かった料理です。シェフから聞いた話では、牡蠣を水に浸して塩分を抜く作業を料理ごとに変えているそうです。お客様が口にした時に丁度良い味わいになるように塩分も計算されているとか。だから、牡蠣のてんぷらといっても何もつけなくてもそのままで美味しい。牡蠣サラダも牡蠣は牡蠣で味付けしてからサラダにのせているこだわりようです。そんな小さな気配りは、皆さんの感じたことがそのまま食べた感想に表れていました(後で感想の一部をご紹介いたします)。

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「山廃吟醸 浦霞」は、上燗(50度位)で提供しました。温かい料理に温かいお酒との組合せで楽しんで頂きました。「山廃吟醸 浦霞」は、お燗にするとややコクのあるバランスの良い旨味が口の中に広がり、常温で飲むよりも香りが開き、酸が柔らかく感じます。今回は、我々スタッフと社長がお燗番につきましたが、お燗も人気があって喜んでいただきました。

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ここで松木かき店の仕入を担当されている高橋マネージャーから三陸の牡蠣の美味しさの秘密や広島の牡蠣との違いなど、たくさんの事を話していただきました。参加された方からは質問も飛び交い、会話が弾みました。自信を持って良いものを作っていると言うその姿勢に触れて、ますます「牡蠣」が美味しくなるし、自分としても地元みやぎへの思いが一段と深くなりました。

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料理も終盤の5品目。三陸のわかめと牡蠣のしゃぶしゃぶです。しゃぶしゃぶに丁度よい小粒の牡蠣がツルンと口の中へ。その味わいは鯛で取られた薄味ですが、しっかりしていて牡蠣の美味しさと重なります。わかめは海の味覚そのものであり、一緒にお湯に通されたレタスはシャキシャキ感を保ちながらだし汁が浸みていて、さらに口の中で味わいを深くするアクセントになっていました。

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6品目。最後は、三陸のわかめと牡蠣のしゃぶしゃぶで残っただし汁を使って、おじやが作られました。たっぷりと牡蠣とだし汁のうま味が凝縮されたおじやは、何とも言えない味わいでした。

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最後にアンケートを記入いただき、その場で2名の方に「大吟醸 浦霞(720ml)」があたる抽選会をおこないました。そして、社長が持参したかわいい「おちょこ君(日本酒造組合中央会イメージキャラクター)」の携帯電話のストラップも追加で景品にして抽選会を続け、最後まで盛り上がりました。
松木かき店さんからは、もれなく参加者全員に前菜となった「ぎばさ」をお土産として頂きました。ありがとうございました。
参加された方の声をお伝えします。


 「美味な日本酒とカキの絶妙なコントラストに感激です」

 「うまい、おいしい、やみつきになった。旬の大切さを改めて感じた」

 「毎回おいしいお料理とそれに合うお酒で幸せな気持ちになることが出来ます」

 「普段味わうことの出来ないお酒を飲むことができて、とてもおいしく、そして、楽しい時間を
過ごすことができました」

 「カキを食べたかったのですぐに申込みました。カキづくしのお料理すべておいしかったです」

 「浦霞だけでなく、カキのお話が沢山うかがえたので楽しかったです」

 「普段味わえないお酒が飲める。かきの話が聞けた」

この声を聞いてひと安心しました。最後まで全部食べると、おひとり様13?14個の牡蠣を食べることになり「牡蠣はあきた?」と言われるかと思いましたが、皆さんにぺろりと食べて頂き、質・量ともに満足頂いたようです。
宮城を代表する冬の食材「牡蠣」。東北の豊かな自然が育んだ食材を是非皆さんも機会がございましたら、ご賞味ください。
来年も東奔西走県内を駆けめぐり旬の食材を紹介していきます。

第1回【秋の集い】を開催しました

今週始めには思わぬ大雨も降りましたが、秋らしい気持ちの良い季節になってきました。皆さん、いかがお過ごしですか。
こちら宮城では、郊外にぬけると山や川、田畑が秋の装いを始めています。蔵の中を歩いていると屋根と屋根の間から見えてくる空がとても青く高く、秋らしい気持ちのいい空気を感じます。
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「旬どき・うまいもの自慢会・みやぎ ?秋の集い?」が行われた9月23日(土)も同じように晴れた秋らしい空でした。「三陸の旬の素材を味わう」会場となったのは、何度もおじゃましている「翠松亭( http://www.suisyoutei.com/ )」さんです。味わうことになった食材は、まさしく三陸の海を大きな網ですくったようないろいろな魚が並びました。
 旬の魚の代名詞といえる一番美味しい時期を迎えた秋刀魚を始め、戻り鰹や鯖、鮭などです。この時期の鰹と鯖もよく脂がのっています。鮭もこれからが旬を迎えます。宮城県では、鮭の「はらこ」と身を使った「はらこめし(亘理町)」が有名で、仙台駅では人気駅弁のひとつです。三陸の旬の魚をその他の旬の食材と組合せて料理が提供されました。


