うらかすみ便り

archive [2010.07]

「第8回うらかすみ塾生会」を開催しました

こんにちは。企画課の芳賀です。

先日、「第8回うらかすみ塾生会」を開催致しました。

第一部は「セミナー」。
菅野正道さん(仙台市博物館市史編さん室長)を講師にお迎えして、
「仙台藩と酒造」というテーマでお話頂きました。

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●第一部 セミナー
 「仙台藩と酒造」  
 講師 : 菅野正道氏 (仙台市博物館市史編さん室長)
 【講師プロフィール】
  昭和40年、仙台市生まれ。平成3年東北大学大学院修士課程修了後、
  仙台市役所入所。その後、仙台市博物館市史編さん室にて仙台市史編さん
  事業に従事。平成22年4月、仙台市博物館市史編さん室長に就任。
  ◎平成21年1月から12月まで「せんだい歴史の窓」と題するコラムを
   『河北新報』紙に連載(全50回、完結)。
  ◎平成21年2月から「仙台城下町人列伝」を仙台商工会議所の月報
   『飛翔』に連載中。

 【目次】
  1.伊達政宗と酒
    ・酒好きの政宗
    ・御酒蔵屋敷と榧森
    ・仙台藩領と酒
  2.仙台藩と酒造
    ・御酒屋
    ・清酒と濁酒
    ・酒造の制限
    ・御神酒屋
  3.塩竈神社と酒
    ・仙台藩と塩竈
    ・塩竈神社の御神酒屋

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集合写真
セミナー後外に出て、「鍾景の松」(樹齢300余年)の前にて集合写真を撮りました。
青い空と山や木々の緑の中、皆さんの笑顔があふれ素敵な1枚に仕上がりました。

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※塾生の皆様は、塾生交流掲示板にて大きな写真を見ることができます。


●第二部 懇親会
懇親会では、浦霞のお酒に合う特別料理を鍾景閣さんのご協力のもと、ご用意
させて頂きました。そんなお料理とともにご賞味いただいたお酒は4銘柄。
一日限りの特別メニューを皆様にはご堪能いただきました。
会の後半には、昨年に引き続き、テーブル対抗の○×クイズや、弊社イベント
「浦霞しぼりたてを楽しむ会」の招待券が当たる抽選会を行い、多いに盛り上がりました。
あっという間の2時間を塾生の皆さんとともに楽しく過ごすことができました。
会場へ足を運んで下さった塾生の皆さん、ありがとうございました。


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弊社看板商品の「純米吟醸 浦霞禅」で乾杯!!

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「鍾景閣」熱海支配人より本日のメニューについてご説明がありました。

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お酒とお料理を楽しみつつどのテーブルも話に花が咲いていました。

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昨年に引き続き、テーブル対抗の○×クイズを開催!
大いに盛り上がりました。

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抽選の結果、3期生の男性に「浦霞しぼりたてを楽しむ会」の
招待券が当たりました!

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最後は手締めで閉宴。
皆様、ありがとうございました。また来年の塾生会で!


第8回 うらかすみ塾生会
 開催日時  平成22年7月24日(土)10:30~14:00
 開催会場  セミナー「茂庭荘」 / 懇親会「鍾景閣」(仙台市太白区茂庭)
 参加人数  65名
 スケジュール 
  第一部 セミナー 10:30~11:30
  「仙台藩と酒造」 
   講師 : 仙台市博物館市史編さん室長 菅野正道氏
  第二部 懇親会  12:00~14:00

古代の製塩方法を伝える神事・藻塩焼神事(もしおやきしんじ)が行われました

こんにちは。製造部の小林です。

7月6日に行われた「藻塩焼神事(もしおやきしんじ)」の様子を
ご紹介します。

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  藻塩焼神事(もしおやきしんじ)
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弊社から徒歩1分のところにある「御釜神社」は、「塩竈」と言う地名
の由来となった「神竈」が安置され、毎年7月4日から6日にかけて
「藻塩焼神事(もしおやきしんじ)」が行われます。
この神事では、海藻を用いて濃度の高い塩水(鹹水)を作り、これを
煮詰めて塩を作る一連の行程が儀礼として再現されます。


