|
|
◆矢本蔵 製造課からの酒造り日記 1月28日
今月から矢本蔵の様子をお伝えすることになりました本村です。どうぞよろしくお願いします。
昨年よりも寒さが厳しい宮城県の冬ですが、1月下旬になるまで1度も雪が積もる日はありませんでした。私はドライブが趣味なので喜んでいたところ、先週今シーズン初じめて雪が積もりました。夕方から降りだしたのですが、風が強く数メートル先が見えない程でした。
雪のすごさに見とれ、すっかり日記用の写真を撮るのを忘れてしまいました。(矢本蔵ではありませんが、本社蔵の様子をご紹介します)
さて、最近の矢本蔵は吟醸酒の仕込みが始まり、忙しい毎日を送ってます。雪が積もらないと言っても晴れの日は少なく、気温も低く体にあたる風が痛く感じられます。まさに寒造りに適した時期です。
先日発売した「しぼりたて浦霞」を皆さん味わっていただけたでしょうか。この商品は矢本蔵で仕込んでいます。「しぼりたて浦霞」は生酒ですので、上槽(清酒と酒かすに分ける作業)から出荷まで、一度も加熱処理されない商品です。そのため搾ったばかりのフレッシュさが損なわれていない、この時期だけの味わいが楽しめるお酒です。
矢本蔵では「しぼりたて」を11月下旬から仕込み始めます。今期の「しぼりたて」は、新米の出来が良かったこともあり、もろみ経過も順調に進んだので、香りが高くすっきりした味わいに仕上がったと感じています。
私は発売と同時に家族で「しぼりたて浦霞」を楽しみました。毎日厳しい寒さの中で作業をしていますが、温かい部屋でアツアツの鍋とともに飲む冷えた生酒は最高です。作業中は温かな飲み物が欲しくなりますが、この寒さとのギャップがあるからこそ、なおさら冬の冷えた生酒は美味しく感じられるのかもしれません。
|