うらかすみ便り
こんにちは。企画課の笠原です。
弊社本社蔵近くの御釜神社では、毎年7月4日から6日の3日間御祭神・
塩土老翁神にゆかりの「藻塩焼神事」が斎行されます。
この神事では、海藻を用いて濃度の高い塩水を作り、これを煮詰めて塩を作る
一連の行程が儀礼として再現され、
藻刈神事(7/4)・水替神事(7/5)・藻塩焼神事(7/6)の三つの工程を執り行います。
今年も3日間、無事に執り行われました。
前日の7月5日には、前夜祭「釜社宵祭り」が開催されました。
縁日とともに、御釜神社の向かいの「旧えびすや旅館(松亀園)」では、
塩竈市指定無形文化財「塩竈神楽」の奉納が行われました。
老若男女の方々が集まり、舞と笛・太鼓の演奏に見入っておりました。
翌日7月6日(日)には、古代の製塩方法を伝える神事として宮城県の
無形民俗文化財に指定されている「藻塩焼神事」が執り行われました。
まず、製塩用鉄製平釜の上に竹の棚を設け、ホンダワラを広げます。
ホンダワラの上から海水を注ぎます。
火をつけます。
竹の棚をはずします。
榊でお祓いをして儀式は終了。約1時間海水を煮詰めます。
できた藻塩は来訪者に振舞われました。
7月10日には「藻塩焼神事」で出来た藻塩を鹽竈神社に御供えする
鹽竈神社例祭、7月21日(海の日)には「みなと祭り」が開催される
など、7月は塩竈市内でお祭りが多く開催されます。
是非、塩竈に遊びに来てください。お待ちしております!
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