旬どき うまいもの自慢会 みやぎ

旬どき うまいもの自慢会 みやぎ 開催一覧


新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、当面の間中止いたします。
再開が決まり次第ホームページにてご案内いたします。


「旬」の食材を「旬」に食すことは理に適ったこと。
そして数あるアルコール類の中でも「季節感」があるのは日本酒だけではないでしょうか。
この「旬どき・うまいもの自慢会」の主張に賛同する日本全国の蔵元と共に、年に4回(春分、夏至、秋分、冬至)自然の恩恵である「旬」の食とその季節ならではの日本酒を楽しむ集いを開催しています。


旬どき うまいもの自慢会 みやぎ 開催一覧

第1回 【秋の集い】
 平成18年9月23日(土)/塩竈料理 翠松亭(宮城県塩竈市)
第2回 【冬の集い】
 平成18年12月12日(金)/松木かき店直営レストラン 塩釜亭(宮城県塩竈市)
第3回 【春の集い】
 平成19年3月21日(水)/田里津庵(宮城県宮城郡利府町)
第4回 【夏の集い】
 平成19年6月23日(土)/懐石料理 東洋館(宮城県仙台市)
第5回 【秋の集い】
 平成19年9月22日(土)/手料理きくち(宮城県塩竈市)
第6回 【冬の集い】
 平成19年12月22日(土)/旬 牡蠣庵(宮城県松島町)
第7回 【春の集い】
 平成20年3月20日(木)/フランス料理 ル・シエル(宮城県仙台市)
第8回 【夏の集い】
 平成20年6月21日(土)/フランス料理 シェヌー(宮城県塩竈市)
第9回 【秋の集い】
 平成20年9月23日(火)/「手料理きくち」(宮城県塩竈市)
第10回 【冬の集い】
 平成20年12月21日(日)/シーフードレストラン「ボースン」(宮城県塩竈市)
第11回 【春の集い】
 平成21年3月20日(金)/かまど料理「銀兵衛」(宮城県仙台市)
第12回 【夏の集い】
 平成21年6月28日(日)/塩竈料理「翠松亭」(宮城県塩竈市)
第13回 【秋の集い】
 平成21年10月10日(土)/シーフードレストラン「ボースン」(宮城県塩竈市)
第14回 【冬の集い】
 平成21年12月20日(日)/ 「ホテルニュー小松 好風亭」(宮城県松島町)
第15回 【春の集い】
 平成22年3月20日(土)/仙台地物屋「炉だん」(宮城県仙台市)
第16回 【夏の集い】
 平成22年6月19日(土)/懐石料理「東洋館」(宮城県仙台市)
第17回 【秋の集い】
 平成22年9月23日(木・祝)/「和食波奈 仙台店」(宮城県仙台市)
第18回 【冬の集い】
 平成22年12月18日(土)/「田里津庵」(宮城県宮城郡利府町)

