旬どき うまいもの自慢会 みやぎ

第13回【秋の集い】開催案内



第13回 「旬どき うまいもの自慢会 みやぎ ?秋の集い?」

東に海、西に奥羽山脈から連なる山々、仙台平野から広がり里へと続く南北に長い宮城県は、豊かな自然に恵まれています。弊社では、この自然の恩恵である「旬」の食とその季節ならではの日本酒を楽しむ集いを年4回(春分、夏至、秋分、冬至)にわたり開催しています。

 第13回目となる秋の集いは、塩竈の秋の味覚の代表、そして、ブランド食材「三陸塩竈ひがしもの」と秋期限定商品「ひやおろし浦霞」をメインにお楽しみいただきます。
 「三陸塩竈ひがしもの」は、9?12月に三陸東沖で捕れ、塩竈市魚市場に水揚げされたメバチマグロのうち、「鮮度」「色つや」「脂のり」「うまみ」に優れ、日本一と言われる目利き人の目にかなったものだけに与えられ「称号」です。
 当日はマグロを目の前で解体し、召し上がって頂きます。40kgを超える大きさのメバチマグロは「必見」「必食」です。秋の恵みを満喫してください!

開 催 概 要
日 時
平成21年10月10日 (土曜日)  17:00から


会 場



 シーフードレストラン「ボースン」 >>http://www.bosn.co.jp/

  塩竈市港町1丁目4?1 マリンゲート塩釜3階

  JR本塩釜駅より徒歩約10分
参加料
お一人様 6,000円
定 員
50名(先着順)



お申し込みはこちら
下記項目を添えて、お電話 または E?mail にてお申し込み下さい。



 1)代表者名

 2)郵便番号、ご住所

 3)電話番号(FAXがある方はFAX番号もお教え下さい)

 4)参加人数




  TEL 022?362?4165(平日8:30?17:30)

  Eメール  info@urakasumi.com

  

  ※各種ご質問、お問い合わせは弊社企画課までお願いします。

  ※酒販店様のご参加はご遠慮いただくようお願い致しております。


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  浦霞ホームページ https://www.urakasumi.com/
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第12回【夏の集い】を開催しました

皆さん、こんにちは。企画課のトミヤです。
今回の「旬どき・うまいもの自慢会・みやぎ」の食材は、宮城を代表する夏の食材「ホヤ」と松島湾産の「穴子」です。この時期にはどこの生鮮魚を扱うお店であればおいてある「ホヤ」。しかし、独特の風味から苦手な方もおりますが、この時期としては外すことのできない食材です。

会場となったのは、塩竈料理「翠松亭」さんです。翠松亭さんの軒先では紫陽花がきれいに咲いていました。紫陽花の上に掲示された料理の内容を記した看板にも「ホヤ」の文字があります。

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[夏のつどいの概要]
  開催日時  平成21年6月28日(日曜日) 17:00から20:00
  開催場所   塩竈料理「翠松亭」(宮城県塩竈市)
  参 加 料   6,000円
   定 員    23名

最初は、社長の佐浦の乾杯からスタートです。

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<ササニシキ特別純米酒生酒 浦霞>
乾杯のお酒は、今年度最後に仕込んだ、宮城県産ササニシキ100%を使用した特別純米酒の生酒でこの日のために用意した特別なお酒です。ほど良く冷えた生酒特有のフレッシュな香りとお米の旨味が感じられる味わいです。
  
<前菜> 木の芽味噌和え(ホヤ・筍・こんにゃく)、穴子八幡巻 、穴子骨せんべい  
       そら豆、 丸十レモン煮、  番傘海老
味噌で和えられた「ホヤ」「筍」「こんにゃく」の食感が気持ち良く、口の中に広がる「ホヤ」の香りと風味が乾杯酒の生酒にも抜群にあいます!「穴子の八幡巻」や「穴子骨せんべい」も前菜としては最高の一品でした。「番傘海老」にも季節感が演出されていました。


