飲める店

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割烹 中長(なかちょう)

(取材日:2006年05月)

住所 塩竈市本町3-22  地図はこちら
TEL 022-364-3188
営業時間 11:00~14:00(L.O.13:30)
17:00~21:00(L.O.20:30)
定休日 水曜日
座席 65席
(テーブル24席、座敷40名)
取扱銘柄
ぼとる 浦霞 ボトル(500ml) 1,890円
からくち 浦霞 ボトル(720ml) 2,100円
純米酒 浦霞 ボトル(720ml) 2,625円
純米吟醸 浦霞禅 ボトル(720ml) 4,200円
本仕込 浦霞 1合 440円
本仕込 浦霞 2合 840円

※その他、時季により季節限定商品、数量限定商品をお取扱頂いています。詳しくはご来店時にお問い合わせ下さい。
※メニュー・価格等の掲載内容は取材日時点での情報となります。

お店のご紹介

割烹 中長(なかちょう)さんは明治時代に開業した90余年の歴史あるお店です。創業者である根岸長吉さんは、新潟県村上市から塩竈ホテル(現在はありません)の料理長として引き抜かれたことをきっかけに、塩竈の地へやってきました。そして、ホテルの料理長時代、知り合いの漁師さんから「鰻を使った料理屋をしないか」と声を掛けられ、鰻料理専門店として創業したのが中長さんの始まりです。割烹 中長さんは浦霞本社蔵の隣りにあり、弊社先代会長夫妻のお披露目や造り仕舞い(仕込みが終わった後に行う慰労会)、地元有力酒販店を招待しての宴会や弊社主催「うらかすみ日本酒塾」の懇親会をはじめ、社員がランチにも利用させていただくことの多いお店です。開業から10年ほどは現在とは異なる地で営業していたそうですが、浦霞本社蔵の隣りに来てからは80年の歴史があるとのことです。マグロの水揚げで知られる塩竈市ですが、中長さんが塩竈市に開業した当時は、見渡す限り海が続いていたと言います。「昔、祖母から見せられた写真では、今は道路になってしまった店先も海で、鰻が獲れたそうです。」と5代目店主となる、根岸幸一郎さんは教えてくれました。現在では鰻の水揚げを聞くことがなくなった塩竈市ですが、中長さんは鰻が豊富に獲れていた時代に、鰻料理を提供していた老舗なのです。その中長さんの店名の由来ですが、創業者である根岸長吉さんが中村家へ婿入りしたことから、中村長吉さんへと姓が変わり、現在の店名である「中長」は誕生しました。現在の建物になったのは10数年前のことで、昔は3階建てでした。1階は現在のように料理屋として賑わい、2階から3階にかけては宴会場として結婚式を数多く手がけてきたそうです。ベガルタ仙台の前身であるブランメル仙台の設立当初、監督を勤めていた鈴木氏の結婚式も中長さんで開かれ、元Jリーガーのラモス瑠偉さんも中長さんの料理を堪能した一人です。また、鹽竈神社で結婚式をあげた後、中長さんで披露宴を行う人も多く、列席者として参列していた著名人や歌手も中長さんの料理を味わった一人というエピソードがあります。鰻料理専門店として開業した中長さんは、現在も鰻を美味しく食べさせてくれるお店として知られています。また、鰻だけではなく、その日塩竈港に揚がった魚を美味しく調理して提供してくれます。塩竈の地酒「浦霞」と塩竈の新鮮な魚が味わえる「中長」で、塩竈の夜を楽しんでみてはいかがでしょうか。

お料理のご紹介

※メニュー・価格等の掲載内容は取材日時点での情報となります。

メッセージ

5代目店主 根岸幸一郎さん

元気良く、お客様とのコミュニケーションを大切にしたいと思っています。宴会やランチ、観光客の方のご利用が多いですが、夜には1人で飲みに来るお客様も少なくありません。皆さんに対して、元気良くお迎えして、料理やお酒の説明を通して、コミュニケーションを積極的に図っていきたいと思っています。