 ※東日本大震災の影響で【春の集い】は中止

第19回 【夏の集い】
 平成23年6月25日(土)/「亀喜寿司」(宮城県塩竈市)
第20回 【秋の集い】
 平成23年9月19日(月・祝)/「伊達のいろり焼き 蔵の庄」(宮城県仙台市)
第21回 【冬の集い】
 平成23年12月17日(土)/「田里津庵」(宮城郡利府町)
第22回 【春の集い】
 平成24年3月20日(火・祝)/「仙臺居酒屋 おはな」(宮城県仙台市)
第23回 【夏の集い】
 平成24年6月23日(土)/「仙台地物屋 炉だん」(宮城県仙台市)
第24回 【秋の集い】
 平成24年10月6日(土)/「大黒寿司」(宮城県塩竈市)
第25回 【冬の集い】
 平成24年12月21日(土)/「ございんや 牡蠣庵」(宮城県松島町)
第26回 【春の集い】
 平成25年4月13日(土)/「和食 波奈 定禅寺通店」(宮城県仙台市)
第27回 【夏の集い】
 平成25年6月23日(日)/「塩竈料理 翠松亭」(宮城県塩竈市)
第28回 【秋の集い】
 平成25年9月23日(月・祝)/「伊達のいろり焼 蔵の庄 一番町本店」(宮城県仙台市)
第29回 【冬の集い】
 平成25年12月21日(土)/「ホテル海風土」(宮城県松島町)
第30回 【春の集い】 
 平成26年3月1日(土)/「ございんや 旬 牡蠣庵」(宮城県松島町)
第31回 【夏の集い】
 平成26年7月5日(土)/「亀喜寿司」(宮城県塩竈市) 
第32回 【秋の集い】
 平成26年9月20日(土)/「無垢とうや」(宮城県仙台市) 
第33回 【冬の集い】
 平成26年12月20日(土)/「みやぎ純米酒倶楽部 さなぶり」(宮城県仙台市) 
第34回 【春の集い】
 平成27年3月28日(土)/「和旬彩 あだん」(宮城県仙台市) 
第35回 【夏の集い】
 平成27年7月4日(土)/「和食波奈 仙台店」(宮城県仙台市) 
第36回 【秋の集い】
 平成27年9月26日(土)/「亀喜寿司」(宮城県塩竈市)
第37回 【冬の集い】
 平成27年12月20日(日)/「小松館 好風亭」(宮城県松島町)
第38回 【春の集い】
 平成28年4月2日(土)/「蔵の庄 総本店」(宮城県仙台市)
第39回 【夏の集い】
 平成28年6月19日(日)/「大黒寿司」(宮城県塩竈市)
第40回 【秋の集い】
 平成28年9月24日(土)/「伊達の旬菜 みわ亭」(宮城県仙台市)
第41回 【冬の集い】
 平成28年12月18日(日)/「ございんや 旬 牡蠣庵」(宮城県松島町)
第42回 【春の集い】
 平成29年4月1日(土)/「トラットリア クチーナ オランジェリー」(宮城県仙台市)
第43回 【夏の集い】
 平成29年6月24日(土)/「仙臺居酒屋 おはな」(宮城県仙台市)
第44回 【秋の集い】
 平成29年9月23日(土)/「居酒屋 左五平」(宮城県仙台市)
第45回 【冬の集い】
 平成29年12月23日(土)/「小松館 好風亭」(宮城県松島町)
第46回 【春の集い】
 平成30年3月24日(土)/「蔵の庄 総本店」(宮城県仙台市)
第47回 【夏の集い】
 平成30年6月23日(土)/「和食波奈 仙台店」(宮城県仙台市)
第48回 【秋の集い】
 平成30年9月22日(土)/「古民家 アキウ舎」(宮城県仙台市)
第49回 【冬の集い】
 平成30年12月22日(土)/「ございんや 旬 牡蠣庵」(宮城県松島町)
第50回 【春の集い】
 平成31年3月16日(土)/「仙臺居酒屋おはな」(宮城県仙台市)
第51回 【夏の集い】
 令和元年6月22日(土)/「伊達のくら」(仙台市宮城野区)
第52回 【秋の集い】
 令和元年9月21日(土)/「仙台地物屋 炉だん」(仙台市青葉区)
第53回 【冬の集い】
 令和元年12月21日(土)/「炭焼きジュッコ シマウマ酒店」(仙台市青葉区)

第53回【冬の集い】を開催しました

先日、第53回旬どきうまいもの自慢会みやぎ【冬の集い】を開催しました。南北線仙台駅南2番出口または東西線仙台駅南2番出口より徒歩2分、仙台朝市の新鮮な野菜と魚を使い、赤煉瓦の囲炉裏で焼き上げる炭焼き料理や本格中華を提供する「炭焼きジュッコ シマウマ酒店様を会場に、この季節にしか味わうことのできないお料理と浦霞をお楽しみ頂きました。

