旬どき うまいもの自慢会 みやぎ

第6回【冬の集い】を開催しました

皆さん、こんにちは。企画課のトミヤです。
「旬どき・うまいもの自慢会・みやぎ」ー冬の集いーが12月22日に開催されました。
開催地は、宮島(広島)・天の橋立(京都)と並ぶ日本三景のひとつであり、特別名勝に指定されている松島です。
松島は、その素晴らしい景観とともに国宝に指定されている瑞巌寺や五大堂などが有名で知られています。今回は、その五大堂を間近に望むことができる「牡蠣庵(かきあん) (松島町字町内112 電話022-354-4016)」でおこなわれました。

当日は12時からイベント開始です。準備のために早めに「牡蠣庵」へ向かいます。本社蔵のある塩釜から松島へ国道45号線を東へ、入り江や海岸沿いの道のりを走ります。

「晴れて良かった!」

天気は上々。
入り江や小島が浮かぶ穏やかな海が太陽の光をうけてキラキラと水面を揺らす景色を到着するまでの間に楽しむことができました。

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「牡蠣庵」は松島の観光名所が集まる目抜き通りにあるため、1階入口前はたくさんの人が行き交います。でも、会場は3階で人々の喧噪をよそに松島の景観を静かに楽しむことができます(この眺望も会場選定の決め手のひとつでした!)。
「牡蠣庵」さんは、1階の入口にも「牡蠣庵」と書かれた看板があるだけで、一見わかりにくいためスタッフがお出迎えさせて頂きました。

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イベントは、予定通り12時にスタートしました。
始めに弊社の佐浦社長が挨拶した後、「牡蠣庵」を経営されている松島蒲鉾本舗 の朱取締役からご挨拶を頂きます。

「牡蠣庵」は、牡蠣の本場である宮城で牡蠣づくしの料理を堪能して頂きたいという思いから『最も美味しい旬の時期だけにこだわり暖簾をかけるお店』として4年前にオープンしたということでした。「期間限定(12月1日から2月末迄:予約制)で訪れるお客様をもてなす」一期一会の精神で、始まる前から期待も高まります!

乾杯酒は「大吟醸 浦霞 」です。「大吟醸 浦霞」は、2007年の秋に実施された「第25回 全国酒類コンクール」の吟醸・大吟醸部門において、専門委員による審査結果と一般公開ティステイング投票結果集計でともに第一位となったお酒です。新聞等に掲載された事がさらに評判を呼び品薄状態になってしまいました。
乾杯の挨拶は、今日のイベントに最初に来場された方にお願いをして、声高らかに乾杯の発声をして頂きスタートしました。

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先付け:ほたての薫製、鮪のカルパッチョ、クリームチーズ

先付けは、洋風でした。皆さん乾杯の大吟醸酒と合わせて舌鼓を打ちます。ほたての薫製は小さくて一口サイズでしたが、ほたての味わいがしっかり凝縮されていました。クリームチーズも牡蠣のエキスに生クリームを加えた特製で、どれも食事の始まりとしては最高でお酒も進む美味しい組合せでした。

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二品目:牡蠣の産地食べ比べ(宮城県/奧松島産、気仙沼産 岩手県/大槌産)
お  酒:純米吟醸酒「 浦霞禅

この日の料理の中でダントツの一番人気でした。三つの産地の牡蠣がとれたてを食べられるなんて、牡蠣好きには嬉しくて楽しい盛り合わせです。器も大きくて豪華さがあります。
入荷先の状況で産地が変わるという事ですが、今回は奧松島産・気仙沼産・大槌産(松島からリアス式海岸をそのまま150km近く北東の岩手県沿岸部ほぼ中央の位置)でした。
この三つの産地に共通して言えることは、沖合い(宮城県北部から岩手県)が世界の三大漁場と言われるほど海の幸の宝庫だということ。プランクトンが豊富で流れも早く、牡蠣が育つ沿岸部は水がきれいに保たれます。そして、山からは豊富な栄養分を含んだ水が川を流れ海に注ぎ込まれています。
恵まれ環境で育まれた「牡蠣」は、海と山の自然の恩恵をうけた東北を代表する食材のひとつです。

「牡蠣庵」さんから

「レモンはお好みで!そのまま『生』でも美味しいです。産地が違うことで微妙に味わいが違います。皆さんの舌で感じ取ってください」

との説明がありました。

どれも乳白色で味にはそれぞれ微妙ですが、特徴がありました。大槌産は少し小ぶりでしたが、気仙沼産、奧松島産はそれよりも大きく、ふっくらとしていました。
牡蠣が口の中に入るとツルンとした感じで舌にのってきて、みずみずしい自然な海の塩気が口の中に広がります。

地元びいきもあるかも知れませんが、佐浦社長は

「やはり奧松島産が旨味もあって、ミルキーな感じで一番おいしい!」

と言っていました。

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ほどよい香りとまろやかな味わいのバランスのとれた浦霞禅との相性がばっちりです。
今日のイベントに合わせて、松島でしか販売されていない墨絵で描かれた瑞巌寺のオリジナルラベルの浦霞禅を提供いたしました。

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三品目:牡蠣の海水焼、かまぼこ
お  酒:にごり酒

三品目は、獲れたての牡蠣を炭火で焼きました。牡蠣がバチバチ音を立てて焼き上がっていきます。炭火で火が通った牡蠣に醤油を少し香りづけ程度にたらすと香りがふわりと広がります。磯の香りと醤油の香り・・・。これだけでもお酒飲めちゃう、と思えたくらいでした。

