旬どき うまいもの自慢会 みやぎ

第8回【夏の集い】を開催しました

こんにちは、企画課のトミヤです。
今回の「旬どき・うまいもの自慢会・みやぎ」ー夏の集いーは、塩釜にあるフランス料理「シェヌー」で開催いたしました。「シェヌー」は、地元塩釜に水揚げされる近海の新鮮な魚介類の素材を活かしたメニューづくりをされていて、遠くは東京などからもわざわざ食べに来られるお客様もいらっしゃる名店です。
実は「シェヌー」さんと浦霞のコラボは「浦霞を楽しむ夕べ」というイベントで過去6回おこなわれていて、今回をあわせると7回目となります。
 今回は「旬どき」のコンセプトに合わせてみやぎの夏野菜と塩釜の隣町の七ヶ浜の海の幸にこだわる一夜限りの特別コースを考えて頂きました。

 今回は、企画課の新たなスタッフとなったハガさんにコメントお願いしました!新鮮なコメントに期待してハガさんにお任せします!「コメントするのは初めてで不安・・・」なんて言ってましたが、どんなコメントとなるか、楽しみです!ハガさんよろしく!!

お酒と料理の組合せについてのコメントを赤間シェフにもお願いしました。
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社長の佐浦が挨拶と乾杯の発声をおこないました。乾杯酒は、ウェルカムドリンクは、ほどよく冷やされた甘酸っぱくて食前酒にもぴったりの「萩の白露」は、そのままアミューズ・ブーシュと合わせて楽しんで頂きました。


アミューズ・ブーシュ
 初鰹(気仙沼)のタルタル仕立て  
低アルコール純米酒「萩の白露」

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(ハガ)新人のハガです。巧く伝えられないかもしれませんが、頑張ります!!
シェヌーさんの定番のメニューを少しアレンジしての提供でした。今回は鰹を小さく切り、ソースにはビネガーの酸味とカレー味が絶妙にマッチしていて驚きです!そして、ミョウガが加わり後味をさっぱりさせていました。 
(トミヤ)最初は、アミューズ・ブーシュ。味にインパクトのあるカレーを使った逸品に驚かされましたね。

赤間シェフのコメント
「萩の白露」はメロンのようなやわらかい香りが夏を思わせます。今回は、夏の魚の鰹とミョウガをカレー風味で合わせてみました。カレー風味が料理をひき締めると同時にお酒をひきたてます。

前菜(1)
夏野菜のガルグイユ、白身魚添え 
特別純米酒 生一本 浦霞

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(トミヤ)夏野菜の「ガルグイユ」は、お米の味わいがしっかり感じられる「生一本浦霞」が野菜達の個性を際だたせた感じです。ハガさん、「ガルグイユ」って何?
(ハガ)「 ガルグイユ」とは、野菜を煮込んだ料理のことでした。13種類の野菜を別々にボイルし、手間隙をかけて作り上げただけあって、野菜それぞれの味・旨み・色合い・みずみずしさが出ていました。
旬の野菜の種類はアスパラガス、ズッキーニ、スティックセニョール(ブロッコリー)、コールラビ、人参、絹さや、きゅうり、モロッコいんげん、スティック大根、カリフラワー、サラダかぶ、スナップえんどう、ポロねぎ、そして、七ヶ浜のマコガレイを合わせた一品。
マコガレイも身がぷりぷりしていてシェフのコメントの通り「甘さ」を感じて美味でした。


赤間シェフのコメント
「生一本浦霞」は、お米そのものの優しい香りと味わいを持つお酒です。野菜そのものの新鮮な風味が、白身魚の甘さをひきたててくれる料理と合わせてみました。

前菜(2)
ガスパッチョにしゃこえび、うに、そら豆を添えて
純米吟醸酒 浦霞禅
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(トミヤ)これも美味しかったですね。濃醇で酸味のある夏にぴったりの冷たいスープでした。
(ハガ)夏野菜の冷たいスープ「ガスパッチョ」。今回はトマト、ニンニク、エシャロット、きゅうり、ピーマンを使用されてました。
スープそのものだけでもとても美味しく頂けましたが、酸味の強いスープにしゃことうにの甘さが交わるとまた別の味に変化して一度で二度美味しいスープでした。
しゃことうには七ヶ浜産・そら豆は山元町産のものを使用していて、まさに「みやぎの幸」が楽しめました。

赤間シェフのコメント
「浦霞禅」は、香りや味わいにミネラル分が感じられ、うまみが豊かでキレがよいお酒です。スペインの夏を代表するガスパッチョのスープにしゃことうにを合わせました。口の中での調和がお楽しみ頂けます。


肉料理
カテキン豚のロースト、リゾット添え、夏トリュフの香りで
山廃特別純米酒 浦霞

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(トミヤ)宮城県は美味しい豚を飼育・供給しているところが多いのですが、量的に少ないのかあまり知られていません。この日の料理では、人気を二分したひとつでした。
(ハガ)「カテキン豚」とは、飼料に緑茶(カテキン)の粉末などを使用し育て上げられた豚で、一般の豚に比べてビタミンEの含有量が多く、コレステロールを低くしてくれるそうです。肉厚で柔らかく、臭みがないとのことでしたが、その通りで豚の旨みに白トリュフ・三つ葉が味と香りにアクセントとして加わり美味しかった!

