飲める店

仙台かき徳
今回ご紹介するのは、2017年11月で創業90周年を迎えた仙台の老舗牡蠣専門店「仙台かき徳」さん。2011年の東日本大震災では大きな被害を受け、レストランも一時休業しておりましたが、2014年にレストランは再開。創業以来の「牡蠣一筋」の精神で今も変わらず美味しい牡蠣を提供しているお店です。
(取材日:2017年11月)
住所 | 青葉区一番町4-9-1 かき徳ビル5F 地図はこちら | ||||||||
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TEL | 022-222-0785 | ||||||||
営業時間 | 火~木:11:00~19:00(L.O.18:30) 金、土:11:00~20:00(L.O.19:30) 日 :11:00~17:00(L.O.16:30) |
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定休日 | 月曜(祝日の場合は翌日) | ||||||||
座席 | 32席 | ||||||||
WEBサイト | http://www.kakitoku.co.jp/restaurant.html | ||||||||
備考 | ※表示金額は税抜価格となっています。 | ||||||||
取扱銘柄 |
※その他、時季により季節限定商品、数量限定商品をお取扱頂いています。詳しくはご来店時にお問い合わせ下さい。 |
お店のご紹介
「創業90年を迎え、あらためて牡蠣を見直しています。創業100年に向けてこれからの10年も牡蠣専門店としてさらに牡蠣に特化していきたい」とお話頂いたのは四代目の千葉倫史店長。2011年の東日本大震災では南三陸町の自社養殖場が壊滅的被害を受け、牡蠣一筋の「仙台かき徳」さんも大きな被害を受けたそうです。震災前は自社養殖場のある南三陸町の牡蠣を中心に提供をしていたそうですが、震災後は宮城県内各地や他県の牡蠣も取り扱いを始め、これまでレストランで提供していたお刺身など牡蠣以外のメニューはやめ、震災をきっかけに牡蠣専門店として「牡蠣」により特化し始めたとのこと。このことにより震災前は中高年層、そして観光客の方が多かったのに対し、震災後は各世代、また女性お一人様、地元の方など幅広い層に気軽にご来店頂くようになったそうです。「牡蠣が好きな人に来てほしい」「牡蠣好きの方が満足するものを提供したい」そんな想いで創業100周年に向け歩みを続けています。

お料理のご紹介
※メニュー・価格等の掲載内容は取材日時点での情報となります。
宮城県内でも産地や生産者、剥きの状況に合わせてメニューを変えているとのこと。県外からのお客様のご来店も多く、観光としての要素、宮城の魅力を発信することも心掛け、宮城県産牡蠣を「良いかたち」で提供することに努めているそうです。
また牡蠣の「生食」の提供は一切していないそうです。安全と安心を重要視し「牡蠣屋」として火を通しても旨味やボリュームが逃げない料理を創意工夫のもと提供しているとのこと。それでもなお客足に影響が出ていないというのは、生牡蠣がなくとも十分に牡蠣を堪能できるお店だということの証しではないでしょうか。牡蠣専門店としての想いと誇りをもった「仙台かき徳」さんで、宮城のお酒「浦霞」と合わせて是非牡蠣をご堪能下さい。




浦霞醸造元 社長の佐浦より一言
「仙台かき徳」さんには浦霞も長きにわたって大変お世話になっています。東日本大震災で大きな被害にあわれましたが復活し、また新たな歩みを始められたことは本当に嬉しくまた素晴らしいことだと思っています。宮城を代表する食材である牡蠣と浦霞の相性はもちろん抜群!皆様にも是非とも宮城の風土が育んだ“美味しさ”を味わって下さい。