CIMG1996(BLOG).jpg

CIMG1995(BLOG).jpg
開催日時:2019年12月21日(土)
開催場所:炭焼きジュッコ シマウマ酒店
参加費:6,600円

CIMG2016(BLOG).jpg
冬の集いは旬のお酒と食材を味わうこの会の醍醐味を交えた社長佐浦の挨拶から始まりました。冬の訪れをお届けする「本醸造 しぼりたて 浦霞」で乾杯し会がスタート!

season_nshiboritate720.jpg

CIMG2012(BLOG).jpg

DSC_1923(BLOG).jpg
最初の一品は【シマウマこだわりの中華粥 浦霞に漬けたべったら漬けと刻み芹で】×「本醸造 しぼりたて 浦霞
お粥は生米から炊き上げた優しい味わいに香り高いセリ、パリパリの揚げ皮、カリカリのべったら漬けが風味と食感のアクセントになった一品に「本醸造 しぼりたて 浦霞」を合わせます。優しい味の中に深味のあるお粥にすっきりとした「本醸造 しぼりたて 浦霞」が良く合います。

DSC_1931(BLOG).jpg
【自家製チーズ豆腐】×「本醸造 しぼりたて 浦霞
ほんのりと、だがしっかりとチーズのコクや風味が感じられるお豆腐は口当たりがなめらか!お味噌とわさびが味を引き立て、「本醸造 しぼりたて 浦霞」のキレが後口を爽やかにしてくれるペアリングでした。

DSC_1936(BLOG).jpg
【お刺身:塩釜鮪、三陸天然平目の昆布〆、金華さばの〆さば】×「本醸造 しぼりたて 浦霞
塩釜鮪は身が締まりそれでいてほど良い脂とコクがあり、平目の昆布〆は身が厚くしっとりと旨味を感じ、「純米吟醸 浦霞禅」で作った酒煎り塩で頂くとより一層の旨味が感じられました。金華さばは脂ののりと酢〆がきいおり、お酒が進みます。米の甘味と旨味を感じるも後味がキレる本醸造 しぼりたて 浦霞」がお刺身の素材を引き立てました。

CIMG2006(BLOG).jpg
【金華さば囲炉裏焼き】×「本醸造 しぼりたて 浦霞
目を引くジュッコさん自慢の囲炉裏焼き。金華さばは半身を串のまま焼き上げた一品。脂がしたたり、炭火で芳ばしく焼き上げた金華さばは豪快にその美味しさを堪能することが出来ました。「本醸造 しぼりたて 浦霞」のキレる味わいが金華サさばの脂を切って後口をすっきりさせ、次のひと箸を進めます。

DSC_1939(BLOG).jpg

CIMG2008(BLOG).jpg

DSC_1928(BLOG).jpg
三浦農園の三浦隆弘さんにはセリの歴史や仙台セリ鍋についてお話頂きました。セリは万葉集に出てくるぐらい1,000年以上の歴史がある日本原産の野菜ですが、一般的に食されるようになったのは約400年ぐらい前からで冬に青々とした青菜の野菜は『セリ』ぐらいしかなかったことからセリを食べるようになったそうです。三浦さんのセリ栽培に対する想いはとても熱く、『400年続いたセリ農家をこの先400年続けたい』とセリ農家の未来を見据えます。そんな三浦さんが目指す農業は豊かな地域資源に寄りそい、セリに合わせる持続可能な農業です。

また三浦さんのまっすぐに伸びシャキシャキとしたセリの秘訣には洗浄や保存の仕方にコツがあるようでした。セリを出荷する時には品質が劣化しない程度に洗浄をしているとのこと。あまりきれいに洗い過ぎると根が酸化して鮮度が落ちてしまうため、出荷時は必要最低限の洗浄に留めるのだそうです。家庭ではそのことを踏まえて丹念に洗い根っこまで堪能して欲しい、またはセリの扱いをきちんとしている飲食店で楽しんで欲しいとおっしゃっていました。そしてセリは「お正月に食べるもの」というイメージがありますが、実はセリの旬は3~4月の初春とのこと。美味しいセリを春先まで満喫しましょう!