赤間シェフのコメント
「山廃特別純米酒 浦霞」は、ドライ無花果や大豆のような香りがする、風味とコクがある力強い味わいのお酒です。豚の風味とコクのあるお酒をとりあわせてみました。

特別料理
鮑の白ワイン蒸し、肝と白ワインバターの二色ソース
山廃純米大吟醸 浦霞ひらの

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(トミヤ)この日の料理とお酒で一番の人気でしたね。
(ハガ)最高級と言われる七ヶ浜の鮑を使用されていました。シェフ曰く「今が旬でおいしい」。肉厚な鮑の甘みと、肝と白ワインバターの二色ソースがうまくバランスをとっていて、美味しさが口の中に大きく広がる感じがしました。
「浦霞ひらの」は力強さがあり、フランス料理で言えば最高級の白ワインを思い起こさせる味わいのお酒なので最高級の食材「鮑」を合わせてみたとのシェフからのコメントも頂きました。

赤間シェフのコメント
「山廃純米大吟醸 浦霞ひらの」は、フレッシュなパイナップルや柿のようなフルーツのふくよかな香りが感じられ、味わいは非常に上品でデリケートです。地物(七ヶ浜町)の最高級の食材である鮑と合わせてみました。
デザート・カフェ

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(ハガ)なすのアイスクリームに、さくらんぼ、フランボワーズとカシスのソースがかかっており、なすのもつ苦味とソースの酸っぱさがマッチしていました。
なすの皮を揚げてアイスクリームの中央にさして飾られています。これは、マダムがシェフへ「何か演出を」との一言で加わったものですが、皆さんにはとても好評でした。赤間シェフには、最後のデザートにまで夏らしい「旬」にこだわって頂いて感無量です。

 ハガさんの初のコメント終了です。しっかりできたのでは。赤間シェフにもしっかりと料理やお酒について聞いてましたからね。その感じで頑張ってください。

各テーブルでは、いつの間にか楽しい雰囲気に包まれていました。皆様の感想を聞いてください!


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・シェヌーと浦霞のイベントは、回を重ねる毎に料理とのマリアージュが素晴らしくなっているのを感じました。
・最上級の日本酒とされに合わせた最上級のフランス料理を味わうことができて大変良かったです!
・とても幸せな2時間でした。日本酒を飲み比べるというゼイタクだけでなく地元の魚介類を一緒に楽しめて塩竈のよいところ取りをさせていただきました。
・日本酒とフランス料理の組合せは初めて味わいましたが、想像以上に良くマッチし大変美味しく頂きました。


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赤間シェフも最後に料理の説明でご登場頂きました。コメントの中で印象的であったのが「遊び心」でした。「シェヌー」と「浦霞」のコラボレーションの1回目は「かなり力が入っていた」ということでしたが、回を重ねる毎に力も抜けて、今では楽しんでメニュー作りを手がけているということでした。赤間シェフの言われる「遊び心」が随所にみられたこの日の料理は、どれも皆様に大満足頂いたようでした。
 「シェヌー」の赤間シェフやマダムやスタッフの皆さん、本当にありがとうございました。「シェヌー」さんとのコラボは、これからも企画を重ね充実させていきたいと思います。これからもよろしくお願いいたします。
それでは次回の「旬どき・うまいもの自慢会・みやぎ」にもご期待ください。

第7回【春の集い】を開催しました

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皆さん、こんにちは。企画課のトミヤです。
「旬どき・うまいもの自慢会・みやぎ」春の集いを3月20日(木・祝)に開催しました。
今回のテーマは、「春野菜」。みやぎの野山の春の息吹を感じさせる食材がテーマです。

開催場所は、フランス料理店「ル・シエル(仙台市/榴ヶ岡)」です。「ル・シエル」さんは、普段から鮮度や安心で安全な食材、生命力溢れる旬な自然の恵みの素材にこだわっています。有機野菜を仕入れたり、産直市場にシェフが出向き自分で買い付けしてくるなど、野菜だけでなく魚介類も良いモノを入手するように心掛けているそうで、まさに「旬どき」のイベントにはぴったりのお店でした。
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そして「今回はみやぎの『春』をもっと感じたい!知りたい!!」という事から、「ベジタブル&フルーツマイスター(通称:野菜ソムリエ)」の資格を持つ斎藤緑さんを講師として招き、みやぎの春野菜の魅力についてセミナー形式でお話をして頂きました。「みやぎの春野菜」の関心の高さなのか、予定人員を大幅に上回る40名の方の参加となり自分も驚きました。


今回も前回の「冬の集い」と同じくランチタイムに開催しました。
来場された方にはウエルカムドリンクとして、低アルコール純米酒「萩の白露」を提供してお待ち頂きました。
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12時には佐浦社長が開催の挨拶。そして、すぐに斎藤緑さんのショートセミナー開始です。斎藤緑さんのショートセミナーは自分も拝聴することができました。
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緑さんのお話は「自分は、日本酒が大好き!」というお話から始まりました。
最近は、一年中いろいろな野菜がどこでも手にはいるようになり、「旬」がわかりにくくなりました。その理由は、主に二点あって、ひとつは栽培技術の発達。そして、もうひとつは輸送手段が発達したので、どこでも先取りして旬のモノが楽しめるようになりました。(今回の料理で最初に食べる前菜にもタケノコがありましたが、九州から届いた「先取り」のモノでした。みやぎのタケノコの旬は5月です)
だから、店頭では「産地」を見て「旬」の先取りを楽しんだり、また時がたち地元のモノが手に入るようになったら、改めてしっかりと楽しんでください、とのことでした。

