旬どき うまいもの自慢会 みやぎ
こんにちは!企画課の小野寺です。
先日開催された「旬どき うまいもの自慢会 みやぎ ~春の集い~」。
今回は「春野菜」をテーマに、仙台駅前の「蔵の庄 総本店」様のお料理と
お料理に合う浦霞の日本酒を堪能していただきました。
その様子をご報告いたします!
==== 開催概要 ====
■日 時 2016年4月2日(土)17時~
■会 場 「蔵の庄 総本店」(宮城県仙台市青葉区)
http://kuranosho.jp/
■参加費 6,400円
■参加者数 34名様
まずは社長の佐浦よりご挨拶、
そして春の季節限定酒「純米吟醸生酒 浦霞 春酣」で乾杯し
会がスタートしました。
純米吟醸生酒 浦霞 春酣(季節限定)
春の息吹とともにお届けする純米吟醸生酒です!
純米吟醸酒らしい米の旨味と果実のような香り、
生酒のフレッシュな味わいがお楽しみいただけます。
その乾杯酒と共に味わって頂いたのが、前菜・御造・小鉢の3品です。
【前菜】
三陸産ほやの酢の物、菜の花の昆布締め
爽やかなお酢の酸味が食欲を刺激する一品。
三陸産ほやは身がぷりぷりとしていて、キュウリの歯ごたえと共に食感も楽しめました。
旬の春野菜・菜の花の昆布締めは、シンプルに素材のおいしさを味わえました。
菜の花のほどよい苦味が、「純米吟醸生酒 浦霞 春酣」のやさしい甘さと良く合いました。
【御造】
初鰹、鰆たたき、ボタンエビの御造り(梅塩、山葵)
醤油ではなく、梅塩と山葵だけで味わう御造り。
肉厚で大ぶりに盛られ、とても食べ応えがありました!
【小鉢】
若筍煮(木芽、粉鰹)
若筍はこりこりとした食感を残し、透き通り見た目も美しい出汁はとてもあっさり。
春の朗らかな空気を感じるような優しい味わいでした。
ここで今回のゲスト、日本野菜ソムリエ協会 シニア野菜ソムリエの
大宮牧子様より「春野菜」についてご説明いただきました。
~ 概 略 ~
春は人間も芽吹く季節です。
冬はカロリーの高いものを摂取します。
その蓄えた体内の毒素を春になったら出そうとデトックスを行うため肝臓がフル回転。
そのため、目や肝臓などに異常が表れる季節です。
春野菜の苦味成分は、新陳代謝を活発にし、消化を促進する働きがあります。
旬の野菜は、体にとって必要なもの。体を助けるものを取りましょう。
1日に必要な野菜は350gと言われていますが、特にその量にこだわるのではなく、
「旬」の「新鮮」なものを取るよう心掛けてほしいと思います。
続いて、「蔵の庄 総本店」の木島店長よりもご挨拶を頂きました。
ここでの開催は5年振り。
「前回よりレベルアップした「蔵の庄」を提供したく楽しみにしていました!」
と、元気な声でご挨拶していただきました。
続いてのお酒は、「花は咲く 蔵の華純米吟醸 浦霞」です。
花は咲く 蔵の華純米吟醸 浦霞(宮城県限定)
宮城県産酒造好適米「蔵の華」を使用した
ほどよい香りと甘みが絶妙なバランスのお酒。
このお酒と共に味わっていただいたのは、
蔵の庄自慢のお通し、野菜盛り合わせです。
【野菜盛り合わせ】
にんじんの天ぷらなどを「ばっけ味噌」をつけて
にんじんの天ぷらは衣はさくさく、中はほくほくで、にんじん本来の甘さを味わえました。
付け合わせのばっけ味噌は濃く、どこか懐かしさを感じる甘さ。これだけでお酒が進みます。
他の野菜もみずみずしく、野菜のおいしさを改めて感じることができました。
続いての料理は、焼物です。
【焼物】
銀たらの仙台みそ漬け焼き
仙台みそは濃厚な味わいで、銀たらの身はふんわりと柔らか。
この料理と合わせていただいたのが、「大吟醸 浦霞」です。
このお酒は「ワイングラスでおいしい日本酒アワード2016」大吟醸部門にて
最高金賞を受賞いたしました!
仙台みそに漬けられた銀たらの濃厚な味を大吟醸の柔らかい甘みが包み込み、
キレの良い後味が次の一口を美味しくしてくれる、とても相性の良い組み合わせでした。
続いてのお料理は【強肴】。
【強肴】
伊達桜ボーク 浦霞の酒粕漬
浦霞の酒粕で漬けた伊達桜ポークは香りが華やか。
お肉はとてもやわらかく、噛めば噛むほど旨味が出てくるジューシーな味わいでした。
会も後半になってきたところで、お燗酒をお楽しみいただきました。
今回お燗で提供したのは、「蔵の華 芳醇辛口純米 浦霞」です。
蔵の華 芳醇辛口純米 浦霞
宮城県産酒造好適米「蔵の華」使用した、
芳醇な香りとすっきりとした味わいのお酒。
浦霞で最も辛口の酒です。
このお酒と合わせていただいたのが、【揚げ物】と【食事】です。
【揚げ物】
鰯の香梅揚げ、山菜天ぷら(たらの芽など)
鰯の香梅揚げは脂ののった鰯の旨味を梅の酸味がさっぱりとさせ、軽い味わい。
山菜の天ぷらは、ほのかな苦味がおいしく、春らしい一品でした。
【食事】
白石温麺、春芹の出し巻き玉子
最後のお料理は甘いだしの効いたやさしい味わいのもの。
心地よい満腹感を感じながら、ほっこりと終わりました。
最後のお酒はデザート酒として「浦霞 本格焼酎につけた梅酒」を。
浦霞 本格焼酎につけた梅酒
爽やかな梅の酸味で、さっぱりと締めました。
以上で今回のお料理とお酒の提供が終わりました。
改めて"旬"を味わうことの楽しさ、大切さを学んだ回となりました。
ご参加いただいた皆様、大宮牧子様、「蔵の庄」様、ありがとうございました!
次回の「夏の集い」もお楽しみに。
写真左から
・純米吟醸生酒 浦霞 春酣(季節限定)
・花は咲く 蔵の華純米吟醸 浦霞(宮城県限定)
・大吟醸 浦霞
・蔵の華 芳醇辛口純米 浦霞
・浦霞 本格焼酎につけた梅酒(季節限定、数量限定)
アンケートより一部抜粋
・旬の野菜のおいしさ、体にとってとても良いということをお聞きし、
これから積極的に食べていきたいと思いました。ありがとうございました。
・春野菜のおいしさは体が欲しがっていたんですね。日々の食事が大切だと思いました。
・菜の花の食べ方、明日から実践します。ありがとうございました。
・初めての参加で、こんな会があるのも今まで知らなかったので大変勉強になりました。
美味しい食事、お酒、そしてお話、とても楽しかったです。