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<一品目> 旬魚四点盛りお造り
旬の刺身を少量づつ頂きますが、この中でも鮪の頬部分の刺身は、脂身が少なく、ぷりっとした食感は他ではなかなか味わえません。生鮪の水揚げ日本一の塩竈ならではではないでしょうか。

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<純米吟醸 浦霞 寒風沢>
松島湾内に浮かぶ塩竈市寒風沢島で収穫した「ひとめぼれ」を使用。このお米は天水のみを利用して昔ながらの農法で育て天日干しをして収穫された貴重なお米。やや甘みのある果実のような香り、しっかりとした酸味が心地良い、さわやかな味わいのある純米吟醸酒です。

<二品目>冷やし穴子と茄子の博多寄せ煮物、プチとまと、柚子、白髪葱
とろみのあるだし汁がかかった穴子と茄子がミルフューユのようになっていて、細く刻まれた白髪葱の食感がとても口の中で心地よい一品。しっかりとした酸味を持つ「純米吟醸酒 浦霞 寒風沢」とも抜群にあいました。

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<三品目> 焼き物 穴子の浦霞酒粕入り味噌漬け焼き、鶯豆の羊羹、野菜カステラ
「浦霞」の酒粕を使った穴子の味噌漬け焼きは、穴子の旨味をそのままに包み込まれていて、この日の一番人気でした。

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<山田錦純米大吟醸 浦霞>
果実のようなふくらみのある吟醸香と柔らかく熟成された米の旨味が調和され、バランスのとれたまろやかな味わいのお酒です。このお酒は、世界最大規模・最高権威に評価されるワイン・コンペティションで、世界中のワイン業者から最も注目されている「IWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)2009」のSAKE部門の審査で銀メダルを受賞したことを伝えると会場もたくさんの拍手!拍手!を頂きました。そんなお酒を「旬どき・うまいもの自慢会」用にご提供です。

<四品目>揚げ物 玉蜀黍(とうもろこし)とほや真丈の東寺揚げ、オクラ衣揚げ、抹茶塩

<五品目> 酢の物 ホヤのポン酢ゼリーかけ、浅月、赤おろし
こちらは、ホヤ好きの方には特に人気だった一品。また、ポン酢のゼリーかけは、ホヤが苦手の方から「美味しいと思った!」というほど食べやすく皆様が満足された味わいでした。

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<6品目> 食 事 炊いた穴子のお茶漬け、煎り胡麻、針大葉、山葵 
炊いた穴子は下味がしっかりとついている穴子をお茶漬けのご飯の上に載せて食べるとさらさらと口の中に入っていきます。穴子の旨味と穴子の食感が口の中で広がりとても美味しい一品でした。

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喜びの声をご紹介いたします!
 
 ・穴子のお茶漬け、初めて食べました。大変おいしかったです。
 ・ホヤは浦霞にも相性が良く、穴子も身が引き締まっていてぷりっとした味わいでした。
 ・ホヤは苦手だったがおいしく頂いた。
 ・穴子は文句のつけようがありません。
 ・大変新鮮で味付け具合も最高でした。
 ・初めて参加しましたが大変楽しかったです。
 ・ホヤは新鮮なものは甘い!美味しかった!!

夏の宮城を代表する食材を充分に満喫して頂きました。また、次回の「旬どき」で旬の地元の食材と旬のお酒でお逢いしたいと思います!

第11回 【春の集い】を開催しました


皆さん、こんにちは。企画課の芳賀(はが)です。

桜前線 北上中!
宮城県でも桜の開花が宣言され、満開までまもなくです!
4月は新年度のスタートなど、心もうきうきします。

そんな春を楽しむべく、ひと足お先に、3月20日、春分の日に
旬どき うまいもの自慢会 みやぎ 【春の集い】
を開催しましたので、その様子を報告いたします。

   

会場は、仙台市・国分町のかまど料理「銀兵衛」さんで、
「宮城の春野菜」をテーマに、
「銀兵衛」の土井料理長自らが、県南エリアに足を運び、自分の目で確かめた春野菜を
中心とした地元産の旬の食材を、「浦霞」と合わせてお楽しみ頂きました。