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お酒は、イベント前日に搾ったばかりの「にごり酒」です。ごく一部の限られた飲食店様向けにしか出荷されていません。この季節にしか味わうことのできない季節限定酒でした。アルコール分は15度から16度と高くありませんが、若々しいフレッシュな口当たりと甘さを感じさせる飲み口のいいお酒です。
焼き牡蠣の本来の旨味と少量の醤油の風味がにごり酒とバランスよく合っていました。にごり酒は昨年の「冬の集い」に続き提供されましたが、今回も大好評でした。

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このにごり酒を少したらすと甘くなるということで実践してみると・・・。
不思議です!ほのかな日本酒の香りが立ちこめ牡蠣の旨味が増した感じがしました。

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串にさされた蒲鉾も炭火で焼きます。これもなかなかうまく焼けなくて、楽しそうでした。

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最初は静かに始まったイベントも中盤に入ると、皆さんでうち解けてあちこちで盛り上がっていきます。気分が盛り上がったところでは、参加者のおひとりが「大漁唄いこみ」を歌い始めてみんなが手拍子するという光景もみられるほど盛り上がっていきました。

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四品目:牡蠣フライ

サクサクした衣の内側は、アツアツで牡蠣の美味しさが凝縮されていました。そして、特製マスタード・タルタルソース、特製トマトソースで頂きました。
トマトソースも少しピリ辛ですがタマネギの甘さが加わっていて、ただ辛いだけじゃない。美味しい。2つのソースは、どちらも牡蠣の美味しさを活かすソースであること・・・。ほんとにおすすめです。
サラダにも特製ごまドレッシングがつきました。こちらもサニーレタスの苦味がごまソースと合わさり口の中をさっぱりさせてくれました。
        
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五品目:牡蠣プリン    

一見「茶碗蒸し」ですが、食べてみると「プリン」と命名した理由がわかりました。「牡蠣プリン」は、確かに甘いです。でも、この甘さは野菜からくる甘さ!そう、玉葱をじっくり炒めて甘さを引出しているのです。その工程を朱取締役に教えて頂きました。
玉ねぎのみじん切りを薄いあめ色になるまでじっくり炒め、牡蠣の剥き身と一緒に卵や生クリーム・塩・こしょうなどを加えてひとつにして蒸し上げます。
こうして「書く」と簡単ですが手間と時間をかけてできる料理は、特に女性には大変好評でした。
使用された素材がそれぞれ繊細に口の中で広がり味合うことのできるこの感じは、他では味合うことができない逸品でした。
    
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六品目:かき鍋
お  酒:純米辛口浦霞

純米辛口浦霞は、お燗でお楽しみ頂きました。常温を希望される方は常温で・・・。
会場は、牡蠣焼きや鍋の湯気と参加の皆様の熱気で暑くなりました。
会場が暑すぎてお燗のリピートの注文が少なかったのですが、逆に「冷や」で持ってきてという注文もありました。
テーブルによっては「お燗」したものと「常温」の違いをお楽しみ頂けたようで良かったです。

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七品目:牡蠣ご飯

ここまでくれば、とても満足してお腹もいっぱい・・・。でも、七品目が残っていました。
「食べられるかなぁ」という不安も必要ありませんでした。「牡蠣庵」さんは、なんと!特別に牡蠣ご飯をおにぎりにして、持ち帰り用に包んで提供してくれました。
なんという心くばりでしょう!びっくりしてしまいました。
炊き込みご飯は、牡蠣の粒がひとつ食べやすいサイズで入っていました。


最後にアンケートを記入いただき、乾杯の時に飲んで頂いた「大吟醸 浦霞(720ml)」があたる抽選会をおこないました。そして、松かま本舗さんからも「抽選会にどうぞ」と景品を用意して頂き、大変な盛り上がりでした。

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さらに、社長が持参した「おちょこ君(日本酒造組合中央会イメージキャラクター)」のかわいい携帯電話のストラップも追加され、サプライズが最後まで続いて盛り上がりました。

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最後に参加された方の悦びの声をご紹介いたします!

    ・満足です。牡蠣の旨味が日本酒とあっている。日本酒にうまくマッチして美味しかった。
    ・酒席から松島湾の風光明媚を満喫できて感無量です。
    ・全てOK。心づくしの感じられる会でした。 
    ・美味しかった。牡蠣GOOD!           
    ・日本酒はもとより牡蠣料理を含めて、とても良かった!
    
今回は、「牡蠣庵」の皆様が「旬どき」の主旨に共感してくれて、特別なメニューとしてご協力頂きました。そして、経営先である「松島蒲鉾本舗」さんからは、参加者全員にもれなく蒲鉾がお土産として用意されました。
心づくしのおもてなしと様々な気配りに感謝します。いろいろと勉強させて頂きました。ありがとうございました。

 冬になると引きこもりがちになり易いですが、身体を暖かくして皆さんも地元の名勝と旬を求めて「牡蠣庵」の暖簾をくぐってみてはいかがでしょうか。きっと雪が降っても「牡蠣庵」からのぞむ松島の景色は素晴らしく、温まる食事とおもてなしでホカホカになって帰ることができます。是非、お勧めします!(予約を忘れずに・・・)。

来年も宮城の旬を求めていきたいと思います。それでは。企画課のトミヤでした。
ブログの感想やお勧めの食材の情報があればご紹介ください。お待ちしております。
来年も頑張りますね。皆様も良い年をお過ごし下さい。