 会は18時からスタートしました。まずは、社長の佐浦が「旬どき・うまいもの自慢会・みやぎ 秋の集い」開催にあたり趣旨説明を兼ねてご挨拶いたしました。そして、旬の酒「特別純米酒 ひやおろし浦霞」で乾杯です。
 
 「カンパーイ!」

社長の発声の後で、ほどよく冷えた「ひやおろし浦霞( /items/ )」が喉を潤した瞬間、ご出席頂いたお客様から「美味しいっ!」の一言。とってもうれしい瞬間でした。

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 「ひやおろし」は、冬に仕込んだお酒を春に火入れし、ひと夏を越えて、ほどよく熟成される秋に出荷されるお酒です。今年の「ひやおろし浦霞」も貯蔵を経てまろやかでふくらみが感じられる豊かな味わいに仕上がっています。

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  <当日のメニュー>
  ◇先付 秋鮭のあぶり親子和え
  ◇前菜 秋刀魚の薫製、石垣チーズ、丸十レモン煮、紅葉ゼリー、稲穂、酢獲り
  ◇中付 イカとオクラの酒盗和え
  ◇造り まぐろ、かつお、まぐろの白子
  ◇揚げ物 秋刀魚の香味春巻き、しし唐素揚げ 割梅醤油
  ◇焼き物 秋茄子と穴子の博多焼、たたみ鰯の煎餅、紅白はじかみ
  ◇温物  海老水餃子・帆立だし汁
  ◇酢の物 〆鯖りんご酢味噌仕立て
  ◇食事  焼きおにぎり茶漬け
  ◇水菓子 利府梨


「秋鮭のあぶり親子和え」と「秋刀魚の薫製とチーズ」の人気は特に高く、「ひやおろし」にも合うという評判でした。
 
  「鮭ときのこのハーモニーが良かった!」
  「料理は先付け秋鮭のあぶり親子和えが良かったです!!」

などのお客様の感想を頂きました。

以前にもブログでご紹介させて頂いた、新鮮でなければ食べられない「まぐろの白子」は、始めて食べた方はその食感に感動されていたようです。
 

 次に登場したお酒「木桶仕込み山廃純米酒 浦霞 貳百八拾號 ( /items/2014/07/post.html )」は、湯煎で温めたお燗(上燗 45度から50度)で提供いたしました。お酒が注がれたお猪口を口にした瞬間ほのかな木桶の香りがやさしく包み込むような感じになります。そして、口に含んだ味わいは、酸味と旨味が際だちながらもバランスよく調和されていることがわかります。

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 会の途中には、製造部長の平野杜氏から50年ぶりの復活となった木桶で造るお酒の難しさや当時の様子などを語ってもらいました。
 木桶を殺菌するため、下駄をはいて桶の内側に熱湯をかけて殺菌する様子などの話に スタッフの私も仕事を忘れて聞き入ってしまいました。関心は深まり質問が飛び交うなど多いに盛り上がりました。
弊社にて木桶による酒造りをただひとり知る平野杜氏が語る50年前の蔵の様子は、酌み交わすお酒をさらに味わい深いものにしたようでした。

 3番目のお酒として登場したのは毎年10月中旬に販売する「山田錦純米大吟醸 浦霞 (/items/2014/07/post-32.html ) 」。出荷に先立ち皆様に味わって頂きました。
このお酒はアンケートでも高い評価を「頂きました。「山田錦純米大吟醸 浦霞」の味わいと香りを食事も終盤に差し掛かった頃にじっくりと楽しんで頂きました。

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参加された方の"悦びの声"を一部紹介いたします。

 「すっかり気持ちよくほろ酔いになり、楽しく過ごさせていただきました。旬の食材とお酒の相性に興味 を持ち、ワクワクして参加いたしました。山田錦純米大吟醸おいしすぎます」
 
 「おいしいお酒とおいしい料理がマッチして最高の一夜。生きていて良かったと実感した至福の1日です」 
 「期待していたが、期待どおりでした!!」
 「おいしいものを食べるのが大好きですが、おいしいお酒がプラスされることの相乗効果がでるのだぁと思った」

など、会場の都合のより今回は20名のお客様が精一杯でこれ以上の大勢の方にご参加頂けなかった事はとても残念でしたが、最初から欲張ってはいけませんね。参加されたみなさんにはとても満足いただき、大きな手応えを感じました。

今回は、参加された皆さんの「旬」に対する関心の高さにとても感銘をうけました。改めて「旬どき?」の活動を広めていく意義を強く感じたし、もっともっと「旬」を身近に感じてお届けできるようなレポートをしていこう!と心に誓いました。

 そして、皆様からの情報もお待ちしております。「おらほの自慢の食材」をこっそり教えてください。よろしくお願い致します。今後も乞うご期待です!