   

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 [春のつどいの概要]
  開催日時  平成21年3月20日(金曜日)春分の日 17:00?20:00
  開催場所   かまど料理「銀兵衛」(宮城県仙台市)
  参 加 料   6,000円
   定 員    36名
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 まずは弊社社長 佐浦よりご挨拶、そして乾杯の音頭により会はスタートしました。
   

 乾杯のお酒は、斗びん囲い大吟醸 浦霞 生酒(特別限定品)
   華やかな香りと優しい旨味、やわらかな透明感が感じられる精緻なバランスの
   とれた味わいのお酒です。今回は特別に「生酒」にてお召し上がり頂きました。 

 乾杯後、お料理1品目は、[小鉢]
  ほや(女川町)、生きくらげ(川崎町)、菜の花(仙台市)、やまうど(蔵王町)、山葵(加美町)
  の三杯酢。酸っぱさと山葵の程よい辛さが口の中で広がり、1品目から春満載で
  全体的に上品な味に仕上がっていました。

   


 続いて2品目のお料理[前菜]が登場。
  ・自家製ささかま(仙台市)
  ・大泉ポーク(中田町)と下仁田葱(仙台市)の串焼き
  ・蔵王チーズ3点盛
    ┣ 原木椎茸(迫町)、ガーリッククリームチーズ
    ┣ モッツァレラ、珍味、青シソ
    ┗ バッケ味噌、ナチュラルチーズ、クラッカー
   

   自家製のささかまは、原料となる白身魚の甘さを感じさせるお餅のような
   弾力のある一品。
   焼きを入れることでさらに味が濃厚になりました。
   土井料理長おすすめの豚肉「大泉ポーク」には、甘みがあり、下仁田葱の苦さが
   その甘みをさらに引き立てていました。
   蔵王チーズは、苦いもの・酸味のあるものなどワンアクセントとともに
   食べることで、味わいに深みのあるものになりました。

 これらのお料理には、純米吟醸生酒 浦霞 春酣(はるたけなわ)と
 合わせて、お楽しみ頂きました。
 季節限定品の「春酣」は、はつらつとしたフレッシュな味わい。 
 春の食材(山葵や菜の花など)の持つ苦味や香りにも抜群に相性の合う妙味で、
 春の恵みを満喫。


 3品目[吸物]
  白魚(塩竈市)、新筍、若布、木の芽
   

   白魚のもつ苦味、新筍のしゃきしゃき感と若布の磯の風味が楽しめました。
   全体的にさっぱりとしており、食欲が増しました。


 4品目[造り]
  平目とイシガキガレイ(七ヶ浜町)の刺身、生こんにゃく(川崎町)と生ゆば(仙台市)
   

   ぎっしり身が引き締まった平目とイシガキガレイ。コリコリと甘みがありました。  

 
 さっぱりと冷たい歯ごたえのある一品を楽しんだ後は、
 5品目[煮物]
  へそ大根(丸森町)、玉こんにゃく(川崎町)、身欠きにしん、木の芽
   

   味の濃いこってりとした温かな煮物とともに、純米酒 浦霞
   お召し上がり頂きました。米の旨味が生きている純米酒と相性抜群でした。


 本日のメイン料理、6品目[しゃぶしゃぶ]
  大泉ポークばら肉(中田町)、春野菜(白菜、菜の花、曲がり葱、カブ、ニンジン)
  

  

