飲める店

鮨のしおがま
今回ご紹介するのは塩竈市の「鮨のしおがま」さん。豊富な食材が揃う宮城、塩竈で新鮮な魚介類を使ったお寿司と創作料理を【対面】にこだわり提供する、創業20年を超える塩竈の人気お寿司屋さんです。親方の相澤明夫さんはみやぎ寿司海道にも加盟し、塩竈のブランドマグロ「三陸塩竈ひがしもの祭り」や「しおがま蔵出し新酒まつり」など精力的に塩釜の魅力をPRしています。
(取材日:2017年07月)
住所 | 塩竈市港町2-1-15 地図はこちら | ||||
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TEL | 022-367-2885 | ||||
営業時間 | 12:00~14:00 17:00~22:00(L.O.21:45) |
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定休日 | 毎週月曜、第3日曜日 ※ただし繁盛期は営業(要問合せ) |
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駐車場 | 4台 | ||||
座席 | 43席 カウンター 11席 ボックス席 6名×2席 座敷 6名×2席 |
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WEBサイト | http://www.sushinoshiogama.com/ | ||||
備考 | ※表示金額は税抜価格となっています。 | ||||
取扱銘柄 |
※その他、時季により季節限定商品、数量限定商品をお取扱頂いています。詳しくはご来店時にお問い合わせ下さい。 |
お店のご紹介
取材にお伺いした日は梅雨真っ最中。前日にも雨が降り、時化で漁の状況が心配される中、親方の元に地元の漁師さんから電話が入りました。「今日も潜っている」。つまり明日も市場に魚は並ぶということ。「明日も魚が手に入る!」 いち早く情報が得られ、明日の準備ができるのは親方がこれまで築いてきた人脈ゆえ。地道に築き上げた信頼関係はいざという時にも助けてくれる、と語る親方の相澤さん。
ネタとなる魚は1年中同じものは手に入らない。ゆえにその時々で職人の技と経験を活かし、常に「美味しい」の水準まで持っていく。その際に必要なのが【対面】。お客様や市場の方、漁師の方と会話の中からヒントを得てその不完全な部分を埋めていく。その努力を怠らないのが親方流のやり方です。
親方のお話の中で印象に残る言葉『命を頂いて、命をつないでいく』。海の恵みに、そしてそれを届けてくれる漁師さんたちに感謝をしながら、顔と顔とを合わせ、会話を楽しみながら、不完全なものを完全に仕上げ、お客様にお届けしています。



お料理のご紹介
※メニュー・価格等の掲載内容は取材日時点での情報となります。
【対面】にこだわる親方は、お客様の様子や会話の中からお客様のお好みを探します。例えば、夏の暑い日、汗をかいて入ってきたお客様には塩分を少し多めにしてお出ししたり、観光客の方がホテルで朝食を食べられた後ランチでお越し頂いた際には、ホテルでの朝食はボリュームがあるのでしゃりを少なめにしたり。また、季節に合わせた味付けや調理法、盛りつけにもこだわっています。今の時期は貝が産卵をひかえ体づくりをして香りが豊か。その香りを楽しんでもらい、見た目も涼しさを演出する。親方は、その時その時のいろいろな要素を一つのお皿の中で表現しています。
塩竈は食材の産地が近い地の利もあります。例えば「アンコウのとも和え」。塩竈の隣町七ヶ浜ではカレイの刺し網漁が行われ、これにアンコウが寄ってくるとのこと。冬のイメージがあるアンコウですが夏場の今も獲れ、浜からの直送で臭みなく仕込むことができるそうです。
皆さんも「鮨のしおがま」さんにお越し頂き、食材王国「宮城」の豊富な食材を塩竈でお楽しみ頂ければと思います。




浦霞醸造元 社長の佐浦より一言
「命を頂いて、命をつないでいく」素晴らしい言葉ですね。豊富な宮城・三陸の海の幸を丁寧な仕事でいただく、この美味しさ・楽しさは別格です。皆様も是非お運びいただき、「鮨のしおがま」さんのファンになって下さい。