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そして、春の食材の代表的な「ふきのとう」「たらの芽」などの山菜は、持ち味である「ほろ苦さ」が、冬の間は眠っていた人間の細胞を活性化させてくれたり老廃物を排出させて新陳代謝をアップさせたりする働きがあるそうです。また、「みやぎ」の春を告げてくれる代表格の野菜の「菜花類」も「つぼみ菜」「春立ち菜花」「雪菜の菜花」など、いくつか種類があることを知りました。これらの特徴は、厳しい冬の寒さに耐え、茎にはしっかりと甘味をもっているということ。
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斎藤緑さんのセミナーから「春の野菜達は素材の持つ苦味や香りなどすべてが『大地の生命力』が集まった恵みである」ということを知りました(香りは、アロマテラピ?の効果もあるそうです)。
春先にこうしたものが食べたくなるのは、誰もが自然に身体が欲するのだと納得しちゃいました(これらの旬の食材を食べる時には、必ずといってほどお酒がついてまわりますが・・・。自分の中では、お酒がないと完成しない組合せです)

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30分位のセミナーは「あっ!」という間に終わり、いよいよ主役となる春野菜の登場、料理の実食です。

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最初の一品は、
「春野菜とホタルイカのパリ風庭園サラダ 梅酒のヴィネグレットソース」
春らしく新玉葱やホタルイカなど、「春」が詰まったサラダです。セミナーで話のあった「菜の花(宮城県産)」もあり、みやぎの春を味わえた一品です。
なるべく素材の味をそのままに味わうことを考えたプレートは、彩りも美しく「春」らしい、この日の一番人気でした。
「梅酒」のヴィネグレット・ソースは、昨年の新商品でご好評を頂いた「浦霞の梅酒」を使用しています(この日のためにとっておきました。大変申し訳ありませんが、弊社小売部でもすでに完売してしまいました・・・。今年は初夏の販売を予定しています)

「春野菜とホタルイカのパリ風庭園サラダ」の食事を食べ終えて一段落した頃、セミナーとの区切りをつけることもあり、ここで特別な乾杯酒を用意しました。乾杯酒は、この時期に詰める「斗びん囲い大吟醸 浦霞」の生酒です。「斗びん囲い大吟醸 浦霞」は、限定200本程度しか流通しないとても稀少なお酒ですが、このお酒を一切火入れせずに瓶詰めした生酒を提供させて頂きました。まさに「旬」のお酒で、この日限りの限定酒でした。

斎藤緑さんに乾杯の音頭とって頂きました。そして、乾杯の後も料理は続きます。
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「黒豚パンチェッタのペペロンチーノ ルッコラ風味」
  ここでは、「ル・シエル」さんの野菜の仕入先である秋保大滝自然農園で育てたルッコラが登場!
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ここからは「 純米吟醸生酒 浦霞 春酣(はるたけなわ)」を提供しました。これも春限定の生酒です。純米吟醸酒らしい米の旨味と果実のような香り、生酒のフレッシュな味わいがお楽しみいただけます。名前もこれからの季節にぴったりです!
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「桜鯛のポワレ」
「春野菜とホタルイカのパリ風庭園サラダ」に続いて人気が高かったのが「桜鯛のポワレ」。高級魚としても知られる桜鯛を使いました。炒められたホワイト・アスパラガス(宮城産)とグリーン・アスパラガスが添えられていて、さらにその上にはチーズチップがのせてありました。
宮城県産のホワイト・アスパラガスは、注目されている食材です。自分も缶詰でみることはあっても、自然のものは見たことがありません。ホワイト・アスパラガスを食べてみると、その食感の良さと甘さが美味しい。少し苦味があるかと思いましたが、それは感じられませんでした。
ヨーロッパでは春を告げる食材として知られているようです。ここ宮城でも春先まで楽しめる、まだ、あまり知られていないお奨めの食材です。
 桜鯛のソースは2種類あり、ふたつのアスパラガスを裏ごししたものがそれぞれ桜鯛の横にきれいに彩られています。ふたつのソースは、対照的でグリーン・アスパラガスのソースは青々しい感じがわかる味と香りも「らしい」美味しさがあり、ホワイト・アスパラガスのソースは素材の甘さが光る美味しさでどちらも甲乙つけがたい味わいでした。
 春先にもっとも脂ののる桜鯛とふたつのソースの食べ合わせは、まさに絶品でした。これらの旬の素材の持ち味が活かされた料理と生酒のフレッシュな味わいは、とてもマッチしていた組合せでした。
個人的に特別に好きになってしまったのが、チーズチップでした。パリッとした食感と、パルミジャーノレッジャーノチーズのコクとゴマの芳ばしさは「純米吟醸生酒浦霞 春酣」にもマッチしていて、これでもお酒がクイクイいってしまう・・・。そんな感じで抜群の相性でした。チーズと胡麻の組合せも初めの体験で、その美味しさに感動しました(こっそりと作り方を教えて頂いたのでやってみたいと思います)。

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「仙台黒毛和牛のグリエ 山葵のソース  ほろ苦い山菜の天麩羅添え」
仙台黒毛和牛の肉質の柔らかいこと。絶品です!これに薬莱山の自然の綺麗な水で育った山葵を添えて頂きました。山葵がポイントでした。「ピリ」とくるのですが、その中に不思議と「甘さ」が立ちました。とても気持ちの良いアクセントになり肉の美味しさをいっそう感じることができました。

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ここに登場したのが「 山田錦純米大吟醸浦霞 古酒」。3年間低温で貯蔵され、華やかな香りと米の旨味がほど良く熟成し、繊細で落ち着いた味わいの純米大吟醸の古酒です。
この日一番の人気となったお酒でした。

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最後は、デザート。デザートは、「ルシエル」さんのベジタブル・スイーツでした!