第5回【秋の集い】を開催しました

こんにちは、企画課のトミヤです。
2年目を迎えた「旬どき・うまいもの自慢会・みやぎ 秋の集い」が9月22日(土)に開催されました。

社長の佐浦から
「今度の『旬どき?秋の集い』は、秋刀魚を炭で焼いてジュウジュウしているところに、『ひやおろし浦霞』をあわせたいよね。」

と話があり、そのたびにトミヤは

「社長、申し訳ありません。何十人分も焼いて提供できるところなんてありません。無理です!」

という会話のやり取りがありました。
昨年も探しましたが、焼いてお客様にタイミングよく提供することはお店にとっては大変です。
「そんな大変なことを、やってくれるお店があるのかなぁ」というところから、会場探しが始まりました。

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しかしながら、この条件を嬉しくも満たしてくれたのが手料理「きくち」でした。
手料理「きくち」は、眼下に塩釜の街並みや港を見おろすことができる高台にあります。そして、広い庭からは、近くの島から奥松島の島々や外洋である太平洋まで見える素晴らしい景色が臨めます。
今回は、無理を言ってこの素晴らしい庭を利用して、旬である「秋刀魚」を野外で焼いての秋空の下、日本酒の季節到来をつげるお酒「ひやおろし浦霞」を一緒に味わう企画が実現しました。

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会場セッテイングとは別に1時間前の炭の火おこしから始まったところが、いつもと違ったイベント当日でした。この日は、晴天に恵まれ、庭の芝生でも陽射しの照り返しの強さを感じるほどの夏の暑さでした。
 会場となった建物は、自宅を改築した木造建築の落ち着きのある雰囲気です。着席しても大きな窓からは、素晴らしい風景を眺めることができました。

定刻を迎え、イベントがスタートしました。最初に、いつも通り社長が開催の挨拶をさせて頂き、乾杯してから始まります。
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乾杯のお酒は、「純米吟醸酒浦霞禅」です。
 「付だし」 焼き茄子と雲丹、車エビ、うまだしゼリーがけ

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「八寸」  自家製 いかの塩辛、春菊と粟麩の白和え

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自家製のいかの塩辛は、来客される人数に合わせて数日前に必要分だけ作り込む手料理「きくち」のこだわりの一品です。塩分を控えめにしてフレッシュな味わいに仕上げています。
もう一品は、季節感を取り入れた「春菊」の彩りと、生麩より舌触りがあり、食感を楽しめる「粟」の麩を使った白和えです。そして、甘くて香りの高い「仙台ちゃ豆」が添えてありました。

手料理「きくち」の料理人 菊池さんは、修行されてきた京料理が基本となり、見た目にも美しく、豊富な宮城の食材を利用して、美味しい料理をつくることに心掛けているそうです。なるほど、飾りつけなどにもこだわり、とても繊細できれいです。

「八寸」にあわせて「山田錦純米大吟醸古酒 浦霞 15BY」を提供しました。
「山田錦純米大吟醸古酒 浦霞」は、豊潤な香りと口中に湧き立つような旨味が感じられる、味に張りと勢いを感じさせる味わいの3年半ほど熟成させられた古酒です。今回は、本年末に出荷予定のものを、市販前に味わって頂きました。


「炊き合わせ」 里芋のおまんじゅう、気仙沼産フカヒレあんかけ

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宮城を代表する有名な食材「フカヒレ」のあんかけがのった、里芋のおまんじゅうです。

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 イベントも中盤に差し掛かり、そろそろ「秋刀魚(帆立も焼きました!)」の登場の時間帯となってきました。その間、炭の火の状態が気になり何度も設置した焼き台へ確認しに伺います。焼き台では営業のサカニシさんが、よく似合う麦わら帽子をかぶり暑さと戦いながら火の番をしてました。

 トミヤ  「サカニシさん、大丈夫?!」
 サカニシ「暑いですね?。えぇ、バッチリです」

炭火はサカニシさんの活躍で良い具合に仕上がっています。そして、「秋刀魚」「帆立」を焼く準備を調えてから、皆様を外へご案内します。太陽の陽射しを避けるため、用意していたテントの下で冷えた「ひやおろし浦霞」を提供しました。まずは、良く冷えた「ひやおろし浦霞」をひとくち飲んでもらいます!


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暑さを忘れさせます。「帆立」や「秋刀魚」が焼き上がるまでは、眺望を楽しみながら楽しんでいただきました。

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最初に「帆立」が焼き上がり食べて頂いている間に「秋刀魚」を焼きます。「秋刀魚」は、モクモクと勢いよく煙を出しながらジュウジュウ焼かれていました。
菊池さん曰く、「炭で焼くと遠赤外線の効果があり、炭で焼いた香ばしい香りもあり、一番美味しい焼き方」とのことでした。
アンケート結果でも気に入った料理は、ほとんどの方が「秋刀魚」でした。

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 焼き上がった秋刀魚を広い庭に用意したテントの下で、庭の一番前で青い空の下で、皆さん召し上がっていただきました。

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アツアツの脂ののった「秋刀魚」の身をほぐして、スダチと大根おろし醤油でいただきます。
ほど良く熟成された、まろやかでふくらみがある「ひやおろし浦霞」は抜群の相性であったようです。
充分に野外での食事を楽しんで頂いた後、屋内へ戻っていただきました。

次にお造りです。
お造りは、塩釜産のメバチマグロの刺身です。

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これに合わせたお酒は、「山廃純米大吟醸 浦霞ひらの」です。
このお酒は、浦霞の製造部長である平野杜氏の名前を冠した限定商品です。伝統的な山廃酒母を使用した昔ながらの製法と平野流の酒造りの技の結晶ともいえる商品で、その味わいは、果実のような芳しい香りとしっかりとした酸味、ほど良いコクと米の旨味が特長です。

トロと赤身の間にある鮪を選んだ、といわれる脂ののった身に負けないで調和する「山廃純米大吟醸 浦霞ひらの」は、皆様から美味しい組合せのひとつとして、喜んで頂きました。

