飲める店

すし哲
(取材日:2007年07月)
住所 | 塩竈市海岸通2-22 地図はこちら | ||||||||||||
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TEL | 022-362-3261 | ||||||||||||
営業時間 | 平日:11:00~15:00、16:30~22:00 土・日・祝:11:00~22:00 |
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定休日 | 木曜日(祝日は営業) | ||||||||||||
駐車場 | 10台 | ||||||||||||
座席 | 1階 カウンター12席 1階 小上がり8席 2階 お座敷38席 3階 カウンター6席 3階 テーブル席30席 |
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WEBサイト | http://www.shiogama-sushitetsu.com/ | ||||||||||||
取扱銘柄 |
※その他、時季により季節限定商品、数量限定商品をお取扱頂いています。詳しくはご来店時にお問い合わせ下さい。 |
お店のご紹介
「すし哲」さんのはじまりは、昭和32年11月のこと。それ以前は魚と肉を扱い、海上保安庁に納めるほどの活気ある店でした。しかし入札制度等の影響により、これまで通り食糧を納めることが困難になったことをきっかけに、魚の町「塩竈」であることから魚一本での商売に切り替え、その後、父 哲郎さんの名前を屋号として「すし哲」は創業しました。創業当時は仙台に本部をかまえる青葉会から板前さんを呼び、寿司を提供していました。その頃の親方は、小学校に入ったばかりで「寿司の"す"も分からない少年だった」と言います。親方が社会人になってから、初めて就いた職業はデザインの仕事でした。そして親方が25才の時、魚屋の家業に入り、その1~2年後に本格的に「すし哲」での仕事が始まりました。「東北出身だった両親が戦争から引き上げてきた地が、ここ塩竈でした。社(やしろ)があって、海があって、海からの豊富な海産物が手に入る。そして私らの仕事には欠くことの出来ない酒がある。寿司屋にとって最高のロケーションですよ」と塩竈をこよなく愛していることをおだやかな表情と共に教えてくれた後、「だからこそ、新鮮かつ一級品の食材を瞬時に扱わなくてはならない」と厳しくも責任感に満ちた表情で教えて下さいました。以前「すし哲」さんに取材に訪れたあるライターさんは、「磨かれていない宝石が眠る町、それが塩竈」と評されたことがあったそうです。宝石とは何を指すのか分からないが、塩竈に足を運んで下さったお客様に日常の延長戦、つまり家庭のご馳走ではない演出、”最高のもてなし”を持ってお迎えしたいと親方は言います。また、「”お酒下さい”ではなく、”浦霞を下さい”と言われると、嬉しくなるよね。ここにもまた1つ塩竈の魅力があったと思います」と、弊社へのさりげない愛情を示してくれたことに、こちらも嬉しくなりました。”SUSHI”は世界に通じる共通の言葉。世界に誇れる食文化を一番理解できるのは、繊細な感性を持った日本人でしょう。その日本人が日本の魅力を忘れかけていることは悲しいことです。寿司を通じて、日本の食文化、塩竈の魅力を伝え続けていきたい。あたりまえのことを継続することの大切さを忘れずに、今日も明日も「食」の演出家として寿司を提供していきたい、と語る「すし哲」さんへ、一度足を運んでみて下さい。「食」の名プロデューサーである親方が、寿司の魅力、塩竈の魅力そして浦霞の話題を提供してくれることでしょう。




お料理のご紹介
※メニュー・価格等の掲載内容は取材日時点での情報となります。