「新ごぼうのガトーショコラ ほうれん草とホワイトチョコレートソース」
ゴボウとガトーショコラ?ほうれん草とホワイトチョコのソース?どんな味なんだろう!と思いましたが、とても美味しかったです。最後まで野菜にこだわった「ル・シエル」さんのメニューに感激しました。
この日は、野菜ソムリエである斎藤緑さんのショート・セミナーの企画が皆さんの関心も寄せたのか7割くらいの方が女性でした。アンケートへの協力も最後まで真剣に、たくさん書いていただきました。その一部をご紹介します!!
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「非常に"お得感"がありました。食とお酒の楽しみ方の幅が広がるステキな企画でした」

「今まで飲んだ日本酒の中で「こんなおいしい日本酒があるのかしら?!」と思うくらいの感動で飲み過ぎてしまいました。野菜もおいしくて幸せな気分になれました。次回も楽しみにしております!」

「桜鯛がおいしかったのですが、ホワイトアスパラのソースに感激しました。レシピが頂けたらうれしい。『春酣』は、まろやかでおいしく頂きました」

「旬の野菜をいかに美味しく頂くかとても参考になりました。旬の野菜を食べることによって、季節感がより感じられることがわかり、とても楽しい時間でした」

「人は水によって生かされ、酒によって癒やされる。野菜も水によって生かされ酒に出逢ってドレスアップするのかも・・・。野菜や酒を通して春と出会えた事、感謝です」


他にもご紹介仕切れないくらい、本当にたくさんのコメントを頂きました。ありがとうございます。参加者の皆さんと一緒に食事をして頂いた斎藤緑さんにも感想を聞いてみました。

 「どうでしたか?」
「セミナーが終わってからは、普通に飲んで食べて楽しんじゃいました!美味しかった!!」

いいんです!大変嬉しいコメント、ありがとうございました!!
皆さん、帰る頃の雰囲気はとても楽しそうでひと安心。今回は、改めて旬の食材の魅力を感じることができたイベントでした。そして、ますます「みやぎ」が大好きになったトミヤでした。また、次回を楽しみにしてください。それでは。

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第6回【冬の集い】を開催しました

皆さん、こんにちは。企画課のトミヤです。
「旬どき・うまいもの自慢会・みやぎ」ー冬の集いーが12月22日に開催されました。
開催地は、宮島(広島)・天の橋立(京都)と並ぶ日本三景のひとつであり、特別名勝に指定されている松島です。
松島は、その素晴らしい景観とともに国宝に指定されている瑞巌寺や五大堂などが有名で知られています。今回は、その五大堂を間近に望むことができる「牡蠣庵(かきあん) (松島町字町内112 電話022-354-4016)」でおこなわれました。

当日は12時からイベント開始です。準備のために早めに「牡蠣庵」へ向かいます。本社蔵のある塩釜から松島へ国道45号線を東へ、入り江や海岸沿いの道のりを走ります。

「晴れて良かった!」

天気は上々。
入り江や小島が浮かぶ穏やかな海が太陽の光をうけてキラキラと水面を揺らす景色を到着するまでの間に楽しむことができました。

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「牡蠣庵」は松島の観光名所が集まる目抜き通りにあるため、1階入口前はたくさんの人が行き交います。でも、会場は3階で人々の喧噪をよそに松島の景観を静かに楽しむことができます(この眺望も会場選定の決め手のひとつでした!)。
「牡蠣庵」さんは、1階の入口にも「牡蠣庵」と書かれた看板があるだけで、一見わかりにくいためスタッフがお出迎えさせて頂きました。

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イベントは、予定通り12時にスタートしました。
始めに弊社の佐浦社長が挨拶した後、「牡蠣庵」を経営されている松島蒲鉾本舗 の朱取締役からご挨拶を頂きます。

「牡蠣庵」は、牡蠣の本場である宮城で牡蠣づくしの料理を堪能して頂きたいという思いから『最も美味しい旬の時期だけにこだわり暖簾をかけるお店』として4年前にオープンしたということでした。「期間限定(12月1日から2月末迄:予約制)で訪れるお客様をもてなす」一期一会の精神で、始まる前から期待も高まります!

乾杯酒は「大吟醸 浦霞 」です。「大吟醸 浦霞」は、2007年の秋に実施された「第25回 全国酒類コンクール」の吟醸・大吟醸部門において、専門委員による審査結果と一般公開ティステイング投票結果集計でともに第一位となったお酒です。新聞等に掲載された事がさらに評判を呼び品薄状態になってしまいました。
乾杯の挨拶は、今日のイベントに最初に来場された方にお願いをして、声高らかに乾杯の発声をして頂きスタートしました。

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先付け:ほたての薫製、鮪のカルパッチョ、クリームチーズ

先付けは、洋風でした。皆さん乾杯の大吟醸酒と合わせて舌鼓を打ちます。ほたての薫製は小さくて一口サイズでしたが、ほたての味わいがしっかり凝縮されていました。クリームチーズも牡蠣のエキスに生クリームを加えた特製で、どれも食事の始まりとしては最高でお酒も進む美味しい組合せでした。

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二品目:牡蠣の産地食べ比べ(宮城県/奧松島産、気仙沼産 岩手県/大槌産)
お  酒:純米吟醸酒「 浦霞禅

この日の料理の中でダントツの一番人気でした。三つの産地の牡蠣がとれたてを食べられるなんて、牡蠣好きには嬉しくて楽しい盛り合わせです。器も大きくて豪華さがあります。
入荷先の状況で産地が変わるという事ですが、今回は奧松島産・気仙沼産・大槌産(松島からリアス式海岸をそのまま150km近く北東の岩手県沿岸部ほぼ中央の位置)でした。
この三つの産地に共通して言えることは、沖合い(宮城県北部から岩手県)が世界の三大漁場と言われるほど海の幸の宝庫だということ。プランクトンが豊富で流れも早く、牡蠣が育つ沿岸部は水がきれいに保たれます。そして、山からは豊富な栄養分を含んだ水が川を流れ海に注ぎ込まれています。
恵まれ環境で育まれた「牡蠣」は、海と山の自然の恩恵をうけた東北を代表する食材のひとつです。