   肉厚の歯ごたえのある豚肉「大泉ポーク」は、噛めば噛むほど甘みがじわっと広がりました。
   春野菜も驚くほど甘く、苦味は感じられませんでした。


 7品目[天ぷら]
  蔵王タラの芽、海老、チーズ、磯部巻、白魚(塩竈市)、ふきのとう
   
 
   チーズの甘み、タラの芽の苦味、磯辺巻の塩味、海老の歯ごたえ、
   宮城の野と山と海の春の食感と香りが凝縮された一品でした。

 塩とレモンの塩味でそれぞれお召し上がりいただいた天ぷらには、落ち着いた吟醸香と
 柔らかく熟成した米の旨味が味わえる旨口タイプの純米大吟醸、
 蔵の華 純米大吟醸 浦霞とともにお楽しみ頂きました。
 「蔵の華 純米大吟醸 浦霞」は、宮城県清酒鑑評会「宮城県知事賞」受賞酒。
 春のつどいの参加者アンケートでも人気の高いお酒でした。

 
 8品目[食事]
  親方の手打ちそば(宮城県産常陸秋そば)
   

   めんつゆにつけず、そのまま食べても甘くて美味しいおそばでした。
   そして、親方のご好意で、特別に手に入ったという「寒ざらしそば」もご提供頂きました。
   ギュッと引き締まったおそばでこちらも絶品でした。

 
 最後、9品目[デザート]さくらアイス
   


以上、9品、宮城の春を存分に満喫していただけるメニューを
土井料理長に特別に作っていただきました。

   
       かまど料理「銀兵衛」 土井料理長

参加者の方からは、
 「春野菜の美味しさ、甘さが楽しめた」
 「宮城県産の野菜で安心して食べられた」
 「地産地消の最高の悦びを楽しむことができ、幸せ!」
と嬉しいご感想をお寄せ頂きました。

   

参加された皆さま、かまど料理「銀兵衛」の皆さま、誠にありがとうございました。


 [本日のお酒]
   
    ・斗びん囲い大吟醸 浦霞 生酒
    ・純米吟醸生酒 浦霞 春酣
    ・純米酒 浦霞
    ・蔵の華 純米大吟醸 浦霞

 
地元の旬野菜を中心に食へのこだわりを持つ「銀兵衛」の土井料理長。
今回は、そんな土井料理長のこだわりと腕により、宮城の春の食材を
皆さまに十分お楽しみ頂けたのではないでしょうか。
参加者の皆さまの笑顔を見て、こちらも幸せなひとときでした。

次回、夏のつどいは、6月下旬の開催を予定しております。
こちらも、皆さまの笑顔と出会えますよう、現在企画中です。
詳細が決まり次第、弊社HPにてご案内申し上げますので、
是非ともご参加いただければ幸いです。


最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

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春のスイーツ 「仙台いちご」 ?純米酒「萩の白露」と合わせて


皆さん、こんにちは。企画課の芳賀(はが)です。

今回は春のスイーツ「いちご」をご紹介します。
この時期になると、スーパーや飲食店で「いちご」を目にすることが多くなりますね。
それらを見ると、「まもなく春が来るんだな?」と感じます。

宮城の「いちご」といえば「仙台いちご」が有名です。
   
             仙台いちご


主な産地は、県南の亘理郡で県内産の8割以上を占めているそうです。

     県内屈指の生産地;亘理郡亘理町の位置
    温暖な気候を生かした「いちご」の栽培が盛ん


「仙台いちご」は、主に「とちおとめ」と「さちのか」の2つの品種が栽培されており、
最近は「もういっこ」という宮城県オリジナル品種も開発・栽培されております。

この「もういっこ」は、大粒の果実とさわやかな甘さが特徴。
糖度と酸度のバランスが良く、すっきりとした甘さには、大粒の果実にもかかわらず、
ついつい食べてしまうということから、“もういっこ”と名付けられたそうです。


ここで一口メモ!
「いちご」はすぐに傷んでしまう果物ですが、へたを取り除いて、冷凍庫で急速に冷凍し、
冷凍用のポリ袋に入れて冷凍庫で保存すれば長期保存が可能だそうです。
今までは「痛む前に…」と必死に食べてましたが、これからは冷凍してみようと思います。



ということで、今回は「仙台いちご」を食してみようと思います。

当社研究室の室長横山より教えてもらったのですが、
当社商品の低アルコール純米酒「萩の白露」
「いちご」との相性が抜群に良いそうです。

「萩の白露」の酸味と「いちご」の酸味が合わさると、
いちごの香りを邪魔せず、まろやかな甘みが生まれるとのこと。

  「日本酒といちごが相性がいい?!」


これは実際に試してみねば!!!

