旬どき うまいもの自慢会 みやぎ
皆さん、こんにちは。企画課のトミヤです。
今回の「旬どき・うまいもの自慢会・みやぎ」の食材は、宮城を代表する夏の食材「ホヤ」と松島湾産の「穴子」です。この時期にはどこの生鮮魚を扱うお店であればおいてある「ホヤ」。しかし、独特の風味から苦手な方もおりますが、この時期としては外すことのできない食材です。
会場となったのは、塩竈料理「翠松亭」さんです。翠松亭さんの軒先では紫陽花がきれいに咲いていました。紫陽花の上に掲示された料理の内容を記した看板にも「ホヤ」の文字があります。
[夏のつどいの概要]
開催日時 平成21年6月28日(日曜日) 17:00から20:00
開催場所 塩竈料理「翠松亭」(宮城県塩竈市)
参 加 料 6,000円
定 員 23名
最初は、社長の佐浦の乾杯からスタートです。
<ササニシキ特別純米酒生酒 浦霞>
乾杯のお酒は、今年度最後に仕込んだ、宮城県産ササニシキ100%を使用した特別純米酒の生酒でこの日のために用意した特別なお酒です。ほど良く冷えた生酒特有のフレッシュな香りとお米の旨味が感じられる味わいです。
<前菜> 木の芽味噌和え(ホヤ・筍・こんにゃく)、穴子八幡巻 、穴子骨せんべい
そら豆、 丸十レモン煮、 番傘海老
味噌で和えられた「ホヤ」「筍」「こんにゃく」の食感が気持ち良く、口の中に広がる「ホヤ」の香りと風味が乾杯酒の生酒にも抜群にあいます!「穴子の八幡巻」や「穴子骨せんべい」も前菜としては最高の一品でした。「番傘海老」にも季節感が演出されていました。
<一品目> 旬魚四点盛りお造り
旬の刺身を少量づつ頂きますが、この中でも鮪の頬部分の刺身は、脂身が少なく、ぷりっとした食感は他ではなかなか味わえません。生鮪の水揚げ日本一の塩竈ならではではないでしょうか。
<純米吟醸 浦霞 寒風沢>
松島湾内に浮かぶ塩竈市寒風沢島で収穫した「ひとめぼれ」を使用。このお米は天水のみを利用して昔ながらの農法で育て天日干しをして収穫された貴重なお米。やや甘みのある果実のような香り、しっかりとした酸味が心地良い、さわやかな味わいのある純米吟醸酒です。
<二品目>冷やし穴子と茄子の博多寄せ煮物、プチとまと、柚子、白髪葱
とろみのあるだし汁がかかった穴子と茄子がミルフューユのようになっていて、細く刻まれた白髪葱の食感がとても口の中で心地よい一品。しっかりとした酸味を持つ「純米吟醸酒 浦霞 寒風沢」とも抜群にあいました。
<三品目> 焼き物 穴子の浦霞酒粕入り味噌漬け焼き、鶯豆の羊羹、野菜カステラ
「浦霞」の酒粕を使った穴子の味噌漬け焼きは、穴子の旨味をそのままに包み込まれていて、この日の一番人気でした。
<山田錦純米大吟醸 浦霞>
果実のようなふくらみのある吟醸香と柔らかく熟成された米の旨味が調和され、バランスのとれたまろやかな味わいのお酒です。このお酒は、世界最大規模・最高権威に評価されるワイン・コンペティションで、世界中のワイン業者から最も注目されている「IWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)2009」のSAKE部門の審査で銀メダルを受賞したことを伝えると会場もたくさんの拍手!拍手!を頂きました。そんなお酒を「旬どき・うまいもの自慢会」用にご提供です。
<四品目>揚げ物 玉蜀黍(とうもろこし)とほや真丈の東寺揚げ、オクラ衣揚げ、抹茶塩
<五品目> 酢の物 ホヤのポン酢ゼリーかけ、浅月、赤おろし
こちらは、ホヤ好きの方には特に人気だった一品。また、ポン酢のゼリーかけは、ホヤが苦手の方から「美味しいと思った!」というほど食べやすく皆様が満足された味わいでした。
<6品目> 食 事 炊いた穴子のお茶漬け、煎り胡麻、針大葉、山葵
炊いた穴子は下味がしっかりとついている穴子をお茶漬けのご飯の上に載せて食べるとさらさらと口の中に入っていきます。穴子の旨味と穴子の食感が口の中で広がりとても美味しい一品でした。
喜びの声をご紹介いたします!
・穴子のお茶漬け、初めて食べました。大変おいしかったです。
・ホヤは浦霞にも相性が良く、穴子も身が引き締まっていてぷりっとした味わいでした。
・ホヤは苦手だったがおいしく頂いた。
・穴子は文句のつけようがありません。
・大変新鮮で味付け具合も最高でした。
・初めて参加しましたが大変楽しかったです。
・ホヤは新鮮なものは甘い!美味しかった!!
夏の宮城を代表する食材を充分に満喫して頂きました。また、次回の「旬どき」で旬の地元の食材と旬のお酒でお逢いしたいと思います!