秋鮭と菊花ご飯のおむすび、香の物

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最後は、宮城の名物「はらこ飯」をおにぎり仕立てで召し上がって頂きました。

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最後に、アンケートにご協力頂きながら、食後酒として純米原酒でつけた梅酒「http://www\.urakasumi\.com/hpa/sh_ume_kodawari\.html」を飲んで頂きました。
「浦霞の梅酒」は、この夏に販売にした新商品です。
日本酒の柔らかな旨味と梅酒のさわやかさが組み合わさった梅酒をゆっくりと安らぎながら味わっていただきました。


アンケートの結果の一部をご紹介します。

・お庭でのお料理とお酒が素晴らしかった!
・とても美味しい料理とお酒。あまり日本酒を飲めない私ですが、とても美味しく頂きました。
・景色も良く、建物も趣があったので良かった。
・野外での秋刀魚、帆立は旨かった!

皆様に満足頂けた様子でホッとしました。
今回は、野外での企画もあり心配した天候も杞憂に終わり、よく晴れてくれました。イベント日の前に「てるてる坊主」を吊したのが良かったのかもしれません。

イベントが終了する頃には曇り空となり小雨がパラパラと降ってきましたが、これにも「天候の変化で景色が変わっていくのを見ることができて楽しいよね」との感想も頂きました。
今回は、ロケーションも良く美味しい料理とお酒の組合せで満足頂けたと思います。
 また、「冬の集い」の開催に向けて頑張りたいと思います。ご期待下さい。

第4回【夏の集い】を開催しました

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こんにちは、企画課のトミヤです。
4回目となる「旬どき・うまいもの自慢会・みやぎ」?夏の集い?が仙台老舗の懐石料亭「東洋館」で開催されました。

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 「東洋館」は、仙台に残る数少ない懐石料亭です。創業から100年となる建物も当時のままの姿で趣があり、杜の都・仙台の街並みを見下ろせる丘陵地帯にあり、眼下には広瀬川が流れる素晴らしい眺めのところにあります。
'高級料亭'として知られていて「一度は食事をしてみたいところだったけど、敷居が高い感じがして行く機会がなかった」「一度来たかったんだよ?」と期待を膨らませる声がチラホラと開催前から聞こえていました。参加人数は40名の募集を越えて47名となりました。

開催当日は、夏至の翌日となる6月23日(土)の12時よりスタートしました。6月21日より梅雨入りした仙台でしたが、この日は快晴となりました。
今回は早く来た方が開宴までゆっくりと待機して頂く待合室を用意させて頂きました。玄関から続く畳敷きの廊下を歩いて通された待合室には、生け花や掛け軸(誰もが知っている400年前の武将の直筆の手紙)がそれとなく飾ってありましたが、どうやら調度品であることも伺い、後でびっくりです。

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皆さんが揃ったところで待合室から会場へご案内。着席頂いたところで開宴です!

始めに社長の佐浦がご挨拶。

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次に「東洋館」の千田社長からもご挨拶頂きました。
 「旬のみやぎの素材を吟味して、浦霞のお酒に合うように献立を考えました。東洋館の料理と浦霞のお酒のコラボレーションをお楽しみください」
千田社長のコメントに期待も一気に膨らみます! 

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続いて乾杯の挨拶ですが、今回は今日のイベントに一番乗りして頂いた方へお願いしました(○十年前に披露宴をここで挙げたなどのエピソードも話をして頂きました。ありがとうございました)。

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乾杯のお酒は、今年度最後に仕込んだ、宮城県産ササニシキ100%を使用した特別純米酒の生酒でこの日のための特別なお酒です。
ほど良く冷えた生酒特有のフレッシュな香りとお米の旨味が感じられる味わいにひと息つき、歓声。「美味しいね?」の声にひと安心です。

ここからは、みやぎ各地の旬の材料を吟味して集めた料理と旬のお酒をじっくりと堪能して頂きました。献立には書いていなかった料理長さんの各々のタイトルも一緒にご紹介します。


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先付 「初夏の香り」・・・雲丹、栄螺(さざえ)、蛤、鮑 
三陸から運ばれてきた「雲丹」「栄螺」「蛤」「鮑」といった初夏を感じさせる食材を一品にして提供。個性のある素材をうまく合わせた味わいは、まさに海の香りそのものです。

前菜 「宮城の薫風」・・・鮑柔煮、海老新生姜巻、炙りほや、鰻寿司、
青端湯葉、あまえくぼ塩蒸し
三陸や閖上といった宮城の浜から取り寄せた「鮑」「ほや」「海老」。「ほや」はまさに宮城を代表する食材。アンケートでも人気が高かったのが「ほや」でした。
炙った「ほや」はくさみがなくなり、自然の旨味が感じられ生酒にもぴったりとの感想でした。
「あまえくぼ」は、宮城県でしかつくられていない「そらまめ」ですが、鮮やかな緑色をしていてくせがありません。シンプルに塩蒸しで頂きました。
?海のもの、山のもの?素材の味を楽しめた前菜です。

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吸椀 「仙北名物」・・・ふかひれ 蕗 ササニシキ麺 
宮城県気仙沼の「ふかひれ」は、中国の高級食材として輸出もされている宮城県でも有数の特産品です。ささにしきで作られた麺も米どころ宮城らしい素材ですね。

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造り 「海の便り」・・・鮪、鮎魚女(あいなめ)、帆立貝
これは近海で獲れた「鮎魚女」や塩釜の「鮪」、女川の「帆立貝」など新鮮な彩りが目をひきます。

