うらかすみ便り

「第5回うらかすみ塾生会」を開催しました

こんにちは。
先日、「第5回うらかすみ塾生会」をフレンチレストラン ビストロ ル・シエル様
にて開催致しました。

第一部は「セミナー」。
弊社取締役製造部長の平野重一を講師に、
「平野流酒造り」というテーマでお話頂きました。


●第一部 セミナー
 「平野流酒造り」 
 講師 : 平野重一 (浦霞醸造元 株式会社佐浦 取締役製造部長)

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受講生の中からもっとも要望が多かった、弊社製造部長(杜氏)平野重一のセミナー
を行いました。はじめに杜氏平野が浦霞に来るまでをナレーションでご紹介し、
その後弊社司会が杜氏平野へ質問する形式でセミナーを進めさせていただきました。


【ナレーションの一部をご紹介】
浦霞醸造元 杜氏 平野重一は、昭和4年3月9日 岩手県和賀郡更木村の農家に、
3人兄弟の末っ子として生まれました。
平野杜氏の祖父、そして大叔父は酒造りの道に生きる人でした。後に平野杜氏の師
となる叔父の平野佐五郎杜氏も一時期、この大叔父を師と仰いでいました。
平野杜氏が小学5年生の頃、佐五郎杜氏は更木村にある酒屋の杜氏をしており、
平野杜氏はよく小遣い銭をもらいに遊びに行っていたそうです。
その頃の平野杜氏はもちろん、まだ酒造りの道に生きるとは思っていませんでした。


【平野流酒造りへの質問の一部をご紹介】
・桶の手入れは琺瑯タンクと異なり大変だと聞きますが、桶はどのような手入れが
 必要なのでしょうか?
・3年前に木桶仕込みを復活させましたが、復活にかけた想いとはどのようなものでしたか?
・昭和35年、平野杜氏は浦霞の杜氏職に就任します。当時の清酒鑑評会の様子を教えて下さい。
・当時吟醸タイプのお酒は鑑評会のみで、ほとんど市販されていませんでした。
 それを商品化したのが当社の看板商品「浦霞禅」ですが、どのような流れから
 商品化することになったのでしょうか?
・「平野流酒造り」とはどのようなものと言えるでしょうか?



●第二部 懇親会
懇親会では一夜限りの特別コースと共に、6種類の浦霞をお楽しみいただきました。
また、懇親会の中盤では、参加者からいただいた杜氏平野への質問にお答えする時間
を設けました。
3時間におよぶ同窓会は、大変な盛り上がりとなり終了しました。
会場へ足を運んで下さった皆さん、ありがとうございました。

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【懇親会でお楽しみいただいた浦霞】
 ◆低アルコール純米酒 萩の白露
    ライトな味わいは食前酒にぴったりです。
 ◆生貯蔵酒 ぼとる浦霞
    清涼感ある生貯蔵酒は夏におすすめです。
 ◆純米吟醸 浦霞禅
    セミナーでも登場した浦霞の看板商品です。
 ◆山廃純米大吟醸 浦霞 ひらの
    杜氏平野の名前を銘柄とした新商品です。
 ◆純米原酒につけた浦霞の梅酒
    8月初旬発売の商品を先行でお楽しみいただきました。
 ◆本格焼酎 浦霞
    食後酒としてストレートやオン・ザ・ロックで提供しました。


第5回 うらかすみ塾生会
 開催日時  平成19年7月28日(土)17:30~20:00
 開催会場  フレンチレストラン ビストロ ル・シエル(仙台市宮城野区榴ヶ岡)
 参加人数  52名
 スケジュール 
  第一部 セミナー
  「平野流酒造り」
   講師 : 平野重一 (浦霞醸造元 株式会社佐浦 取締役製造部長)
  第二部 懇親会

「第4回うらかすみ塾生会」を開催しました

こんにちは。
先日、「第4回うらかすみ塾生会」をSENDAI LION様にて
開催致しました。

第一部は「セミナー」。
関東学院大学の教授であり、燗酒普及協会会員の木村新氏を講師に
お迎えして、「燗酒を語ろう」というテーマでお話頂きました。


●第一部 セミナー
 「燗酒を語ろう」 
 講師 : 木村新氏(関東学院大学教授、燗酒普及協会会員)


