酒銘の由来
弊社では昔から「八雲」「富正宗」「宮城一」の酒銘を、並酒・上級酒・特級酒に使用してきました。

 大正時代に東北地方で陸軍大演習があった時に、当時摂政官であった昭和天皇にお酒を献上する栄を賜りまして、それを機に万葉時代からの歌枕であった塩竃を詠んだ源実朝の歌、


       
「塩がまの  の松風  むなり

             八十島かけて春やたつらむ
」(金槐和歌集)


(塩釜の海岸を吹く風も、霧を含んでいるかのようにやさしく吹きわたる。数多くの島はいっせいに立春を迎えたのであろうか)

からいただいた「浦霞」を超特級酒の銘柄名として追加いたしました。

 昭和にはいり、戦時下の級別制度開始より銘柄名を「浦霞」に統一いたしまして、今日にいたっております。