飲める店

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鮨しらはた

(取材日:2007年03月)

住所 塩竈市海岸通2-10  地図はこちら
TEL 022-364-2221
営業時間 平日 11時~15時、16時30分~22時
土・日・祝日 11時~22時
定休日 火曜日(祝日は前日とも営業)
駐車場 10台
座席 1階 カウンター 12席(禁煙)、個室1部屋(7名様)
2階 カウンター 6席、テーブル8席、お座敷14席
3階 お座敷 36席
WEBサイト http://www.sushi-shirahata.com/
取扱銘柄
純米吟醸 浦霞禅 1.2合 1,500円
純米吟醸 浦霞禅 1.5合 1,700円
純米吟醸 浦霞禅 ボトル(720ml) 4,000円
蔵の華純米吟醸 浦霞 1.2合 1,200円
蔵の華純米吟醸 浦霞 1.5合 1,500円
蔵の華純米吟醸 浦霞 ボトル(720ml) 3,500円
本仕込 浦霞 1.5合 1,000円

※その他、時季により季節限定商品、数量限定商品をお取扱頂いています。詳しくはご来店時にお問い合わせ下さい。
※メニュー・価格等の掲載内容は取材日時点での情報となります。

お店のご紹介

お店の前にどっしりと構える”塩竈の歴史をにぎるおらが店 あきない中”の文字。そして、店内には旬であり、間違いのない旨さを感じさせる直筆のメニューが目に飛び込んできます。親方に筆者を尋ねると、「創業以来ネタが入ると、その都度私が書いています」という答えの後、「手軽な感覚の飲食店が増えている中、大事なのは”目配り、気配り、心配り”の精神でお客様をお迎えすること。そして、四季の食材を先取りして提供することです」と、料理への惜しみない愛情とお客様と接する悦びを満面の笑みで教えて下さった親方が印象的なお店、それが「鮨しらはた」さんです。親方と弊社のつながりは古く、取材中「浦霞ゴルフコースで先代社長にゴルフを教えてもらいました。今でも趣味はゴルフです。」といった一言や弊社社長佐浦を名前で呼ぶなど、このような所にも弊社と「鮨しらはた」さんのつながりの強さを感じます。宮城県塩竈市は、一平方キロメートル当たりの寿司店の数が日本一の町といわれています。その中の1店である「鮨しらはた」さんの創業は、昭和61年のこと。魚屋を営む両親を見て育った親方は、長男として魚屋を継ぐことを考えます。しかし、食の中でも食材にこだわりがあり、職人の技が光る「寿司」の魅力に惹かれ、魚屋を飛び出し東京の有名寿司店での修行を始めます。親方はおごることなく、決して自慢話などはしない人ですが、修行中の親方について次のように紹介されています。
『東京オリンピックの頃、帝国ホテルで寿司を握っていた職人で、彼の握るアナゴを自民党の政治家 中曽根康弘が好んで食べていたという。寿司ばかりでなく、三陸の海の幸を知り尽くしたベテラン職人が作る酒肴の数々は、左党を魅了してやまない。』
 ※上野敏彦著 『塩釜すし哲物語 日本一のマグロを握る』 筑摩書房より
実力と実績のある職人でありながら寿司の魅力、浦霞の魅力、塩竈の魅力を最大限にお客様に伝えることを求め続ける姿勢は、今も変わりません。「日本酒以外にもアルコール飲料は数ありますが、やっぱり素材の味を生かして食事と共に楽しめるのは日本酒ではないかと思います。すし屋で酔いつぶれる程飲むお客様はいません。旨い酒があってそれを支える肴がある。その肴に使う食材が豊富な町が塩竈です」と親方は言います。これからも”寿司と酒を通して四季を売るお店でありたい”と語る「鮨しらはた」さんへ、一度足を運んでみて下さい。その時期だからこそ美味い”肴”の数々とおだやかな笑顔の親方が迎えてくれること間違いなしです。

お料理のご紹介

※メニュー・価格等の掲載内容は取材日時点での情報となります。

メッセージ

親方 白幡邦友さん

よくお客様から「お酒は何がおすすめ?」と聞かれます。当店から浦霞さんまでは、目と鼻の先程しか離れていませんので、「浦霞さんからパイプを引いているよ」と冗談を言うほど、その時期でなければ味わうことの出来ないお酒を取り揃えています。また、食材も港が近いこともあり、その時期でなければ食べられない「旬」の食材にこだわっています。例えば「しぼりたて浦霞」をご注文いただいたお客様にはちょっと酢の効いた肴を、鮟鱇のとも和えであれば「本仕込浦霞」を、鮨であれば「浦霞禅」と、酒を生かす料理、肴を心がけています。米どころ”宮城”、そして酒どころ、肴どころ”塩竈”ですから間違いなく「食」を堪能していただけます。是非、塩竈へお越しの際は、お立ち寄り下さい。