うらかすみ便り

木桶の箍(タガ)を交換しました


こんにちは。企画課の笠原です。

先日「木桶仕込み山廃純米酒 浦霞 貳百八拾號(にひゃくはちじゅうごう)」で使用している木桶のメンテナンスを、大阪の製桶所 ウッドワークさんに来社頂き、作業を行ってもらいました。

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木桶仕込み山廃純米酒 浦霞 貳百八拾號(にひゃくはちじゅうごう)


弊社では創業280年目の2004年、昔ながらの酒造りの伝統を守るため、そして木桶文化の継承のために約半世紀ぶりに木桶仕込みを復活させました。
木桶仕込みのテーマは「温故知新」。
自然の温もりのある昔ながらの酒造りをもう一度見直したいと考え、当時弊社でただ一人木桶による酒造りを知る、名誉杜氏 平野重一(2016年逝去)の指導により若い蔵人たちに伝統の技が受け継がれています。


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2011年の東日本大震災では、津波で木桶が被災し、現在使用している木桶は2代目となります。
震災後使っていた木桶も段々と杉板と杉板の隙間が開いてきたので、今回ウッドワークさんにお越し頂き、竹の箍(タガ)の追加と取り替えをして頂きました。


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また、今回ウッドワークの上芝さんがはるばる大阪からお越しになるということで、木桶仕込み担当の蔵人がレクチャーを受けました。

==蔵人談
日頃木桶を使用していて抱いていた疑問や、自分たちが行っている管理方法が正しい事なのか尋ねる良い機会だと思い、いろいろと質問させて頂きました。
今回は桶の箍(タガ)を数本交換・修繕して頂きながら、木桶の状態を見て頂き、管理方法や手入れについては問題なく管理できていると言って頂きました。
これからも木桶にとって良いことを続けていき、木桶の文化と木桶での酒造りを長く継承していきたいと改めて思いました。



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本社蔵杜氏 小野寺とウッドワークのお二人


ウッドワークさん、はるばる大阪からありがとうございました。
修正頂いた木桶を大切に使い、美味しいお酒を造っていきます!

日本の文化である木桶を守り、伝える職人に思いを馳せながら、皆さんも「木桶仕込み山廃純米酒 浦霞 貳百八拾號(にひゃくはちじゅうごう)」をお飲み頂ければと思います。