DSC_1943(BLOG).jpg

CIMG2027(BLOG).jpg
三浦さん直々に仙台セリ鍋をサーブ頂く一幕も!

DSC_1953(BLOG).jpg
【三浦さんが丹精込めて育てたセリを使用した仙台セリ鍋】×「純米吟醸 浦霞No.12」
鶏の出汁がきいた鍋で火を通してもシャキシャキとした食感と鮮やかな青みも残る三浦さんのセリ。風味、食感ともに最高のセリ鍋を堪能!素材の味が活きたお料理と相性の良い「純米吟醸 浦霞No.12」とペアリングしました。

純米吟醸 浦霞 No.12.jpg

DSC_1949(BLOG).jpg
炭焼きジュッコ シマウマ酒店」店長相津さんからはお店のテーマや料理、素材へのこだわりについてお話頂きました。研究熱心な相津店長は、今回の仙台セリ鍋に使うお肉を種類、部位、産地など様々な素材を何度も試作したそうです。お粥や腐乳鶏などの他のメニューにおいても全ていちから自家製にこだわり完成させた品々。お料理一品一品に熱心な想いが込められていました。

DSC_1955(BLOG).jpg
【浦霞の酒粕を使った「デザートじゃないクレームブリュレ」】×「純米原酒につけた浦霞の梅酒
酒粕の風味を残した濃厚なクリームブリュレはトーストしたバゲットに合わせて頂く一品。甘さはないけれどコクと酒粕の風味があるブリュレと爽やかな浦霞の梅酒。お料理、お酒、どちらがデザートなのか?と思うところもありますが、抜群の美味しさに驚きでした!

DSC_1959(BLOG).jpg
【発酵大根とセリ、腐乳鶏の中国醤油炒め】×「本醸造 しぼりたて 浦霞
シャキシャキのセリ、ほどよい塩味のある発酵大根、チーズのようなコクとうま味が見え隠れする腐乳鶏、素材それぞれに特徴がある一品ですが、中国醤油が味わいをまとめ上げた一品。「本醸造 しぼりたて 浦霞」がスイスイ進んでしまう美味しさでした。

DSC_1957(BLOG).jpg
【クラシック海老チリ(バケット付き)】×「本醸造 しぼりたて 浦霞
海老チリはしっかりとした辛味がありましたが、卵を加えることでコクとまろやかさがありました。揚げたバゲットはクセになる絶妙な付け合わせ。「本醸造 しぼりたて 浦霞」で頂きました。

DSC_1965(BLOG).jpg
【セリ鍋の〆にお蕎麦】
コシのある香り高い蕎麦にシャキシャキのセリを薬味に。

DSC_1968(BLOG).jpg
【蔵王クリームチーズと塩釜藻塩アイス、大吟醸 浦霞に漬けたドライフルーツと当り前田のクラッカー】×「大吟醸 浦霞
甘味と塩味、双方が味を引き立てあったアイスに「大吟醸 浦霞」漬けのドライフルーツトッピング&ペアリングが贅沢!クラッカーの食感がアクセントになり、満足感いっぱいのデザートでした。

DSC_1933(BLOG-2).jpg
ご参加頂きました皆さま、素晴らしいお料理とお酒のペアリングを提供頂きました炭焼きジュッコ シマウマ酒店」様、ありがとうございました。

DSC_1961(BLOG).jpg
【本日の提供酒】
・「本醸造 しぼりたて 浦霞
・「純米吟醸 浦霞No.12」
・「純米原酒につけた浦霞の梅酒
・「大吟醸 浦霞

