旬どき うまいもの自慢会 みやぎ
こんにちは。企画課の笠原です。
先日、「第40回 旬どきうまいもの自慢会 ~秋の集い~」を
開催いたしましたので、その報告を致します。
今回の会場は、仙台駅前の「伊達の旬菜 みわ亭」 様。
旬の食材と「浦霞」の相性を堪能していただきました。
■日時 2016年9月24日(土) 17時より
■場所 「伊達の旬菜 みわ亭」 http://www.miwatei.jp/
■参加費 6,400円
■参加者数 26名様
まずは社長の佐浦からの挨拶、乾杯で始まりました。
乾杯酒は「山田錦純米大吟醸 浦霞 古酒」2011BYです。
このお酒は、世界で影響力のあるワイン評論家ロバート・パーカー氏
主宰の「ワイン・アドヴォケイト」誌の中で、パーカーポイント90点以上
を付与された日本酒のひとつとして紹介されています。
嬉しい話題として、皆様にご紹介、お召し上がり頂きました。
この乾杯酒と合わせてお楽しみ頂いた1品目は、【前菜】
【前菜】
蔵王クリームチーズと美味とまと、豚ももの生ハム 辛味大根
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クリームチーズの甘みとトマトの酸味が相性ぴったり。
辛味大根は、当日朝に収穫した自家栽培の間引き大根。
カリッとした食感、ほど良い辛味が美味しかったです。
ここで「伊達の旬菜 みわ亭」の小松正彦料理長から
本日の献立の説明がありました。
台風の影響で、直前まで食材の確保に苦戦しながらも
日本酒に合うメニューをこだわってご用意頂きました。
小松料理長の想いを聞いたところで、お待ちかねの
2品目は【造り】。
【造り】
戻り鰹(ポン酢ジュレ)、烏賊の叩き昆布〆(肝醤油)
===
肉厚の鰹は、さっぱりとしたポン酢ジュレとよく合いました。
淡泊でさっぱりとした味わいの烏賊は、肝醤油の苦味・甘味と
相性が良かったです。
そんなお造りと一緒にお楽しみ頂いたお酒は
弊社看板商品の「純米吟醸 浦霞禅」
純米吟醸 浦霞禅
ほどよい香りとまろやかな味わいのバランスのとれた純米吟醸酒。
ここで、ゲストからのお話。
今回のゲストは、株式会社グロサリーサポートの佐藤友則様です。
佐藤さんは30歳から家業の八百屋を継ぎましたが、
近年大型スーパー等の影響を受け、3年前に「卸業」に転換、
「株式会社グロサリーサポート」を起業したそうです。
「伊達の旬菜 みわ亭」さんをはじめとした飲食店に野菜を
卸すだけではなく、野菜の使い方や知識も提供し、他社との
差別化を図っているそうです。
「飲食店」と「生産者」をつなぐ仕事を心掛けていると
熱い思いをお聞かせ頂きました。
お話の後、お料理は3品目【焼肴】に進みました。
【焼肴】
赤むつの蔵漬け かぼす 辛味大根(叩き木の芽)
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脂ののった赤むつは、「ひやおろし」との相性も良かったです。
かぼすをかけ、大根おろしとともにさっぱりと頂けました。
特別純米酒 ひやおろし 浦霞(季節限定)
特別純米酒 ひやおろし 浦霞(季節限定)
まろやかでふくらみのある味わいは、食欲の秋にぴったり。
ここで再度、ゲストの佐藤さんにご登場いただき、お話いただきました。
身近な話題として、スーパーでの野菜の選び方をレクチャー
いただきました。
例えば、「きゅうり」はトゲトゲがいっぱいのもの、
「レタス」は、冬は重いもの、夏は軽いもの、
「白菜」は、芯が黄色いものを選ぶといいとのことでした。
日常のことで皆さん興味深く聴いておりました。
料理は、4品目【強肴】へ
【強肴】
仙台牛ローストビーフ 泡吟醸掛け サラダカボチャ(丸森産)
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噛めば噛むほど肉の旨味が広がり、サラダカボチャは、サクサク
とした食感、まろやかな味わいでした。
お酒は4種類目の提供へ
特別純米酒 生一本(きいっぽん) 浦霞
特別純米酒 生一本(きいっぽん) 浦霞
ふくよかな米の旨みとほどよい酸味のハーモニー。
料理は5品目【合肴】
【合肴】
新里芋唐揚げ 栗麩 銀杏
柚子おろし 昆布白出汁
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今日の里芋は新潟産とのこと。ゲストの佐藤さんいわく、
唐揚げにするのであれば、トロっとし過ぎない新潟産がおすすめ。
もちもちとして、ほど良い粘り気の里芋、昆布だしのやさしい甘さで
ほっこりする味わいでした。
続いての料理は、アンケートで人気NO.1のお料理【食事・吸物】へ
【食事・吸物】
秋刀魚土鍋飯 木の芽
生木耳 石巻の芹/香々(蕪)
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秋の美味しさを存分に味わえる土鍋ご飯。
土鍋ならではのおこげも美味しく、また秋刀魚の肝味噌をつけて
食べると、甘さの中にピリッとした辛味も感じられ、食欲がさらに
増しました。
最後にデザートとデザート酒へ
【デザート】
無花果 胡桃ソース掛け 枸杞 スペアミント
===
無花果の甘味、胡桃の苦味、枸杞とスペアミントの
さわやかさが相まって美味しかったです。
「純米原酒につけた浦霞の梅酒」(季節限定)
純米原酒につけた浦霞の梅酒
宮城県産梅(大崎市岩出山、佐藤農場)を使用。
控えめな甘さと心地よい酸味、さっぱりとした柔らかな
味わいの梅酒です。
以上でお料理とお酒は終了。
2時間半の楽しい宴はあっという間でした。
ご参加いただいた皆さま、ゲストの佐藤さん、
「伊達の旬菜 みわ亭」 の皆さま、ありがとうございました。
次回「冬の集い」は12月下旬の開催を予定しています。
「冬の集い」もどうぞよろしくお願い致します。
本日の提供酒
写真左から
・山田錦純米大吟醸 浦霞 古酒 2011BY(数量限定)
・純米吟醸 浦霞禅
・特別純米酒 ひやおろし 浦霞(季節限定)
・特別純米酒 生一本(きいっぽん) 浦霞
・純米原酒につけた浦霞の梅酒(季節限定)
アンケートより一部抜粋
・知人の誘いにより参加したのですが、同じく日本酒を好み嗜む
方々と集うことができ、大変心地良く楽しい時間でした。
・旬の食材を一番美味しい状態で美味しいお酒でいただける
至福の時間でした。
・野菜の話が聞けて良かったです。
身近な話が聞けるのはとてもいいです。