「牡蠣庵」さんから

「レモンはお好みで!そのまま『生』でも美味しいです。産地が違うことで微妙に味わいが違います。皆さんの舌で感じ取ってください」

との説明がありました。

どれも乳白色で味にはそれぞれ微妙ですが、特徴がありました。大槌産は少し小ぶりでしたが、気仙沼産、奧松島産はそれよりも大きく、ふっくらとしていました。
牡蠣が口の中に入るとツルンとした感じで舌にのってきて、みずみずしい自然な海の塩気が口の中に広がります。

地元びいきもあるかも知れませんが、佐浦社長は

「やはり奧松島産が旨味もあって、ミルキーな感じで一番おいしい!」

と言っていました。

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ほどよい香りとまろやかな味わいのバランスのとれた浦霞禅との相性がばっちりです。
今日のイベントに合わせて、松島でしか販売されていない墨絵で描かれた瑞巌寺のオリジナルラベルの浦霞禅を提供いたしました。

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三品目:牡蠣の海水焼、かまぼこ
お  酒:にごり酒

三品目は、獲れたての牡蠣を炭火で焼きました。牡蠣がバチバチ音を立てて焼き上がっていきます。炭火で火が通った牡蠣に醤油を少し香りづけ程度にたらすと香りがふわりと広がります。磯の香りと醤油の香り・・・。これだけでもお酒飲めちゃう、と思えたくらいでした。

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お酒は、イベント前日に搾ったばかりの「にごり酒」です。ごく一部の限られた飲食店様向けにしか出荷されていません。この季節にしか味わうことのできない季節限定酒でした。アルコール分は15度から16度と高くありませんが、若々しいフレッシュな口当たりと甘さを感じさせる飲み口のいいお酒です。
焼き牡蠣の本来の旨味と少量の醤油の風味がにごり酒とバランスよく合っていました。にごり酒は昨年の「冬の集い」に続き提供されましたが、今回も大好評でした。

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このにごり酒を少したらすと甘くなるということで実践してみると・・・。
不思議です!ほのかな日本酒の香りが立ちこめ牡蠣の旨味が増した感じがしました。

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串にさされた蒲鉾も炭火で焼きます。これもなかなかうまく焼けなくて、楽しそうでした。

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最初は静かに始まったイベントも中盤に入ると、皆さんでうち解けてあちこちで盛り上がっていきます。気分が盛り上がったところでは、参加者のおひとりが「大漁唄いこみ」を歌い始めてみんなが手拍子するという光景もみられるほど盛り上がっていきました。

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四品目:牡蠣フライ

サクサクした衣の内側は、アツアツで牡蠣の美味しさが凝縮されていました。そして、特製マスタード・タルタルソース、特製トマトソースで頂きました。
トマトソースも少しピリ辛ですがタマネギの甘さが加わっていて、ただ辛いだけじゃない。美味しい。2つのソースは、どちらも牡蠣の美味しさを活かすソースであること・・・。ほんとにおすすめです。
サラダにも特製ごまドレッシングがつきました。こちらもサニーレタスの苦味がごまソースと合わさり口の中をさっぱりさせてくれました。
        
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五品目:牡蠣プリン    

一見「茶碗蒸し」ですが、食べてみると「プリン」と命名した理由がわかりました。「牡蠣プリン」は、確かに甘いです。でも、この甘さは野菜からくる甘さ!そう、玉葱をじっくり炒めて甘さを引出しているのです。その工程を朱取締役に教えて頂きました。
玉ねぎのみじん切りを薄いあめ色になるまでじっくり炒め、牡蠣の剥き身と一緒に卵や生クリーム・塩・こしょうなどを加えてひとつにして蒸し上げます。
こうして「書く」と簡単ですが手間と時間をかけてできる料理は、特に女性には大変好評でした。
使用された素材がそれぞれ繊細に口の中で広がり味合うことのできるこの感じは、他では味合うことができない逸品でした。
    
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六品目:かき鍋
お  酒:純米辛口浦霞

純米辛口浦霞は、お燗でお楽しみ頂きました。常温を希望される方は常温で・・・。
会場は、牡蠣焼きや鍋の湯気と参加の皆様の熱気で暑くなりました。
会場が暑すぎてお燗のリピートの注文が少なかったのですが、逆に「冷や」で持ってきてという注文もありました。
テーブルによっては「お燗」したものと「常温」の違いをお楽しみ頂けたようで良かったです。

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七品目:牡蠣ご飯

ここまでくれば、とても満足してお腹もいっぱい・・・。でも、七品目が残っていました。
「食べられるかなぁ」という不安も必要ありませんでした。「牡蠣庵」さんは、なんと!特別に牡蠣ご飯をおにぎりにして、持ち帰り用に包んで提供してくれました。
なんという心くばりでしょう!びっくりしてしまいました。
炊き込みご飯は、牡蠣の粒がひとつ食べやすいサイズで入っていました。


最後にアンケートを記入いただき、乾杯の時に飲んで頂いた「大吟醸 浦霞(720ml)」があたる抽選会をおこないました。そして、松かま本舗さんからも「抽選会にどうぞ」と景品を用意して頂き、大変な盛り上がりでした。

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さらに、社長が持参した「おちょこ君(日本酒造組合中央会イメージキャラクター)」のかわいい携帯電話のストラップも追加され、サプライズが最後まで続いて盛り上がりました。

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最後に参加された方の悦びの声をご紹介いたします!

    ・満足です。牡蠣の旨味が日本酒とあっている。日本酒にうまくマッチして美味しかった。
    ・酒席から松島湾の風光明媚を満喫できて感無量です。
    ・全てOK。心づくしの感じられる会でした。 
    ・美味しかった。牡蠣GOOD!           
    ・日本酒はもとより牡蠣料理を含めて、とても良かった!
    