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お造りがすべての方に配膳されたところで果実のような気品ある吟香とやわらかながら落ち着いた味わいの「大吟醸 浦霞」を提供。そして、ここで料理もお酒の配膳も一時中止です。
そして、社長の佐浦より一言。
 「東洋館さんからの景観や建物、美味しい料理と旬のお酒がありますが、何かが足らないと感じていました。そこで、この舞台を利用して仙台の芸妓さんに踊りを披露してもらうことにしました」

「おぉぉ?」という、どよめきと共に大きな拍手がわき起こりました。

「大吟醸 浦霞」の提供のタイミングは「これから始まる芸妓さんの舞台の鑑賞をしながらお酒もゆったりとした心持ちで堪能してもらいたい」そんな思いからでした。

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踊りは「さんさ時雨」から始まり、仙台にゆかりのある「荒城の月」と5曲を東洋館の歴史と雰囲気のある舞台で演じられました。最後は、拍手喝采でした。
舞台終了後、披露してくれた富丸さん、富弥さん、佳子さんがイベントに参加した皆さんにご挨拶も兼ねて各テーブルをまわり会話を楽しみ、さらにイベントを盛り上げてくれました。

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キリッとした感じで身の振舞いも踊りも素敵な仙台の芸妓さんですが、今では6人まで減ってしまったそうです。「百万都市の仙台から消えてなくなるは恥」ということで復興に力を入れているそうです(みんなで応援しましょう)。

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踊りの余韻が冷めないうちに次の料理となりました。ここで3番目のお酒「浦霞禅」が皆さんのお膳に運ばれました。

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○焼き物「恵み」・・・鱸、淡竹、唐辛子
「鱸」も「淡竹」も「唐辛子」も海や山の自然の「恵み」であるところからつけられたネーミングです。

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○煮物「仙台平野の力」・・・宮城白目大豆、長茄子南京、えんどう豆、新牛蒡。
「宮城白目大豆」は、古くから宮城県内で作られている宮城を代表する品種です。

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○揚げ物「仙南名物」・・・北寄貝ずんだ揚げ、あすぱら、温麺(うーめん)
以前の「旬どき」でもご紹介した亘理の「北寄貝」。そして、江戸時代から作られている「温麺」は、白石を代表する食材です。

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○酢物「深山嵐」・・・つるむらさき、椎茸、仙台味噌ドレッシング
「つるむらさき」はほうれん草を凌ぐビタミンが豊富で宮城県の夏野菜としては全国でも出荷量が多いんですって。

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○食事・・・穴子ご飯、仙台味噌椀
そして、夏と言えば「穴子(松島湾)」。

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○水物・・・青煮梅 とまと
デザートです。「梅」と「とまと」。まさに「旬」で夏を感じさせてくれる素材で締めくくりとなりました。

今回は、気づけば3時間を越えるこれまでにない長い時間のイベントになりましたが、不思議なくらい短く感じられました。終盤に近づくほど盛り上がり、どこのテーブルの皆さんも会話を楽しみ、料理を楽しみ、お酒を楽しんでいる様子を伺うことができました。

「今日は、お酒も料理も踊りも良かった。日本を感じたよ」
お酒を注いで回っているときに聞かされて、本当にうれしくなりました。

イベントを終えた感想の一部をご紹介します。

「仙台・宮城の郷土料理や、新たな宮城の特産品を活かした料理との組合せで浦霞をいただき、大変満足しております」

「特別純米生酒 浦霞?食中酒にもデザートにも美味しくいただきました。もちろん浦霞禅!お料理すべてに有っていました!とりあわせ、季節感+地元感良かったです。思いがけない踊りの登場に感謝!ここにも地元感あり、でした。日本に感謝。私達って本当に恵まれていますね・・・日本人でよかった!」

「旬どきは季節感もあり、日本人として大変幸せです。素晴らしいと思います」

「非常に満足させていただきました。この会の雰囲気、進行、余興とても楽しめました。お料理も大変美味しかったし芸妓さんたちの舞もすばらしかったです」
 

人が感動する場に立ち会えた、という幸せの瞬間でした。
「みやぎにある『旬』をこれからもっと力を入れて伝えていきたい」と感じた今回の「旬どき」でした。また、?秋の集い?に向けて企画を考えていきますのでご期待ください。

第3回【春の集い】を開催しました

こんにちは、企画課のトミヤです。
さて、今回の「旬どき・うまいもの自慢会・みやぎ ?第3回 春の集い?」は、会席料理「田里津庵」さんでの開催です。
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「田里津庵」さんは、弊社本社蔵のある塩釜から日本三景・松島へ向かう途中にある浜田湾の側の松林に囲まれた岬の先端に近いところにあります。
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玄関から入るとすぐに囲炉裏があり、くつろげる待合室があります。昔ながらの造りの建物らしく天井が高く、見上げると米俵が飾られていたり、「定年退職」と書かれた札が貼られた動いていない古い時計が飾られていて、雰囲気たっぷりです。玄関から廊下、各部屋にわたるまでのすべてが畳で落ち着きがあります。
 会場となった部屋からは、眺望が素晴らしく海を見渡すことが出来ます。大きなガラスを通して、春の暖かい日差しが入ってきます。これから参加される限定20名の皆さんに喜んでもらえるとうれしいです。


「田里津庵」の屋号は「ふるさとの美味しい米(田)、健やかな野の野菜・山の山菜(里)、津々浦々のとれたて魚介(津)、などを十里四方から取り寄せ、地元の食材にこだわる事からつけた」と聞きました。「旬どき?」にぴったりで今日の料理にも期待が膨らみます。


