shizuku

archive [2012.12]

shizuku vol.22(春号) 取材レポ


こんにちは!
shizuku編集部、宮城大2年のりなです。

12月になって、本格的に雪が降り始めましたね。
朝起きて、窓の外が雪で真っ白になってるのを見るとワクワクします!


冬真っ只中ですが、shizuku編集部は春号(22号)に向けて制作中です!
先日、特集「わたしの春の楽しみかた」の取材をしてきたので
報告いたします!


前号の特集では「わたしの秋のすごしかた」で素敵な毎日を過ごす
4人の方に取材を行いましたが、春号である22号でも、素敵な方たち
に春の暮らし方を伺います。

今回取材させてもらったのは、小野寺邦夫さん!

小野寺さんは浦霞本社蔵の杜氏さん。
日本酒をつくりはじめて30年以上という日本酒のプロです。

小野寺さんの普段使っているお猪口も見せていただきました!

漆でできたこのお猪口、福島の友人からいただいた物だとか。

こだわりの日本酒をつくる小野寺さん、どのような春を過ごして
いるのでしょうか。詳しくは22号で!

22号は3月発行を予定しています
おたのしみに!

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第5回shizuku蔵ツアー開催報告(後編)


こんにちは!
shizuku編集部の斎藤です。

先日投稿した蔵ツアー報告ブログ前編の続きとなります。
ではでは、後編スタート!


蔵見学のあとは、最初に集まった会議室へ。
佐浦社長によるミニセミナー「ニホンシュ豆知識」で再びお勉強です。

その傍ら、きき酒にも挑戦しました。

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今回ご用意したのが
1.「純米吟醸 浦霞禅」の涼冷え(ほぼ15℃)
2.「純米吟醸 浦霞禅」の上燗(ほぼ45℃)
3.「萩の白露」の涼冷え(ほぼ15℃)
4.「萩の白露」のソーダ割

同じニホンシュでも、温度が違うだけでおいしさは変わります。
参加者の皆さんもこのことを実感されている様子でした。


セミナーが終わり、ほろ酔い気分の中始まったのが「ニホンシュ食べ合わせ」
ニホンシュと、和洋中それぞれのお料理の食べ合わせをしていただきました。

kuratour_13.JPG

用意したニホンシュは、きき酒と同じ「浦霞禅」と「萩の白露」の2種類。
お料理は「焼鮭」「サーモンのマリネ」「鱈の甘酢あんかけ」です。

kuratour_14.JPG

ニホンシュはもちろん、お料理も大好評でした。
「ニホンシュとこの料理が合うなんて」
「これとこれの組み合わせ、好き!」
ニホンシュも箸もお話もどんどん弾みます


ニホンシュとお料理をおいしく堪能したところで、
最後は「ディスカッション」をしていただきました。

kuratour_15.jpg

ディスカッションといってもかたいものではありません。
参加者の皆様に、浦霞の方や私達shizuku編集部が加わり、
食べ合わせの感想や今日一日で感じたことなどをお話しました。

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発見、気付き、楽しさ、驚き...

ニホンシュについて、いろいろなことを感じていただけたようでした。
一緒にお話しできてとても楽しかったです


和やかな空気の中、蔵ツアーは終了!

kuratour_17.JPG

帰り際には「萩の白露」のお土産つき。
おうちでおいしく飲んでいただけていますように。


実は私は今回が初めての蔵ツアー参加でしたが、
私自身、ニホンシュについてたくさんのことを学べました。
企画から当日まで、どきどきでしたがとても楽しかったです!

参加していただいた皆様、本当にありがとうございました!!

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第5回shizuku蔵ツアー開催報告(前編)


ついに12月になりましたね!
凍えるような寒さですが、元気に師走を乗り切りたい
shizuku編集部の斎藤です。

さてさて今回は11月17日(土)に行われた
「第5回shizuku蔵ツアー」のご報告です!


====
蔵ツアーとは?
====
ニホンシュに興味があるニホンシュビギナーの女性を対象に、
shizuku編集部が企画しているイベントです。
実際に酒蔵の中を見学するなど、ニホンシュをいつもと違った
目線から楽しめる内容となっています。


第5回目となる今年の「shizuku蔵ツアー」のテーマは
「おいしい蔵のあるきかた」

実際に蔵の中を歩きながら、酒造りの工程にある「おいしい」
を味わったり、ニホンシュと料理の相性の「おいしい」を
体験して頂いたり、とってもおいしい内容になりました☆


早速当日の様子をご紹介!

まずは佐浦社長やshizuku編集部からのご挨拶。
続いて清酒ができるまでのDVDを鑑賞しました。

ニホンシュについて勉強したところで、いよいよ実際に酒蔵を
見学します。

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わくわくどきどき、のれんをくぐって。
まず案内していただいたのは「洗米所」

kuratour_02.JPG

その名の通り、酒造りに使うお米の"ぬか"を洗うところです。

吟醸酒を作る際は、浦霞では昔ながらの「竹ざる」を使って
お米を洗うのだそうです。

続いて向かったのが「釜場」

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とっても大きな甑(こしき)で、お米を蒸しています。
蒸したお米をスコップで掘り返している様子にびっくり!

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ここでは実際に「蒸米」を食べさせていただきました。
炊いたお米とは全く違う味わいを、参加者の皆様それぞれ
噛みしめていました。


次の場所は「こうじ室」

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蒸米に種麹を用いて麹菌の胞子である種を植え付けます。
それが繁殖し、酒造りに必要な酵素が作られます。

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甘い栗のような香りに包まれながら、ここでは「麹米」
を試食しました。
一体どんな味がしたのでしょう。

お次に見学したのは「仕込蔵」

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浦霞には二つの仕込蔵があるのですが、
今回は江戸末期から明治初期に建てられたと言われている
「享保蔵」の方を見せて頂きました。

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まずは酒母室で酒母の仕込みを見せていただきました。
仕込みタンクがたくさんありますが、それぞれ時期が違う
ため表情も全てバラバラ。
見た目はもちろん泡の音や香りからも感じられる違いに
皆さんも興味津々。

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続いて「櫂入れ(かいいれ)」体験をしました!
約3mもある長い櫂棒を使って、タンクの中の醪(もろみ)
をかき混ぜます。
その重さに、体験した皆さんはとても驚かれた様子でした。

その後に向かったのが「上槽所」

kuratour_10.JPG

熟成したもろみを清酒と酒粕に分離させる所です。

ここで食べさせていただいたのが「酒粕」です。
参加者の皆さんは「おいしい!」と楽しそうに味わって
いる方が多かったです。


最後は「杉玉」や事務所の入り口に移築した「法蓮寺向拝」
を見学。

kuratour_11.JPG

よく酒屋さんの軒先にある杉玉。
浦霞の杉玉はとっても丁寧に作られていて、見事にまんまるです。
この杉玉が茶色くなる頃、おいしいニホンシュも出荷されます。
変化が待ち遠しいですね


これにて「蔵見学」は終了!
ですが、蔵ツアーはまだまだ終わりではありません。

続きは「後編」にてご紹介します!!

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