今回は、「牡蠣庵」の皆様が「旬どき」の主旨に共感してくれて、特別なメニューとしてご協力頂きました。そして、経営先である「松島蒲鉾本舗」さんからは、参加者全員にもれなく蒲鉾がお土産として用意されました。
心づくしのおもてなしと様々な気配りに感謝します。いろいろと勉強させて頂きました。ありがとうございました。

 冬になると引きこもりがちになり易いですが、身体を暖かくして皆さんも地元の名勝と旬を求めて「牡蠣庵」の暖簾をくぐってみてはいかがでしょうか。きっと雪が降っても「牡蠣庵」からのぞむ松島の景色は素晴らしく、温まる食事とおもてなしでホカホカになって帰ることができます。是非、お勧めします!(予約を忘れずに・・・)。

来年も宮城の旬を求めていきたいと思います。それでは。企画課のトミヤでした。
ブログの感想やお勧めの食材の情報があればご紹介ください。お待ちしております。
来年も頑張りますね。皆様も良い年をお過ごし下さい。

第5回【秋の集い】を開催しました

こんにちは、企画課のトミヤです。
2年目を迎えた「旬どき・うまいもの自慢会・みやぎ 秋の集い」が9月22日(土)に開催されました。

社長の佐浦から
「今度の『旬どき?秋の集い』は、秋刀魚を炭で焼いてジュウジュウしているところに、『ひやおろし浦霞』をあわせたいよね。」

と話があり、そのたびにトミヤは

「社長、申し訳ありません。何十人分も焼いて提供できるところなんてありません。無理です!」

という会話のやり取りがありました。
昨年も探しましたが、焼いてお客様にタイミングよく提供することはお店にとっては大変です。
「そんな大変なことを、やってくれるお店があるのかなぁ」というところから、会場探しが始まりました。

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しかしながら、この条件を嬉しくも満たしてくれたのが手料理「きくち」でした。
手料理「きくち」は、眼下に塩釜の街並みや港を見おろすことができる高台にあります。そして、広い庭からは、近くの島から奥松島の島々や外洋である太平洋まで見える素晴らしい景色が臨めます。
今回は、無理を言ってこの素晴らしい庭を利用して、旬である「秋刀魚」を野外で焼いての秋空の下、日本酒の季節到来をつげるお酒「ひやおろし浦霞」を一緒に味わう企画が実現しました。

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会場セッテイングとは別に1時間前の炭の火おこしから始まったところが、いつもと違ったイベント当日でした。この日は、晴天に恵まれ、庭の芝生でも陽射しの照り返しの強さを感じるほどの夏の暑さでした。
 会場となった建物は、自宅を改築した木造建築の落ち着きのある雰囲気です。着席しても大きな窓からは、素晴らしい風景を眺めることができました。

定刻を迎え、イベントがスタートしました。最初に、いつも通り社長が開催の挨拶をさせて頂き、乾杯してから始まります。
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乾杯のお酒は、「純米吟醸酒浦霞禅」です。
 「付だし」 焼き茄子と雲丹、車エビ、うまだしゼリーがけ

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「八寸」  自家製 いかの塩辛、春菊と粟麩の白和え

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自家製のいかの塩辛は、来客される人数に合わせて数日前に必要分だけ作り込む手料理「きくち」のこだわりの一品です。塩分を控えめにしてフレッシュな味わいに仕上げています。
もう一品は、季節感を取り入れた「春菊」の彩りと、生麩より舌触りがあり、食感を楽しめる「粟」の麩を使った白和えです。そして、甘くて香りの高い「仙台ちゃ豆」が添えてありました。

手料理「きくち」の料理人 菊池さんは、修行されてきた京料理が基本となり、見た目にも美しく、豊富な宮城の食材を利用して、美味しい料理をつくることに心掛けているそうです。なるほど、飾りつけなどにもこだわり、とても繊細できれいです。

「八寸」にあわせて「山田錦純米大吟醸古酒 浦霞 15BY」を提供しました。
「山田錦純米大吟醸古酒 浦霞」は、豊潤な香りと口中に湧き立つような旨味が感じられる、味に張りと勢いを感じさせる味わいの3年半ほど熟成させられた古酒です。今回は、本年末に出荷予定のものを、市販前に味わって頂きました。


「炊き合わせ」 里芋のおまんじゅう、気仙沼産フカヒレあんかけ

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宮城を代表する有名な食材「フカヒレ」のあんかけがのった、里芋のおまんじゅうです。

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 イベントも中盤に差し掛かり、そろそろ「秋刀魚(帆立も焼きました!)」の登場の時間帯となってきました。その間、炭の火の状態が気になり何度も設置した焼き台へ確認しに伺います。焼き台では営業のサカニシさんが、よく似合う麦わら帽子をかぶり暑さと戦いながら火の番をしてました。

 トミヤ  「サカニシさん、大丈夫?!」
 サカニシ「暑いですね?。えぇ、バッチリです」

炭火はサカニシさんの活躍で良い具合に仕上がっています。そして、「秋刀魚」「帆立」を焼く準備を調えてから、皆様を外へご案内します。太陽の陽射しを避けるため、用意していたテントの下で冷えた「ひやおろし浦霞」を提供しました。まずは、良く冷えた「ひやおろし浦霞」をひとくち飲んでもらいます!