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さぁ、開催にあたり社長の佐浦からご挨拶。
そして、乾杯のお酒は、今がまさに「旬」の純米吟醸生酒「浦霞 春酣(はるたけなわ)」でした。生酒のフレッシュで果実のような香りとお米の旨味を感じる、お酒の名前もそのままに春にぴったりのお酒です。

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 「乾杯!」
「美味しい!」
ラベルを見て
「名前もいい?。今日にぴったり!!」の声。
ありがとうございます!このお酒の名前「はるたけなわ」も今日の演出のひとつですから。

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ここからは、「田里津庵」さんの「旬」を捉えた、ひとつひとつの料理をじっくりと堪能してもらいます。

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小鉢:「手造り胡麻豆腐」

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手造り胡麻豆腐は食事の始まりにはふさわしい最高の一品でした。最初に胡麻豆腐だけを食べてみました。モチモチした食感と胡麻の風味が食欲をそそります。さらに胡麻豆腐とウニ、わさびを一緒に食べるとそれぞれが邪魔することなく、引き立たせます。

前菜:「蕗の生ハム巻き」「鯛と筍の竹巻き」「うるいとどんこの肝和え」
「甘海老酒盗クリーム」「のし梅のう巻き」
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次は前菜。この日の料理の中でも評判が高かったひとつです。
参加された千葉様へ空いたグラスにお酒を注いだときには、

「今日は、ほんとに素晴らしい料理にお酒、最高です」

と言葉をかけてもらいました。ありがとうございます。
千葉様が絶賛されていた前菜のひとつが「蕗(ふき)の生ハム」でした。
トミヤも同感でした!美味しかったです。蕗と生ハムの組合せ、まさに目から鱗でした。
蕗(ふき)に生ハムを巻いているのですが、これが美味しかった。蕗(ふき)は素朴な味付けで生ハムの塩加減が丁度良く合わさっての一品。

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「甘海老の酒盗クリーム」は、普通に食べれば塩辛い酒盗にクリームを混ぜることで味をマイルドにして、海老の上にかかっていました。海老と一緒に食べると、生海老の甘味とうまく合い、これも絶品でした。
美味しい料理を食べて、皆さんの純米吟醸酒生酒「浦霞 春酣」を飲むペースも上がってきました。

お造り:「鯛・鰊・ふぐ焼〆・こごみ、よりうど・人参・棒長芋」
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この「お造り」を見てください!
目の前にきた時には、思わずその飾り付けを楽しむために一度箸を置きました。
右から「鰊」「ふぐ」「鯛」が並びます。
「磨き鰊」とか、焼いた鰊は食べたことはありますが、「鰊の刺身」は初めて頂きました。
鰊の上には棒長芋が添えてあり、これも一緒に口にいれると「旬」を迎えた秋刀魚よりも脂がのった感じで旨味があり、甘味を感じました。「美味しい!」のひとことでした。

お酒は、「純米吟醸酒 浦霞 春酣」に追加して、次のお酒の「純米酒 浦霞」を皆さんへ注いで回りました。
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煮物:「春鱒の豆乳しゃぶしゃぶ」「生若布・黄ニラ・浜防風・豆腐・木の芽」
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煮物として、登場としたのが「春鱒の豆乳しゃぶしゃぶ」。
切り身にされた「春鱒」を煮立った豆乳に軽く、くぐらせて用意されていた胡麻だれにつけます。この味わいは「春鱒」の身がもっている味を損なわず、つけだれの胡麻の風味とも合っていました。
「春鱒」と聞いて、ピンときませんでした。菅野料理長から「今の時期には天然物の新鮮な春鱒が石巻湾でとれる」と聞いて、まだまだ宮城県には自分が知らない食材があるなぁ、と思いました。楽しい発見はこれからも続きそうです。

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演出:「桜鯛とさくら福の白子包み焼き」「のびる・筍・浜防風」
 配られたお品書きに演出とありました。これは、鯛と福の白子を包んで目の前で焼いて、参加された方に雰囲気を楽しんでもらい出来たてを席にとどけるという、菅野料理長の計らいで実現した実演調理です。本来であれば、調理場で忙しいはずなのに・・・。多大なご協力に感謝いたします。

実演を始める前に菅野料理長からご挨拶。

「『純米吟醸酒生酒 浦霞 春酣』に合わせて、お酒のじゃまをしない料理を考えました。また、地物で獲れる食材で春らしさを盛り込みました」

菅野料理長、ありがとうございます。料理長の言葉をそのまま実感しております。
料理長の説明は続きます。

「『ふぐ』というと山口県下関が有名ですが、宮城でも春の彼岸の頃になると産卵のためにその名の通り「ヒガンフグ」が接岸します。この「ヒガンフグ」の雄の白子を鯛に包み焼きます。口の中で白子がとろっとする感じをお楽しみください。ふぐの身はお造りで召し上がって頂きました」
へぇ?、なるほど。宮城でも地物のふぐが食べられるなんて・・・。びっくりです。
話が終わり、実演開始。


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しばらくすると、香ばしい香りと共に部屋中に煙がモクモク。
社長の佐浦が"ちょっと煙いですネ"と言いながら、ガラス戸を開けようとしたその時、

「ジリリリリッ」

ハプニング発生!火災報知器のベルが、鳴っちゃいました。

「ワハハハハ、ベルが鳴らないものかぁ、と思ったんだぁ」
「正常に火災報知器が作動するってことは、このお店は安全だっていう証拠だよ?」
などなど皆さん、大爆笑、大爆笑。

社長、トミヤは慌てて窓を開けて、煙りを外へ逃がしました、フゥ。
(店内にいた他のお客様、お騒がせいたしました。申し訳ありません)
予想外の演出もありましたが、無事に調理を終えて皆さんの元へ運ぶことができました。