横山曰く 「いちごのジャムを入れるだけでも楽しめるよ」ということで、まずは
「いちごのジャム」を作ってみました。

「いちごジャム」
材料は、「いちご」とグラニュー糖(いちごの40%)、レモン汁。


鍋に「いちご」を入れ、グラニュー糖を全体にまぶします。
グラニュー糖が溶けたらレモン汁を加えて火にかけます。
アクを取りながら中火で煮詰めて終わり!


早速、「萩の白露」の中にスプーン1杯分の「いちごジャム」を投入!

  きれいな色になり、見た目もかわいいですね。
   

さてさて、肝心なお味は??

「萩の白露」は、ほんのりとした甘さの中にキリッとした酸味がある甘酸っぱいお酒。
それに「いちごジャム」が投入されると…

  「あら、不思議!」

ふわっとまろやかな甘いお酒になり、また違った味わいが楽しめました。

日本酒の中にいちごジャムを入れるという、チャレンジャーな試みに
「この子は一体何をしているのかしら…」と心配そうに見ていた母親も
私の「おいしー!」という感想に、「どれどれ私も」
と「いちごジャム」入りの「萩の白露」をゴクリ。

「おいしい!日本酒といちごジャムが合うなんてね。」

と不思議がりなら、飲み続けていました。


ちなみに、「いちごジャム」は、トーストに塗っても美味しいかったです。
マーガリンの甘さと「いちごジャム」の酸味が絶妙にマッチしてました。
 



もう一品、「いちごのババロア」にもチャレンジ!

「いちごのババロア」
≪材料≫
 ├ 「いちご」2パック(約700g)
 ├ グラニュー糖 120g
 ├ 粉ゼラチン 10g
 └ 生クリーム 160ml

1.ゼラチンは器に大さじ4の水とともにふやかしておきます。

2.「いちご」はヘタを取って、ミキサーで攪拌、ボールにあけます。

3.小鍋に水120mlとグラニュー糖を入れて弱火にかけ、グラニュー糖が溶けたら
  火からおろし、ゼラチンを加えます。

4.「いちご」のボールの底を氷水に当てながら、3を少しずつ加え、混ぜます。
  とろみがついてきたら泡立てておいた生クリ?ムを加え、さらに混ぜます。
 

5.器に流し入れ、冷蔵庫で3時間以上冷やし固め、出来上がり!!
 

早速、食べてみました。

甘酸っぱさと、「いちご」のプチプチ感がたまらない!

そして、「萩の白露」とともに合わせてみると…

  「これまた、不思議!」

「萩の白露」のお酒自体もふくよかな、丸みのある味に変身!
ババロアの酸っぱさだけを消して、潤いのある甘さのみを口の中に残してくれます。

お酒とスイーツ、これも意外な組合せでした。
親子で日本酒の新たな楽しみ方を体験したひとときでした。
皆様も是非お試しください!


最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

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宮城の旬の食材 : 七草のひとつ「仙台せり」


皆さん、こんにちは。企画課の芳賀(はが)です。

早いもので1月もあと数日。
蔵では酒造りの最盛期を迎えております。
陽が昇る前、まだ暗いうちから蔵人たちは作業に入ります。
下の写真は、蒸し米の自然冷却の様子です。
暗い中に輝く蒸し米の白さと蒸気、丁寧に広げる蔵人の姿。
その神秘的な世界(空間)にいつも感動します。