【1日目】7月4日 藻刈神事
隣町の七ヶ浜町花淵浜沖で、ホンダワラを採るところから神事は始まります。

【2日目】7月5日 水替神事
松島湾釜ヶ淵より満潮時の潮水を汲み、神釜の水を入れ替えます。
また夕刻には、塩釜神楽がお披露目され、賑やかな縁日も加わり、
小さな御釜神社は人でいっぱいでした。


【3日目】7月6日 藻塩焼神事
神事の後、海水を煮詰める釜に火打石で火を入れ藻塩焼きが始まりました。

天気に恵まれ、火をくべたり、釜を始終かき混ぜる神主さん達は
とても暑かったと思います。
訪れた人々も汗だくで塩が出来る様を見届けること約一時間半後、
少し茶色がかった灰色の藻塩が出来上がっていきました。

塩が出来上がると、再び神事が行われ、出来上がった塩を神様に
お供えされた後、私もお神酒と藻塩を頂いてきました。


街中に埋もれてしまうほど小さな神社ですが、「塩竈」という名前の
由来となった塩造りの歴史を今に伝える、日本で唯一の藻塩焼神事
が今でも行われています。

浦霞は、こんな歴史が脈々と続く「塩竈」にあります。
御釜神社もすぐそばです。ぜひ、お立ち寄りください。

作家めぐり その2 雅堂窯の黒本さんの窯焚き

こんにちは。企画課の齋藤です。


今回は「やきものや雅堂窯」の黒本雅志さんの窯焚きの様子をご紹介します。

黒本さんは焼き締めを作陶されている方で、焼き締めに魅せられ陶芸を始められ、備前で修行した後、村田町に穴窯を築窯しました。
黒本さんの穴窯は全長18mで宮城県一の長さを誇っています。
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雅堂窯という窯名は黒本さんのお名前と黒本さんの曽おじいさんのお名前から一文字ずつとって付けられました。
黒本さんの曽おじいさんは漢学者で雅号を黒本稼堂(かどう)とおっしゃられ、教育に一生をささげられた方だそうです。。
そして、黒本さんも陶芸一筋に生きたいとの思いから、ご自身のお名前の「雅」と曾おじいさんの雅号の「堂」から「雅堂窯」と名付けられたのだそうです。

焼き締めは釉薬(うわぐすり)を施さずに高温で焼きあげた陶器です。

その焼き締めの窯焚きをするというので見学にいってきました。

窯焚きをする黒本さん。
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窯の内部。炎の中にうっすらと見える作品が神秘的です。
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暖かいのか窯の上で猫がお昼寝中。
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齋藤もちょっと薪をくべをさせてもらったのですが、あまりの高温に涙がでてきました。
窯の中は1200度くらいに保っているそうです。

最盛期はこんな感じだそうです。
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神秘的というか幻想的ですよね。
今度は最盛期に見学に行きたいと思いました。


また、別の日には窯出しをするというので行ってきました。
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窯の内部から作品を取り出す黒本さん。
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窯焚きが終わってから10日たっているのですが、窯の中はまだまだ余熱がありました。40度くらいはあったでしょうか。

窯の中から取り出された作品。
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素朴な風合いの焼き締め。薪や籾殻などにより偶然にできる模様や色合い。土によってもかわる質感。
そして、焼き締めは使い込めば使い込むほどに色が変わり味が出てきます。

夏の暑さにバテた体に、黒本さんのぐい呑みで浦霞のお燗でほっと一息いかがでしょう。

黒本さんの作品は「浦霞 酒ギャラリー」でお取り扱いしています。
浦霞 酒ギャラリー」にお出での際は是非お手にとってご覧下さい。

弊社でお取り扱いしている黒本さんの作品の一部です。
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次は仙台の秋保でガラス作品を作っている「海馬ガラス工房」の村山耕二さんを紹介したいと思います。