見た目にも彩りも美しく、崩すのがもったいないくらいでした。こちらの料理も好評でした。
料理も中盤となり会話も弾んできたこの頃に次のお酒として「山田錦 純米大吟醸 浦霞」をテーブルへ注いで回りました。

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今回初めて参加された方から
「最初からこれを飲みたかったよ?」
という冗談も受けつつ、
「いや?、美味しいね。この『山田錦 純米大吟醸 浦霞』。うん、美味しい」
ありがとうございました。料理だけでなく、お酒も一緒に堪能して頂いて、とてもうれしいです。

揚げ物:「白魚のかき揚げ」「山うど・ふきのとう・たらの芽のてんぷら」
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揚げ物の食材は、今でなければ食べられないものばかりでした。
特にうれしかったのが普段食べることのない地元でとれた「白魚」のかき揚げでした。
揚げたてのホクホクしたところを頂き、「『春』を食べたぞ。よし」という気持ちにさせてくれました。

その後に続いた料理も、地元の食材にこだわり、春を感じさせる「旬材(旬の食材)」が続きました。 

寿 司:「細魚(木の芽)、赤貝(生姜)、鮪(七が宿わさび漬け)」
上 腕:「蛤・若布」
和菓子:「わらび餅」
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参加して頂いた皆さんの声を聞いてください!


*とてもおいしかったです。春を感じることができました。
*春をイメージした料理と蔵元のお酒、イメージが合っていたと思います。
*景色の良い場所でお酒を飲める悦びは最高
*同じお席の方々と楽しく、お酒、お料理を頂き楽しかったです。
*お料理の魚等はさることながら、それに付け合せてある山菜、若布、お野菜の色とりどりがきれいな所、すばらしかったと思います。これほど多種の素材をいただけて嬉しかったです。
*春の味を満喫いたしました。不満はおいしくてお酒をいただきすぎたこと!(最高)
*日本酒、料理それぞれおいしくいただくことができました。バランスがよく、また見た目にもこだわっていただき大満足です。


予定時間を少しオーバーしましたが、最高潮の盛り上がりをみせて終わらせることができました。参加して頂いた皆さん、本当にありがとうございました。

「春酣(はるたけなわ)」という言葉には、寒い冬を越して暖かい春になり、たくさんの花や木々が満を持して芽吹き、咲き始める時にしか感じられない自然の力強さのようなものが伝わってきます。「田里津庵」さんの料理からも「春酣(はるたけなわ)」、感じることができました。「田里津庵」さん、ありがとうございました。
また、「夏の集い」の開催に向けて頑張りたいと思います。ご期待ください。

第2回【冬の集い】を開催しました

こんにちは、企画課のトミヤです。
2006年も残すところ後数日となりました。不思議なことに「12月」に暦が移っただけで、なんとなくソワソワして「何かやり残したことは?」とか「あの人に会わないと!(飲まないと?)」とか考えたりします。みなさんはいかがですか。
年の瀬もおしせまる12月22日(冬至)「旬どき・うまいもの自慢会・みやぎ 第2回 冬の集い」には弊社社長を含め32名の参加者が集いました。

今回の食材は、宮城の冬の食材を代表する「牡蠣」です。「牡蠣」は生でも食べられる、焼いてもフライにしても美味しい。フランス料理、イタリア料理、中華料理の材料にも利用されていて、世界中で愛されている食材ですよね。
「牡蠣づくし」と「浦霞」を楽しむイベントが行われたのは、当蔵から車で10分ほどのところにある塩釜魚市場の入口にある?松木かき店 直営レストラン「塩釜亭」さんです。

松木かき店さんは、南三陸・金華山の海域のきれいな海で育つ牡蠣を仕入れています。
三陸・金華山沖は世界三大漁場のひとつであることは以前にお話をしましたが、牡蠣が養殖される海域湾内にも潮の流れが激しい外洋水が流れ込んで常に水がきれいな海域となっています。
牡蠣は、植物性プランクトンが豊富な海ほど成長が早く大粒に育ちます。三陸・金華山沖の養殖の海域は、北上川が注ぎこんでいます。北上側上流の森林に降った雨が雑木林の腐葉土に染みこみ、様々な養分が溶け出して川に流れ海に運びこまれます。こうした自然のサイクルがあり、海は栄養価の高い植物性プランクトンなど滋養に満ちた海域になります。このような大自然のサイクルの中で森の恵みを受けている食材のひとつが「牡蠣」です。
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イベントは19時からスタート。まずは最初に弊社社長がご挨拶を申し上げ、そして、松木かき店・松木社長からもご挨拶を頂きました(松木社長は、最近就任された若い社長さんです)。
松木社長からは、生食でも安全な牡蠣を流通させていることをアピールされていました。牡蠣の安全性については、宮城県漁連を始め松木かき店でも独自の安全対策をとっています(松木カキ店さんのホームページhttp://www.matsuki-kakiten.com/でも詳しく掲載されております。ご覧下さい)。
ノロウイルスは加熱すれば死滅しますが、消費者の不安をぬぐい去るためノロウイルスが検出された地点の養殖カキは、生食用はもちろん加熱用も出荷されないとのことでした。
宮城県の「牡蠣」は、全国2位の生産量を誇り生食での出荷は全国第1位です。それだけに風評被害はとても大きいものです。「生」で食べられる食材の出荷が多いということは、新鮮で美味しい証し。一番贅沢な自然の恩恵であると思います。
 
