旬どき うまいもの自慢会 みやぎ

第44回【秋の集い】を開催しました


こんにちは。企画課の笠原です。

先日「第44回 旬どきうまいもの自慢会 ~秋の集い~」を「居酒屋 左五平」様を会場に開催いたしました。
その様子をご紹介致します。


■日時 2017年9月23日(土)17時~
■場所 「居酒屋 左五平」(宮城県仙台市)
  https://www.hotpepper.jp/strJ000027277/
■参加費 6,400円
■参加者数 26名様

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まずは社長の佐浦より挨拶、そして「大吟醸 浦霞」で乾杯して開宴!

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乾杯のお酒は「大吟醸 浦霞」(数量限定)

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熟した果実のような気品ある吟香、柔らかい甘みと落ち着いた味わいの大吟醸です。

大吟醸と合わせてお召し上がり頂いたお料理【1品目】前菜3種盛り
今回は「秋茄子酒盗がけ、春菊白和え、合鴨ロース煮」の3種でした。
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素材の持つ甘みの中に苦味や塩味があり、お酒が進みます。

続いて、お出ししたお酒は秋季限定酒
特別純米酒 ひやおろし 浦霞(季節限定)
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「ひやおろし」は厳寒期に仕込み、夏を越えてほどよく熟成した、もっとも美味しいと言われている時期のお酒を加熱処理せず、「ひや」のまま瓶詰めした季節商品です。
まろやかでふくらみのある味わいは、食欲の秋にぴったりです。


今回は「冷酒」と「燗酒(43℃)」の2つの温度帯を両方体験して頂きました。


続いて【2品目】
お造り 鮪、真鯛、北寄盛り合わせ
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味わいや食感、余韻を楽しむお刺身に合わせて頂いたのが「純米吟醸 浦霞禅」。

昭和48年から発売しているロングセラー商品
純米吟醸 浦霞禅
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ほどよい香りとやわらかな味わいのバランスのとれた純米吟醸酒です。


ここで、本日のゲスト、仙都魚類株式会社の菅野清人さんより「秋刀魚」のお話をして頂きました。
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【お話の概要】
・仙台市中央卸売市場の鮮魚の取扱TOP3は1位鮪、2位鰹、3位秋刀魚。
 秋刀魚は1シーズンで1人7匹食べている計算。
・ここ数年秋刀魚の漁獲量が低迷。その理由はロシア船、台湾船、中国船の乱獲と言われているがそうではないと思う。
 温暖化の影響で漁場の海水温度が上がり、日本船の行けない所に移動している。
・秋刀魚は胃がないのだ食べた物を長い時間お腹に貯めておくことができない。
 消化が短いので内臓に餌が残らない。
 つまり、ワタを取り除かなくても良いという数少ない魚である。
・仙台は秋刀魚の消費量全国で4位である。
 まだまだ秋刀魚は出てくるのでどんどん食べてほしい。


お話の後、料理は3品目となりました。

【3品目】はアンケートで一番人気だった「焼物」
焼物 秋刀魚肝醤油焼、えごま豚ごぼう巻、玉子酒粕漬
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朴葉の上に満月のような玉子の酒粕漬が乗っており、見た目も食欲をそそります。
醤油の塩味と秋刀魚の身のしっかりとした食感と甘味で美味しかったです。


ここで、ゲストの菅野さんにもう一度登場頂き、美味しい秋刀魚の栄養と食べ方についてお話頂きました。

【お話の概要】
・秋刀魚の脂にはEPA(エイコサペンタエン酸)、DHA(ドコサヘキサエン酸)があり、これは魚にしか含まれない栄養。
 これらはワタの周りについている。
・秋刀魚の食べ方
「塩焼き」塩を振って新聞紙、又はキッチンペーパーで包み、一晩冷蔵庫で冷やし、焼く。
「焼き漬け」酒1と醤油0.8に刻んだ生姜を入れ、焼いた秋刀魚を漬ける。
※菅野さん曰く「お酒は浦霞だと尚OK!」



【4品目】
煮物 秋鮭けんちん蒸、かぶ、南瓜、いんげん、菊花あんかけ
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秋鮭の身の中に柔らかく出汁のきいたけんちん蒸が入っており、食感の対比が楽しめます。
菊花のあんかけも良い香りがし、秋を演出しています。


【5品目】
揚物 帆立しんじょう椎茸づめ揚、無花果、甘とうがらし、銀杏 ~塩釜の藻塩で~
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今が旬の無花果の揚げ物。火を通すことでさらに甘味が増して美味しかったです。
帆立しんじょう椎茸づめ揚は、椎茸の肉厚な食感と帆立しんじょうの甘味で食べ応えがありました。

揚げ物に合わせてお召し上がり頂いたお酒は4種類目「蔵の華 純米大吟醸 浦霞(流通限定)」2014BY
※2014BY(Brewery Year:醸造年度)とは、2014年7月~2015年6月の間に仕込んだお酒をいいます。

蔵の華 純米大吟醸 浦霞 2014BY
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バナナやリンゴのような上品なやや甘い香りとやわらかな旨味が感じられるやさしい口当たりの純米大吟醸で、宮城県内の流通限定の商品となっています。


そしてお料理は6品目へ。

【6品目】
香物 左五平名物生ビール漬
食事 秋刀魚酢〆棒鮨
止椀 秋刀魚つみれ汁
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棒鮨は、酢〆でさっぱり甘く引き締まっており、丁度良い一口サイズ。
秋刀魚のつみれ汁もホッとする季節の味わい。
心もお腹も大満足のお料理は以上で終了。

お食事の最後に、デザート酒「浦霞 本格焼酎につけた梅酒
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東日本大震災時の清酒醪(もろみ)から造った本格焼酎に蔵王産青梅をつけた梅酒です。
さわやかな酸味とシャープな切れ味が特長。


最後アンケートにご協力頂き、以上で会は終了。

ご参加頂いた皆様、ゲストの菅野さん、「居酒屋 左五平」 の皆様、ありがとうございました。

次回「冬の集い」は12月下旬の開催を予定しています。
「冬の集い」もどうぞよろしくお願い致します。


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本日の提供酒(写真左から)
大吟醸 浦霞(数量限定)
特別純米酒 ひやおろし 浦霞(季節限定)
純米吟醸 浦霞禅
・蔵の華 純米大吟醸 浦霞(流通限定)
浦霞 本格焼酎につけた梅酒(数量限定)


アンケートより一部抜粋
・美味しいお酒、素敵な方々との出会い!嬉しいですね!
・美味しい秋刀魚の調理法を教えて頂き、とても嬉しかったです。
・大変楽しく、参考となるお話を聞かせて頂き、ありがとうございました。

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