「美味しい!!」 syun_hiyaorosi3.jpg
暑さを忘れさせます。「帆立」や「秋刀魚」が焼き上がるまでは、眺望を楽しみながら楽しんでいただきました。

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最初に「帆立」が焼き上がり食べて頂いている間に「秋刀魚」を焼きます。「秋刀魚」は、モクモクと勢いよく煙を出しながらジュウジュウ焼かれていました。
菊池さん曰く、「炭で焼くと遠赤外線の効果があり、炭で焼いた香ばしい香りもあり、一番美味しい焼き方」とのことでした。
アンケート結果でも気に入った料理は、ほとんどの方が「秋刀魚」でした。

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 焼き上がった秋刀魚を広い庭に用意したテントの下で、庭の一番前で青い空の下で、皆さん召し上がっていただきました。

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アツアツの脂ののった「秋刀魚」の身をほぐして、スダチと大根おろし醤油でいただきます。
ほど良く熟成された、まろやかでふくらみがある「ひやおろし浦霞」は抜群の相性であったようです。
充分に野外での食事を楽しんで頂いた後、屋内へ戻っていただきました。

次にお造りです。
お造りは、塩釜産のメバチマグロの刺身です。

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これに合わせたお酒は、「山廃純米大吟醸 浦霞ひらの」です。
このお酒は、浦霞の製造部長である平野杜氏の名前を冠した限定商品です。伝統的な山廃酒母を使用した昔ながらの製法と平野流の酒造りの技の結晶ともいえる商品で、その味わいは、果実のような芳しい香りとしっかりとした酸味、ほど良いコクと米の旨味が特長です。

トロと赤身の間にある鮪を選んだ、といわれる脂ののった身に負けないで調和する「山廃純米大吟醸 浦霞ひらの」は、皆様から美味しい組合せのひとつとして、喜んで頂きました。

秋鮭と菊花ご飯のおむすび、香の物

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最後は、宮城の名物「はらこ飯」をおにぎり仕立てで召し上がって頂きました。

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最後に、アンケートにご協力頂きながら、食後酒として純米原酒でつけた梅酒「http://www\.urakasumi\.com/hpa/sh_ume_kodawari\.html」を飲んで頂きました。
「浦霞の梅酒」は、この夏に販売にした新商品です。
日本酒の柔らかな旨味と梅酒のさわやかさが組み合わさった梅酒をゆっくりと安らぎながら味わっていただきました。


アンケートの結果の一部をご紹介します。

・お庭でのお料理とお酒が素晴らしかった!
・とても美味しい料理とお酒。あまり日本酒を飲めない私ですが、とても美味しく頂きました。
・景色も良く、建物も趣があったので良かった。
・野外での秋刀魚、帆立は旨かった!

皆様に満足頂けた様子でホッとしました。
今回は、野外での企画もあり心配した天候も杞憂に終わり、よく晴れてくれました。イベント日の前に「てるてる坊主」を吊したのが良かったのかもしれません。

イベントが終了する頃には曇り空となり小雨がパラパラと降ってきましたが、これにも「天候の変化で景色が変わっていくのを見ることができて楽しいよね」との感想も頂きました。
今回は、ロケーションも良く美味しい料理とお酒の組合せで満足頂けたと思います。
 また、「冬の集い」の開催に向けて頑張りたいと思います。ご期待下さい。

第4回【夏の集い】を開催しました

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こんにちは、企画課のトミヤです。
4回目となる「旬どき・うまいもの自慢会・みやぎ」?夏の集い?が仙台老舗の懐石料亭「東洋館」で開催されました。

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 「東洋館」は、仙台に残る数少ない懐石料亭です。創業から100年となる建物も当時のままの姿で趣があり、杜の都・仙台の街並みを見下ろせる丘陵地帯にあり、眼下には広瀬川が流れる素晴らしい眺めのところにあります。
'高級料亭'として知られていて「一度は食事をしてみたいところだったけど、敷居が高い感じがして行く機会がなかった」「一度来たかったんだよ?」と期待を膨らませる声がチラホラと開催前から聞こえていました。参加人数は40名の募集を越えて47名となりました。

開催当日は、夏至の翌日となる6月23日(土)の12時よりスタートしました。6月21日より梅雨入りした仙台でしたが、この日は快晴となりました。
今回は早く来た方が開宴までゆっくりと待機して頂く待合室を用意させて頂きました。玄関から続く畳敷きの廊下を歩いて通された待合室には、生け花や掛け軸(誰もが知っている400年前の武将の直筆の手紙)がそれとなく飾ってありましたが、どうやら調度品であることも伺い、後でびっくりです。

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皆さんが揃ったところで待合室から会場へご案内。着席頂いたところで開宴です!

始めに社長の佐浦がご挨拶。

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次に「東洋館」の千田社長からもご挨拶頂きました。
 「旬のみやぎの素材を吟味して、浦霞のお酒に合うように献立を考えました。東洋館の料理と浦霞のお酒のコラボレーションをお楽しみください」
千田社長のコメントに期待も一気に膨らみます! 

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続いて乾杯の挨拶ですが、今回は今日のイベントに一番乗りして頂いた方へお願いしました(○十年前に披露宴をここで挙げたなどのエピソードも話をして頂きました。ありがとうございました)。

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乾杯のお酒は、今年度最後に仕込んだ、宮城県産ササニシキ100%を使用した特別純米酒の生酒でこの日のための特別なお酒です。
ほど良く冷えた生酒特有のフレッシュな香りとお米の旨味が感じられる味わいにひと息つき、歓声。「美味しいね?」の声にひと安心です。

ここからは、みやぎ各地の旬の材料を吟味して集めた料理と旬のお酒をじっくりと堪能して頂きました。献立には書いていなかった料理長さんの各々のタイトルも一緒にご紹介します。


