「第4回shizuku蔵ツアー」のご報告(その1)


shizuku編集部メンバー1年の吉田です。

私が11月26日(土)に行われた「第4回shizuku蔵ツアー」
の様子をご紹介します。


宮城大学公認サークル「アートスタンダード」のshizuku編集部が
企画している「蔵ツアー」。
今回のテーマは「五感で楽しむ」。
目、鼻、口、手、耳を使って体でお酒造りを感じてもらいました。
当日は天気にも恵まれ、蔵ツアー日和!
たくさんの方にご参加いただき、
楽しく実りある時間を過ごすことが出来ました。


蔵ツアーでは2班に分かれ、平野名誉杜氏と鈴木杜氏が蔵の中を
紹介してくれました。
私たちの班を案内してくれた平野名誉杜氏は、50年以上蔵で日本酒を
作り続けてきた方、まさに職人さん。
厳しい方かと思いきや、笑顔の素敵な優しい方でした。


「さあ、いよいよ蔵の中へ!」
最初に案内していただいたのは、「洗米所」。
お米の表面についたぬか分を洗い流すところです。
洗われたお米の白さにびっくり!

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「蒸米を味わう」
日本酒はお米で作られていることは皆さんご存知だと思いますが、
実際に蒸米を食べたことはあるでしょうか?
お米を蒸す釜場に案内していただき、杜氏さんに蒸米を食べさせて
もらいました。
「美味しい」「甘い」など、感想はそれぞれ。
良い蒸米は「外硬内軟」の状態だそうです。

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実は一発で漢字を読めなかった私・・・「がいこうないなん」と読むそうです。
勉強になりました。


「甘い香りの正体は?」
さて、次にやってきたのは「こうじ室」。
「栗香」というのをご存知でしょうか?
こうじ室に移動し、すぐに何かに気付いた様子の参加者の皆さん。
室の中は甘い香りがするのです。
蔵人はこのこうじの香りを「栗香」と表現しています。
ちなみに味も栗のようなんです。
香りや味でいいこうじかどうか、杜氏さんは判断しています。

実際には入れないので、窓の外から覗き見です。
こうじ室の中は、なんと30度以上!夏は特に大変ですね。

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さてさて、ここまで「洗米所」「釜場」「こうじ室」と蔵ツアーの前半を
紹介してまいりました。
後半はまた後程!
蔵ツアーはまだまだ続きます!続きをお楽しみに!!


※このレポートは「萩の白露」プロジェクトメンバーの
 学生が書いています。

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このブログ記事について

このページは、urakasumiが2011年12月 8日 12:00に書いたブログ記事です。

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