まずは、「にごり酒(白馬)」で乾杯です。このお酒は、ごく一部の限られた飲食店様向けにしか出荷されおらず、この季節にしか味わうことのできない商品です。
アルコール分は15度から16度と高くありませんが、若々しいフレシュな口当たりと甘さを感じさせる飲み口のいいお酒です。きりりと冷やしたお酒をグラスに注ぎ、皆さんで乾杯しました。
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前菜は「ぎばさ」と刺身(まぐろ、ほたて、鮭)です。「ぎばさ」は、学名で「アカモク」。ワカメやメカブと同様、褐藻類(ヒバマタ目ホンダワラ科)に属する海藻です。今回は少しポン酢で味付けされていますが、そのままでも美味しいそうです。海の幸をそのままと言う感じですが、つるつるネバネバが食欲をそそります。オクラとかを混ぜても美味しいですよ、きっと。
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期待の料理の1品目は、生牡蠣です。見て下さい。ぷっくりとした大ぶりの牡蠣がふたつ。そのまま頂いても自然な甘味があり美味しいのですが、これにレモンをキューと搾り頂きます。あるいは、塩釜亭特製のカクテルソース、エシャロット(ベルギーワインビネガーでつけ込みんだソース)、もみじおろしがありそれぞれ楽しむ事ができました。生牡蠣は、本日のメニューの中でも1番人気で美味しいという評判でした。
2品目。冬至と言えばかぼちゃということでかぼちゃのスープが出てきました。これも自然な甘さ。まさに今日にぴったりです。

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3品目。浜焼き。焼きたてのアツアツがひとりひとりに提供。
ここで本日ふたつ目のお酒が登場。弊社看板商品の「浦霞禅」です。「浦霞禅」の淡麗ですが、ほどよい旨味が活性化した焼き牡蠣によく合います。

4品目。牡蠣のグラタン。牡蠣のてんぷら。牡蠣サラダ。
 牡蠣のグラタン。牡蠣のてんぷら。牡蠣サラダ。牡蠣づくしです。
 牡蠣のてんぷらについては、生牡蠣の次に人気が高かった料理です。シェフから聞いた話では、牡蠣を水に浸して塩分を抜く作業を料理ごとに変えているそうです。お客様が口にした時に丁度良い味わいになるように塩分も計算されているとか。だから、牡蠣のてんぷらといっても何もつけなくてもそのままで美味しい。牡蠣サラダも牡蠣は牡蠣で味付けしてからサラダにのせているこだわりようです。そんな小さな気配りは、皆さんの感じたことがそのまま食べた感想に表れていました(後で感想の一部をご紹介いたします)。

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「山廃吟醸 浦霞」は、上燗(50度位)で提供しました。温かい料理に温かいお酒との組合せで楽しんで頂きました。「山廃吟醸 浦霞」は、お燗にするとややコクのあるバランスの良い旨味が口の中に広がり、常温で飲むよりも香りが開き、酸が柔らかく感じます。今回は、我々スタッフと社長がお燗番につきましたが、お燗も人気があって喜んでいただきました。

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ここで松木かき店の仕入を担当されている高橋マネージャーから三陸の牡蠣の美味しさの秘密や広島の牡蠣との違いなど、たくさんの事を話していただきました。参加された方からは質問も飛び交い、会話が弾みました。自信を持って良いものを作っていると言うその姿勢に触れて、ますます「牡蠣」が美味しくなるし、自分としても地元みやぎへの思いが一段と深くなりました。

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料理も終盤の5品目。三陸のわかめと牡蠣のしゃぶしゃぶです。しゃぶしゃぶに丁度よい小粒の牡蠣がツルンと口の中へ。その味わいは鯛で取られた薄味ですが、しっかりしていて牡蠣の美味しさと重なります。わかめは海の味覚そのものであり、一緒にお湯に通されたレタスはシャキシャキ感を保ちながらだし汁が浸みていて、さらに口の中で味わいを深くするアクセントになっていました。

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6品目。最後は、三陸のわかめと牡蠣のしゃぶしゃぶで残っただし汁を使って、おじやが作られました。たっぷりと牡蠣とだし汁のうま味が凝縮されたおじやは、何とも言えない味わいでした。

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最後にアンケートを記入いただき、その場で2名の方に「大吟醸 浦霞(720ml)」があたる抽選会をおこないました。そして、社長が持参したかわいい「おちょこ君(日本酒造組合中央会イメージキャラクター)」の携帯電話のストラップも追加で景品にして抽選会を続け、最後まで盛り上がりました。
松木かき店さんからは、もれなく参加者全員に前菜となった「ぎばさ」をお土産として頂きました。ありがとうございました。
参加された方の声をお伝えします。


 「美味な日本酒とカキの絶妙なコントラストに感激です」

 「うまい、おいしい、やみつきになった。旬の大切さを改めて感じた」

 「毎回おいしいお料理とそれに合うお酒で幸せな気持ちになることが出来ます」

 「普段味わうことの出来ないお酒を飲むことができて、とてもおいしく、そして、楽しい時間を
過ごすことができました」

 「カキを食べたかったのですぐに申込みました。カキづくしのお料理すべておいしかったです」

 「浦霞だけでなく、カキのお話が沢山うかがえたので楽しかったです」

 「普段味わえないお酒が飲める。かきの話が聞けた」

この声を聞いてひと安心しました。最後まで全部食べると、おひとり様13?14個の牡蠣を食べることになり「牡蠣はあきた?」と言われるかと思いましたが、皆さんにぺろりと食べて頂き、質・量ともに満足頂いたようです。
宮城を代表する冬の食材「牡蠣」。東北の豊かな自然が育んだ食材を是非皆さんも機会がございましたら、ご賞味ください。
来年も東奔西走県内を駆けめぐり旬の食材を紹介していきます。