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先付 「初夏の香り」・・・雲丹、栄螺(さざえ)、蛤、鮑 
三陸から運ばれてきた「雲丹」「栄螺」「蛤」「鮑」といった初夏を感じさせる食材を一品にして提供。個性のある素材をうまく合わせた味わいは、まさに海の香りそのものです。

前菜 「宮城の薫風」・・・鮑柔煮、海老新生姜巻、炙りほや、鰻寿司、
青端湯葉、あまえくぼ塩蒸し
三陸や閖上といった宮城の浜から取り寄せた「鮑」「ほや」「海老」。「ほや」はまさに宮城を代表する食材。アンケートでも人気が高かったのが「ほや」でした。
炙った「ほや」はくさみがなくなり、自然の旨味が感じられ生酒にもぴったりとの感想でした。
「あまえくぼ」は、宮城県でしかつくられていない「そらまめ」ですが、鮮やかな緑色をしていてくせがありません。シンプルに塩蒸しで頂きました。
?海のもの、山のもの?素材の味を楽しめた前菜です。

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吸椀 「仙北名物」・・・ふかひれ 蕗 ササニシキ麺 
宮城県気仙沼の「ふかひれ」は、中国の高級食材として輸出もされている宮城県でも有数の特産品です。ささにしきで作られた麺も米どころ宮城らしい素材ですね。

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造り 「海の便り」・・・鮪、鮎魚女(あいなめ)、帆立貝
これは近海で獲れた「鮎魚女」や塩釜の「鮪」、女川の「帆立貝」など新鮮な彩りが目をひきます。

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お造りがすべての方に配膳されたところで果実のような気品ある吟香とやわらかながら落ち着いた味わいの「大吟醸 浦霞」を提供。そして、ここで料理もお酒の配膳も一時中止です。
そして、社長の佐浦より一言。
 「東洋館さんからの景観や建物、美味しい料理と旬のお酒がありますが、何かが足らないと感じていました。そこで、この舞台を利用して仙台の芸妓さんに踊りを披露してもらうことにしました」

「おぉぉ?」という、どよめきと共に大きな拍手がわき起こりました。

「大吟醸 浦霞」の提供のタイミングは「これから始まる芸妓さんの舞台の鑑賞をしながらお酒もゆったりとした心持ちで堪能してもらいたい」そんな思いからでした。

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踊りは「さんさ時雨」から始まり、仙台にゆかりのある「荒城の月」と5曲を東洋館の歴史と雰囲気のある舞台で演じられました。最後は、拍手喝采でした。
舞台終了後、披露してくれた富丸さん、富弥さん、佳子さんがイベントに参加した皆さんにご挨拶も兼ねて各テーブルをまわり会話を楽しみ、さらにイベントを盛り上げてくれました。

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キリッとした感じで身の振舞いも踊りも素敵な仙台の芸妓さんですが、今では6人まで減ってしまったそうです。「百万都市の仙台から消えてなくなるは恥」ということで復興に力を入れているそうです(みんなで応援しましょう)。

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踊りの余韻が冷めないうちに次の料理となりました。ここで3番目のお酒「浦霞禅」が皆さんのお膳に運ばれました。

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○焼き物「恵み」・・・鱸、淡竹、唐辛子
「鱸」も「淡竹」も「唐辛子」も海や山の自然の「恵み」であるところからつけられたネーミングです。

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○煮物「仙台平野の力」・・・宮城白目大豆、長茄子南京、えんどう豆、新牛蒡。
「宮城白目大豆」は、古くから宮城県内で作られている宮城を代表する品種です。

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○揚げ物「仙南名物」・・・北寄貝ずんだ揚げ、あすぱら、温麺(うーめん)
以前の「旬どき」でもご紹介した亘理の「北寄貝」。そして、江戸時代から作られている「温麺」は、白石を代表する食材です。

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○酢物「深山嵐」・・・つるむらさき、椎茸、仙台味噌ドレッシング
「つるむらさき」はほうれん草を凌ぐビタミンが豊富で宮城県の夏野菜としては全国でも出荷量が多いんですって。

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○食事・・・穴子ご飯、仙台味噌椀
そして、夏と言えば「穴子(松島湾)」。

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○水物・・・青煮梅 とまと
デザートです。「梅」と「とまと」。まさに「旬」で夏を感じさせてくれる素材で締めくくりとなりました。

今回は、気づけば3時間を越えるこれまでにない長い時間のイベントになりましたが、不思議なくらい短く感じられました。終盤に近づくほど盛り上がり、どこのテーブルの皆さんも会話を楽しみ、料理を楽しみ、お酒を楽しんでいる様子を伺うことができました。

「今日は、お酒も料理も踊りも良かった。日本を感じたよ」
お酒を注いで回っているときに聞かされて、本当にうれしくなりました。

イベントを終えた感想の一部をご紹介します。

「仙台・宮城の郷土料理や、新たな宮城の特産品を活かした料理との組合せで浦霞をいただき、大変満足しております」

「特別純米生酒 浦霞?食中酒にもデザートにも美味しくいただきました。もちろん浦霞禅!お料理すべてに有っていました!とりあわせ、季節感+地元感良かったです。思いがけない踊りの登場に感謝!ここにも地元感あり、でした。日本に感謝。私達って本当に恵まれていますね・・・日本人でよかった!」

「旬どきは季節感もあり、日本人として大変幸せです。素晴らしいと思います」

「非常に満足させていただきました。この会の雰囲気、進行、余興とても楽しめました。お料理も大変美味しかったし芸妓さんたちの舞もすばらしかったです」
 

人が感動する場に立ち会えた、という幸せの瞬間でした。
「みやぎにある『旬』をこれからもっと力を入れて伝えていきたい」と感じた今回の「旬どき」でした。また、?秋の集い?に向けて企画を考えていきますのでご期待ください。