そんな酒造り最盛期の1月、今月皆さんにご紹介したい宮城の旬の食材は、
「仙台せり」です。

春の七草のひとつとしても知られ、雑煮や鍋に大活躍する食材。
シャキッとした歯ざわりと、独特の香りが特徴。

主役を引き立てる「せり」を、今回は主役食材として取り上げます。

仙台市の南隣に位置する名取市で、有機農法で栽培している
若手のせり農家さんがいらっしゃるということで取材に行って参りました。


宮城県名取市の位置


今回お邪魔したのは三浦隆弘さんのせり田。

初めてせり田を拝見しましたが、豊富な水と広い土地、青い空のもとで
育てられている風景をみて感動しました。

もともと「せり」は、湿地や水辺に自生する野草で、万葉集などにも
登場する日本人に馴染み深い野菜で、野菜の中でも日本原産野菜の
1つで最古の香味野菜だそうです。

「せり」は、冬場の野菜のイメージがありますが、夏場の一時期を
除き、周期的に市場に出荷されているそうです。

「せり」というとお正月、冬のイメージがありますが、ほぼ一年中
市場には出ているんですね。

「せり」の旬は、1?3月。これから益々おいしくなるそうです。


そして、「せり」の収穫作業も拝見させて頂きました。

収穫は全部手作業で、水深40cmくらいのせり田に入って行うそうです。
この広いせり田の「せり」を全て収穫するにはどれほどの労力と時間を
費やすのか考えると気が遠くなります。

「せり」は、根っこごと引き抜いて、せり田の水で根っこを洗い、
そして黄色くなった茎や葉もこの段階でとるそうです。

下の写真は地下水が自噴している様子です。
名取川が流れる名取地方は、湿地の意味のアイヌ語「ヌタトリ」から、
丹取(にとり)と呼ばれるようになったという説もあるほど、地下水が
豊富だそうです。

収穫した「せり」をもう一度、井戸水で洗うために移動します。

移動中、せり田を覗くと、あるエリアにまばらに植えてありました。
三浦さんに尋ねると「苗せりです」とのこと。
こちらの苗を秋に植え付けていくそうです。

収穫した「せり」は、下記の写真に映っている機械を使い、洗います。
井戸水が勢いよくシャワーのように流れ出し、水圧で土や切れた茎を
飛ばすそうです。

最後に選別作業。
きれいに洗った「せり」は、枯れ葉や軟弱な茎をとり、束ねます。
お話しながらもテキパキと100gずつ束ねていく熟練具合。
「手に持っただけで、重さはわかります」とのこと。さすがです。

せり作りのほんの一部の工程しか拝見しておりませんが、
丁寧に手作業で育てられており、勉強になりました。


「無農薬で栽培していると、周りに生態系が自然にできてきます。
 さまざまな生き物が増え、楽しくにぎやかになってきました。
 良い環境を作りながら、おいしい野菜を育てています。
 無農薬と農薬で作った『せり』を食べ比べると全然違います。
 それを知ってしまうと、農薬は使えませんね。」

と三浦さんは話してくれました。
名取の「せり」は、今後も注目の食材ですね。


そして三浦さんの「せり」を早速自宅で食してみました。
今が旬の「せり」には、今が旬の「しぼりたて 浦霞」
と合わせてみました。


「せりのおひたし」と「しぼりたて 浦霞」

「せり」は瑞々しくシャキシャキと歯ごたえがありました。
甘みと、せり独特の香りと程よい苦味があり、他の葉物野菜の
おひたしに比べ、さっぱりとしており、風味がありました。

「しぼりたて 浦霞」を飲み、口の中をまろやかにした後に、
もう一度、おひたしを食べると、「せり」の味がさらにくっきりと出て
美味しかったです。

そして、もう一品、「せりの天ぷら」です。

天ぷらにしても、さっぱりさと歯ごたえはありました。

「しぼりたて 浦霞」は、新酒らしい華やかさとフレッシュさ、後味にキレがあり、
程よい旨味を持ったお酒です。

新鮮な旬の「せり」と合わせていただくと、より口の中が
まろやかになり、余韻を楽しむことができました。

「せり」は3月頃までが旬とのことで、まだまだこれからも
楽しみたい食材の1つになりました。

是非、皆さんにもお楽しみいただきたいです。

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 弊社ホームページ https://www.urakasumi.com/
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