「私は自分の飲みたい温度で燗酒を味わいたいので、こういったかさばらない燗道具
を持ち歩いています」の一言に、参加した塾生はいっきに惹き込まれた様子でした。
木村氏は、燗酒普及協会の会員であるかたわら、長期熟成酒きき酒認定 三段(第6号)
を有しています。木村先生は、下の写真にあるように「燗酒普及協会」のはんてんを
着用して、セミナーを行って下さいました。
 >>燗酒普及協会公式サイトはこちら  http://www.kanzake.org/

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(1)お燗をつけることで生まれる味わい  
(2)お燗に向く酒、料理の傾向

温めて楽しむお酒とは、燗の温度と表現、冷酒の温度と表現からセミナーは始まりました。
燗酒には日本酒ならではの分かりやすい表現があります。

 日向燗(ひなたかん、30℃程度)、人肌燗(ひとはだかん、35℃程度)
 ぬる燗(40℃程度)、上燗(じょうかん、45℃程度)
 熱燗(あつかん、50℃程度)、飛切燗(とびきりかん、55℃以上)といった具合です。


また、燗の温度によっても味覚の感じ方が異なります。
低い温度の場合は、甘味は減少しますが高い温度ですと増加します。逆に酸味は低い
温度で増加し、高い温度で減少します。このようなことからもお燗に向く酒と向かない
酒がみえてきます。

お燗酒に向く料理の傾向としては、以下のような具体例を挙げての解説がありました。また、
なぜこのような組み合わせがお勧めであるのかといった解説も行っていただきました。
  ・「先付け」には、冷酒、生酒
  ・「お造り」には、香りの低い本醸造酒を上燗あたりで
  ・「煮物」には、純米酒の上燗あたりを
  ・「鍋物」には、香りの高いお酒ではなく、のど越しの良い酒を冷やして
感じ方には個人差がありますので、上記は参考までにご覧下さい。

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(3)家庭での美味しい燗のつけ方  
(4)酒器と味覚の関係

下の写真は、木村先生が所有する10数点の酒燗道具類です。
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こちらを持参いただいて、家庭での美味しい燗のつけ方について解説していただきました。

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上の写真は、木村先生が銅製の酒燗道具を手にして解説している様子ですが、炭を
おこして燗をつけます。その脇でイカ等の焼き物も出来る優れものです。「花見の
時期には、燗をつけながらイカをあぶります」の一言に参加者は思わず笑顔に。
解説する木村先生も笑顔です。

また、「家庭での美味しい燗のつけ方」ということで、電子レンジでも温度むらが
出ないような美味しい燗のつけ方を解説していただきました。

酒器と味覚の関係では、下の写真にある様々な酒器を木村先生からお借りして、
講義を行いました。

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例えば、口径が小さい桶型の酒器は、酒が舌の中央に流れるため、下の中程の両側で
一番よく感じ取れる酸味が強調されます。
飲む時、唇が触れる部分の酒器の厚さによっても感じ方が異なります。


(5)実践編・・・温度の違いと酒器の違いによるきき酒を行いました。

温度の違いによるきき酒として、「純米浦霞」を30℃、40℃、50℃で味わって
頂きました。
その次に、酒器の形状の違いによるきき酒としては、同じく「純米浦霞」を45℃に
燗をつけて、体験して頂きました。
グループ形式の配置でセミナーを行ったため、お互いお酒を注ぎあいながら、自分に
あった温度帯を探り、また形状の違いによる味わいの違いをディスカションしながら、
きき酒を行って頂きました。

自分の好みの温度帯を皆さん、見つけていただけたでしょうか?今年の冬はきっと
燗酒名人です!

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●第二部 懇親会
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1期生から7期生まで参加年度の垣根を超えて、さぁ 乾杯です

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中盤からはそれぞれ席を移動してどの席も話に花が咲いていました

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カメラを向けるとポーズをとって下さいました。楽しいお酒はやっぱり最高

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写真手前左は弊社社長佐浦です。
佐浦も席を移動して参加者とお話をさせていただきました。

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セミナーの講師をお願いした木村先生も懇親会に参加していただきました。

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会場のあちらこちらで記念撮影。記念撮影の様子をこっそり撮影



第4回 うらかすみ塾生会
 開催日時  平成18年10月28日(土)15:30~20:30
 開催会場  仙台星和ビル(仙台市) 
        セミナー:サッポロ株式会社東北本部大会議室
        懇親会:SENDAI LION 
 参加人数  29名
 スケジュール 
  第一部 セミナー 15:30~17:40
  「燗酒を語ろう」
   講師 : 平野重一 (浦霞醸造元 株式会社佐浦 取締役製造部長)
  第二部 懇親会「燗酒を味わおう」 18:00~20:30