第53回【冬の集い】開催案内

第53回 旬どき うまいもの自慢会 みやぎ 【冬の集い】の食材テーマは「宮城のセリを楽しむ」。ゲストに名取市でセリを生産している三浦農園の三浦隆弘さんにお越し頂きお話を伺います。セリを使った料理や冬の味覚と一緒にお召し上がりいただくお酒は、今年10月に新発売となりました「純米吟醸 浦霞No.12」をはじめ数種類ご用意しており、浦霞のお酒は弊社社長佐浦がご説明しながら、皆様にお楽しみ頂きます。是非、皆様のご参加を心よりお待ちしております。

純米吟醸 浦霞 No.12.jpg
純米吟醸 浦霞No.12

【日 時】2019年12月21日(土)お昼12時~
【会 場】「炭焼きジュッコ シマウマ酒店」 仙台市青葉区中央4-3-1 2F (お店までは階段のみとなります)
ジュッコmap.jpg
      南北線仙台駅南2番出口より徒歩2分
      東西線仙台駅南2番出口より徒歩2分   
   
【参加費】お一人様 6,600円
【定 員】30名様 (応募多数の場合は抽選となり、結果を12月5日(木)までにご連絡致します。)
【募集期間】11月18日(月)~11月29日(金)

■申込み内容 代表者氏名・住所・電話番号・人数(4名迄)
■お申込み 電話、Eメール、FAXにてお申込み下さい。
お電話での受付は、 平日の9時から17時とさせていただきます。

浦霞醸造元 株式会社佐浦 企画部
 受付TEL 090-5235-3141(平日9時~17時)
 FAX番号 022-362-7895
 Eメール  info@urakasumi.com

※20歳未満の方とのご参加、お車でのご来場はご遠慮下さい。
※座席の都合上、4名様1グループを2名様2グループに分けてご案内させて頂く場合もありますことを予めご了承願います。

過去の開催一覧はこちらをご覧下さい
https://www.urakasumi.com/blog/cat100122/

第52回【秋の集い】を開催しました

先日、第52回旬どきうまいもの自慢会みやぎ【秋の集い】を開催しました。仙台勾当台公園駅から徒歩6分、地元の旬の食材を柱に郷土の味・調理法をいかした料理を提供する「仙台地物屋 炉だん様を会場に、この季節にしか味わうことのできないお料理と浦霞をお楽しみ頂きました。

IMG_7428.jpg

IMG_7438.jpg
開催日時: 2019年9月21日(土) お昼 12:00~
開催場所:「仙台地物屋 炉だん」(仙台市青葉区)
参 加 費 : 6,400円

IMG_7450.jpg
秋の集いは「仙台地物屋 炉だん」様の亀掛川料理長のお話から始まりました。旬の食べ物を旬の時季に頂く「身土不二(しんどふじ)」の考えや重陽の節句にちなんだお料理のお話しは面白く、食への興味関心が深まるものでした!

IMG_7457.jpg

IMG_7483.jpg
続いて佐浦社長の挨拶・乾杯です。乾杯酒は「純米吟醸 浦霞禅です。

IMG_8268.jpg
【お通し:菊とホヤの酢の物】×【純米吟醸 浦霞禅
ホヤは香り、苦味、独特な風味のある食材ですが、お通しのホヤは新鮮でまったく臭味や苦味がなく海の恵みを感じる味わいの酢の物でした。アクセントにあしらった黄色い菊の花が秋を感じさせます。合わせるお酒は「純米吟醸 浦霞禅」。海の風味により沿うペアリングに思わずうなる美味しさでした。

IMG_7493.jpg
『夢牡蠣』:料理長と食材提供頂いた伊藤社長からのサプライズ!身が非常に大きく肉厚でぷりぷりの牡蠣は味が濃厚で、すだちを搾りまるごと頂きました!

