うらかすみ酒造り日記
〜蔵人からの季節の便り


酒造り日記の担当者が新メンバーになりました。今年の浦霞の酒造りの様子をご紹介していきます。

new 2月23日

本社蔵製造課 阿部剛仁


 2月下旬にもなると寒さも和らぎ、体の動きも少し軽くなってきた気がします。

 本社蔵では吟醸の仕込みが最盛期を迎え、泊まりの日が2月上旬から増えてきました。各部署それぞれに交替で泊まりと早朝出勤があるのですが、私が担当しているもろみの部署では、1シーズン(造り期間中)中に1人15日程度泊まりがあります。泊まりの日は、1〜2時間おきにもろみの温度管理を行います。入社当時は泊まりが辛いと感じたこともありましたが、最近では時間になると体が反応し、起きられるようになりました。

 また、泊まりの日はベテランである南部からの蔵人さんたちとゆっくり話す時間もあるため、酒造りの裏技(コツ)を教えてもらっています。こうじの運び方1つにしても、何年かかけて身に付けるだろうことをこの年齢で知ることができることは、大きな収穫だと思っています。

 
酒造りが忙しい今の時期は、休みも少ないのですが、先日プロバスケットリーグ仙台89ERS 対 埼玉ブロンコスの試合を見に行ってきました。会場いっぱいにつめかけた人たちは、性別も様々で年齢も幅広く、東北楽天イーグルス同様、宮城県民が一つになって応援している姿が印象的でした。この日の試合は仙台89ERSが勝利したのですが、数点差だったため、ハラハラしながら見ていました。

 
スポーツも酒造りもやはり1日1日の積み重ねが大切だと感じました。今シーズンも今一度気を引き締め直して、作業にあたりたいと思います。


 新年あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いします。そして、1月から矢本蔵製品課の日記を担当することになりました。よろしくお願いします。

 
年末に工場内の大掃除をしたかと思ったら、早いもので1月も半ばとなりました。現在の矢本蔵製品課は、1月18日に発売となる季節限定商品「しぼりたて浦霞(なま酒)」のびん詰作業を行っています。「しぼりたて浦霞」のびん詰作業があるため、一般市販酒のびん詰が月初めに集中し、例年通り忙しい仕事初めとなりました。私は1年を通して、日本酒を冷やして飲むことが好きなのですが、冷えた「しぼりたて浦霞」をいただくのが今からとても楽しみです。

 
昨年大掃除を終えた時、キレイに清掃された工場を目の前にして、「毎日が勉強と思い、2006年もこれまで以上に丁寧に仕事に取り組む」と目標を立てました。日々、この目標を忘れることなく、忙しい時こそ丁寧に仕事をしていきたいと思っています。また、製品課の仲間と昼休みに、温泉に行った話や美味しい食べ物の話で盛り上がるのですが、緊張と緩和のバランスを保ちながら、今年も頑張ります。


 12月から本社蔵製品課の日記を担当することになりました。よろしくお願いします。

 本社蔵のある塩竈は、積もるまではいきませんでしたが、今日は1日中雪が降っていました。この時期になると残業も増え、昨日も最終のバスに乗りました。今の時期は、1年を通して販売している一般商品の他に、季節商品の大吟醸酒の仕上げ作業があります。また、今冬から発売される新商品や海外向け商品もあるため、仕事中にミスしないように心掛けています。最近では家に着くと安心し、夕飯を食べず明日に備えて寝ることが多くなっています。

 
私は入社14年目ではありますが、あわてん坊なのでとにかく落ち着いて仕事をするよう心がけています。何かルールが変わった時には、マイノートに変更点を書いて、常に持ち歩き確認するようにしています。

 繁忙期を前にパートさんが数名入ったのですが、人に教えることは本当に難しく、頭に入っているつもりでも、いざ質問されると答えられない自分がとてももどかしいです。また、周囲の人達の仕事を見ていて、なるほどこうやるとキレイに仕上げられるんだなと思うことがあり、日々勉強しています。

