うらかすみ便り

作家めぐり その2 雅堂窯の黒本さんの窯焚き

こんにちは。企画課の齋藤です。


今回は「やきものや雅堂窯」の黒本雅志さんの窯焚きの様子をご紹介します。

黒本さんは焼き締めを作陶されている方で、焼き締めに魅せられ陶芸を始められ、備前で修行した後、村田町に穴窯を築窯しました。
黒本さんの穴窯は全長18mで宮城県一の長さを誇っています。
1007_1_1.jpg

雅堂窯という窯名は黒本さんのお名前と黒本さんの曽おじいさんのお名前から一文字ずつとって付けられました。
黒本さんの曽おじいさんは漢学者で雅号を黒本稼堂(かどう)とおっしゃられ、教育に一生をささげられた方だそうです。。
そして、黒本さんも陶芸一筋に生きたいとの思いから、ご自身のお名前の「雅」と曾おじいさんの雅号の「堂」から「雅堂窯」と名付けられたのだそうです。

焼き締めは釉薬(うわぐすり)を施さずに高温で焼きあげた陶器です。

その焼き締めの窯焚きをするというので見学にいってきました。

窯焚きをする黒本さん。
1007_1_8.jpg

窯の内部。炎の中にうっすらと見える作品が神秘的です。
1007_1_2.jpg

暖かいのか窯の上で猫がお昼寝中。
1006_20.jpg

齋藤もちょっと薪をくべをさせてもらったのですが、あまりの高温に涙がでてきました。
窯の中は1200度くらいに保っているそうです。

最盛期はこんな感じだそうです。
1006_24.jpg

神秘的というか幻想的ですよね。
今度は最盛期に見学に行きたいと思いました。


また、別の日には窯出しをするというので行ってきました。
1007_1_5.jpg

窯の内部から作品を取り出す黒本さん。
1007_1_6.jpg

窯焚きが終わってから10日たっているのですが、窯の中はまだまだ余熱がありました。40度くらいはあったでしょうか。

窯の中から取り出された作品。
1007_1_7.jpg

素朴な風合いの焼き締め。薪や籾殻などにより偶然にできる模様や色合い。土によってもかわる質感。
そして、焼き締めは使い込めば使い込むほどに色が変わり味が出てきます。

夏の暑さにバテた体に、黒本さんのぐい呑みで浦霞のお燗でほっと一息いかがでしょう。

黒本さんの作品は「浦霞 酒ギャラリー」でお取り扱いしています。
浦霞 酒ギャラリー」にお出での際は是非お手にとってご覧下さい。

弊社でお取り扱いしている黒本さんの作品の一部です。
1007_1_9.jpg

次は仙台の秋保でガラス作品を作っている「海馬ガラス工房」の村山耕二さんを紹介したいと思います。