IMG_8267.jpg
【造り:近海魚四点盛り】×【純米吟醸 浦霞禅
ヒラメやカツオなどどれも新鮮で味が濃く、身がしっかりとしたお造りで、魚の美味しさだけで頂ける程(醤油いらず)の旨味がありました。合わせるお酒は「純米吟醸 浦霞禅」。港町、海の幸とともに磨かれてきた最適の食中酒は素材の味わいを活かし、最高のペアリングになりました。

IMG_7500.jpg
ホヤ、牡蠣、お造りと海の幸を堪能したところで、雄勝湾で「牡蠣」「ホタテ」「ムール貝」「ホヤ」の養殖から加工、販売を行う株式会社海遊 代表取締役社長 伊藤様よりお話を頂きました。サプライズの一品として登場した『夢牡蠣』は、伊藤社長自らイベント当日の朝に船を出して漁に出向き、この会のために提供して頂きました。まさに走り回って食材を集める『ご馳走』に会場からはどよめきが出るほど。『夢牡蠣』はサイズも味も特別なものでした!

震災で大きな被害を受けた雄勝湾において、『夢牡蠣』は震災からの復興と未来への希望の願いが込められています。海外ではDream Oysterとして知名度を上げているそうです。通常、牡蠣の養殖は3年目までカゴで養殖して出荷となりますが、今回提供頂いた『夢牡蠣』は世界的にも珍しい4年もの。また、雄勝湾は地形的に波の影響を受けにくく、湖のような穏やかな海洋環境から新鮮な魚介類を通年で安定的に供給出来るとのことでした。伊藤社長、素晴らしい海の幸をご提供頂きありがとうございました!

IMG_7549.jpg
【蒸し物:三陸ほやカンカン蒸し】×【山田錦純米大吟醸 浦霞
四角い缶の中で牡蠣殻やワカメとともに蒸し上げたられたホヤは色鮮やか。食べると海の香りが広がり、清々しい紺碧の海の情景が浮かぶようでした!華やかな香りがあり、米の旨味を感じる山田錦純米大吟醸 浦霞と良く合います。

IMG_8270.jpg
【焼き物:旬魚菊花焼き 秋みょうが仙台味噌田楽焼き 蕪赤しそ酢漬け 菊花見立て】×【山田錦純米大吟醸 浦霞
その昔、宮中の女性の間では重陽の日に菊の花に真綿を被せ、次の日の朝に綿に含んだ朝露を化粧水として使う習慣があったそうです。色鮮やかな菊花を泡立てたメレンゲでふんわりと包みこんだこの一品は、重陽の節句に行われる習慣、菊の着綿(きくのせわた)が見事に再現された焼き物でした。華やかな香りを持つ山田錦純米大吟醸 浦霞が料理のイメージと合い、味わいも視覚的にも楽しませてくれるペアリングとなりました。

IMG_8280.jpg
【揚げ物:秋刀魚の揚げひたし】×【特別純米酒 ひやおろし 浦霞
秋の旬魚『秋刀魚』の一品。カラリと揚がった秋刀魚に甘辛あんがからみ、文句なしの美味しさです。脂ののった秋刀魚に「特別純米酒 ひやおろし 浦霞」の酸味がほどよく調和し、食材とお酒の双方の美味しさを楽しむことが出来ました。

=====
ここで再び伊藤社長からのお話を頂きます。
雄勝湾の恵まれた海ではムール貝や赤皿貝といった貝類もよく獲れるそうですが、漁の副産物としての位置付けから商品価値は低く、地元の方たちはよくお味噌汁の具材として食してきたそうです。伊藤社長はそんな貝たちにいかに付加価値を付けるかを工夫し、新鮮で美味しい食材として供給しています。ムール貝は肉厚で赤皿貝はホタテよりも味が濃いのが特長です。

また震災時、雄勝地域は震源に近かったことから大きな揺れとともに岩盤が崩れる『ガリガリガリッ』という今までに聞いたことのない異様な音が聞こえたそうです。震災では甚大な被害を受けたわけですが、「震災は新しい出会いを作ってくれた。震災があったお陰で出会うことの出来た人たちや縁がある。私たちは海の恵みに活かされている。」と言葉を結ばれました。伊藤社長の前を向いた言葉と信念に感動です。イベントにご参加頂いた方々からも賞賛と感銘のコメントをたくさん頂きました。
=====