 
プライベートでは、週末に主人とさびれた温泉に出かけています。にぎやかな場所が苦手なので、秘湯になります。温泉に出かけることで、また1週間頑張るぞ!と思えるので、最近みつけた楽しみの1つになっています。また、もう1つの楽しみがあります。それは、軽く飲みたい時にさらっと飲める「萩の白露」を主人と楽しむことです。やはり、日本人は温泉につかって、日本酒を飲むと心身共に疲れが飛ぶのではないでしょうか。


 矢本蔵の酒造りも本格的に始まり、日々忙しさが増してきました。このように忙しくなってきた時こそ、一人一人が自分の仕事に責任を持ち、チームワークを大切にしながら仕事に取り組んでいかなければならないと思っています。

 
さて、突然今年の酒造りに対する抱負から述べましたが、今期から矢本蔵の酒造り日記を担当することになりました。1年間よろしくお願いします。

 11月半ばに入った宮城県はぐっと気温が下がり、肌寒いを通り越して、風が肌にあたると痛く感じます。この時期になると製造部長の平野(杜氏)から教えられた「酒造りは毎年が1年生」という言葉を思い出します。私は入社してまだ8年ですが、同じ作業の中でも毎年新しい発見があります。作業性の高い手法を発見するばかりではなく、酒造りは本当に毎年が1年生ですし、気持ちの面でも初心を忘れることがないよう、この言葉をいつも思い出すようにしています。

 
入社当時はお酒が飲めなかった私ですが、今は飲めるようになり、旬の食べ物と合わせて日本酒を飲むのが大好きです。先日の休みには紅葉を見に行き、その土地の美味しい料理と日本酒をいただき、温泉につかってきました。


11月11日 
本社蔵製造課 阿部剛仁



 今期酒造りから本社蔵の日記を担当することになりました。本社蔵の中では一番年下の蔵人になりますが、日本酒はどうやって造られるのだろう、なぜ同じ原料で味が異なるのだろう等と疑問を1つ1つ消化していくうちに、気づいたら入社5年が経過しました。しかし、5年経ってもまだまだ分からないことが多く、日本酒造りは本当に奥が深いと感じています。

日記を担当するにあたっては、これまでに日記を担当してきた先輩方から、「自分の目線で思ったことを紹介すると良いよ」とアドバイスされているので、分かりやすく自分の言葉で浦霞の酒造りを紹介していきたいと思っています。

 最近の本社蔵は、酒造りが本格的に始まり、例年通り活気が出てきました。そして、10月31日には南部(岩手県)から8人の蔵人さんが来たので、これからますます仕込みの量も増えて忙しくなっていきます。私は「もろみの管理」を担当して2年目ですが、まだまだ分からないことがたくさんあります。南部からの蔵人さんは酒造りに何十年も携わっているベテランなので、来年3月まで一緒に酒造りを行っていく中で、いろいろ学んでいきたいと思っています。また、酒蔵の仕事は特に身体が資本の仕事なので、これからの季節は風邪をひかないように体調管理をすることも蔵人として大切なことなので、体力づくりの腹筋を今年もそろそろ始めようと思います。



前回の日記はこちらをご覧下さい
 
  「酒造り日記」その1(平成16年12月〜平成17年3月)
  「酒造り日記」その2(平成17年 4月〜 6月)
  「酒造り日記」その3(平成17年 6月〜10月)


 これまでにご紹介した日記担当者
 本社蔵製造課
 高橋敬治山田徹菊地玄小林宏行千葉一朗
 本社蔵製品課
 臼井一男高橋浩一佐藤晃大和田なみ枝阿部慎也佐藤得男足沢正義丹野久子内海善樹
 矢本蔵製造課
 赤間勲(副杜氏)菅澤聡渡辺強小野浩
 矢本蔵製品課   千葉晃一松岡克明川田勝志鈴木健司友川祐作大野利弘