IMG_7560.jpg
【鍋:赤皿貝・ムール貝の貝汁】×【特別純米酒 ひやおろし 浦霞
素材の味や良さが活きた一品。貝のお出汁がよく出た貝汁は絶品でした!ムール貝は肉厚で赤皿貝は貝の旨味がギュッとつまった美味しさでした。ご参加頂いた皆様からも貝汁を絶賛するコメント多く、「特別純米酒 ひやおろし 浦霞」とのペアリングで皆様ついついお酒も進んでおりました。

IMG_8286.jpg
【食事:月見とろろそば】×【特別純米酒 ひやおろし 浦霞
お月見を見立てたとろろそば。蕎麦の味がしっかりと感じられる風味の高いお蕎麦に「特別純米酒 ひやおろし 浦霞」のまろやかでふくらみのある味わいが寄りそいます。

IMG_8288.jpg
【香の物:漬物盛り】×【特別純米酒 ひやおろし 浦霞

IMG_8289.jpg
【水菓子:ヨーグルトシャーベット】×【純米原酒につけた浦霞の梅酒
酸味がほどよいデザートは「純米原酒につけた浦霞の梅酒」にピッタリでした!

新鮮な海の幸のご提供と貴重なお話を頂きました伊藤社長、重陽の節句やお月見といった秋を体感する素晴らしいメニューと浦霞のペアリングを考えて頂きました亀掛川料理長とスタッフの方々、そして今回ご参加頂きました皆様、ありがとうございました。次回もどうぞお楽しみに!

IMG_7509.jpg

今回お楽しみ頂いたお酒
IMG_7564.jpg
純米吟醸 浦霞禅:食中酒に最適な浦霞を代表するお酒。1973年の発売から46年目を迎えました。
山田錦純米大吟醸 浦霞:熟した果実のような華やかな吟香、米の旨味と酸味がほどよく調和した純米大吟醸。
特別純米酒 ひやおろし 浦霞:米の旨味と酸味のバランスがとれ、芳醇な味ののりを実感いただけます!
純米原酒につけた浦霞の梅酒:宮城県産梅使用。控えめな甘さと心地良い酸味、さっぱりと柔らかな味わいです。

第52回【秋の集い】開催案内

第52回目となる秋の集いは、地元の旬の食材を柱に郷土の味・調理法をいかした料理を提供する「仙台地物屋 炉だん」様にて開催いたします。  

料理長には浦霞のお酒に合わせて、旬の食材を厳選しメニューを考案していただきました。お食事とご一緒にお召し上がりいただくお酒は、まろやかでふくらみのある「特別純米酒 ひやおろし 浦霞」などをはじめ数種類ご用意しています。この季節にしか味わうことのできないお料理を浦霞とともにお楽しみください。

是非、皆様のご参加を心よりお待ちしております。ゲストの方をお迎えしてのお話しもどうぞお楽しみに!

BLOG IMG_1187.jpg

開催日時: 2019年9月21日(土) お昼 12:00~
開催場所:「仙台地物屋 炉だん」(仙台市青葉区)
参 加 費 : 6,400円
定 員 :28名様(応募多数の場合は抽選

※抽選の結果を9月5日(木)までに連絡致します
 応募締切: 8月30日(金)必着
申込み内容: 代表者氏名・住所・電話番号・人数(4名迄)
申込み先: 電話、Eメール、FAXにてお申込み下さい。

浦霞醸造元 株式会社佐浦 企画部
 受付TEL 090-5235-3141(平日9時~17時)
 FAX番号 022-362-7895
 Eメール  info@urakasumi.com

※20歳未満の方とのご参加、お車でのご来場はご遠慮下さい。
※座席の都合上、4名様1グループを2名様2グループに分けてご案内させて頂く場合もありますことを予めご了承願います。

過去の開催一覧はこちらをご覧下さい
https://www.urakasumi.com/blog/cat100122/