うらかすみ便り
こんにちは。企画課の笠原です。
9月9日(土)、弊社第2工場「矢本蔵」のある東松島市の「柳の目東災害公営住宅」集会所で「秋のミニコンサート」を開催致しました。
これは、2011年の東日本大震災後に弊社内に立ち上げた「浦霞発、日本酒のチカラ」プロジェクトで企画・主催したものです。
「浦霞発、日本酒のチカラ」プロジェクトの詳細はこちら
https://www.urakasumi.com/recovery/
本プロジェクトでは、これまで「柳の目東災害公営住宅」集会所に机や椅子、扇風機等を、集会所前の公園に遊具を寄贈して参りました。
今回は「モノ」ではなく「音楽」をお届けするとともに、9月9日発売の秋のお酒「特別純米酒 ひやおろし 浦霞」の振る舞い酒を行いました。
当日の様子を簡単に報告致します。
最初にプロジェクト代表の冨谷より挨拶を申し上げ、続いてご多用の中、急遽駆けつけて頂いた渥美 巖 東松島市長に一言ご挨拶を頂戴致しました。
渥美 巖 東松島市長
市長、ありがとうございました。
続いて、今回のコンサートを開催するにあたり、コーディネートをして頂いた「公益財団法人 音楽の力による復興センター・東北」の千田さんから一言頂戴しました。
同センターは、東日本大震災後、仙台フィルハーモニー管弦楽団と市民有志が「音楽の力」で被災者の心を癒やし、東北の復興に向けてお手伝いをすることを目的に立ち上がったそうです。
(2014年4月に公益財団法人になったとのこと)
これまで各地でおよそ700回の演奏をお届けしてきたそうです。
いよいよ待ちに待った「ミニコンサート」です。
今回は日本酒好きのお二人、佐藤 実治さん(ヴァイオリン)、及川 久美子さん(ピアノ)に演奏頂きました。
最初の曲は「夏の思い出」
歌詞カードを配り、演奏に合わせ、皆さんで一緒に歌いました。
歌うことで、緊張感のあった会場も一気に和やかな雰囲気となりました。
小さなお子さんもいらっしゃいましたので、お子様向けの曲「アンパンマンのマーチ」も入れて頂き、しかもお子さんの近くまで来て演奏してくれました。
サプライズな演出にお子さんも喜んでいました。
アンコールを含めて全12曲。
バラエティーに富んだ演奏に皆さん聴き入り、生の演奏に心が癒やされた50分でした。
~ 演奏頂いた曲 ~
1.夏の思い出
2.魅惑のワルツ
3.アンパンマンのマーチ
4.川の流れのように
5.情熱大陸
6.サラバンド ~無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番より/バッハ
(佐藤さんが「ひやおろし」のイメージから選曲)
7.ジーグ ~無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番より/バッハ
(佐藤さんが「梅酒」)のイメージから選曲)
8.ドラゴンクエストメドレー
9.乾杯の歌 ~オペラ「椿姫」より/ヴェルディ
10.乾杯/長渕剛
11.チャルダッシュ/モンティ
アンコール 赤とんぼ
「ミニコンサート」の後は、9月9日発売の秋のお酒「特別純米酒 ひやおろし 浦霞」と「純米原酒につけた浦霞の梅酒」の振る舞い。
住民の皆さんにお召し上がり頂きました。
9月9日発売「特別純米酒 ひやおろし 浦霞」(秋季限定酒)
「純米原酒につけた浦霞の梅酒」
渥美 東松島市長にも「ひやおろし」をお味見頂きました。
今回初めて「コンサート」を企画致しましたが、皆さんの笑顔を見られて、私たちプロジェクトメンバーも幸せなひとときでした。
ご参加頂いた住民の皆さん、演奏頂いた佐藤さん、及川さん、コーディネート頂いた「公益財団法人 音楽の力による復興センター・東北」の千田さん、伊藤さん、永井さん、渥美市長、東松島市役所の職員の皆さん、ありがとうございました。
「浦霞発、日本酒のチカラ」プロジェクトの活動より、これまで「柳の目東災害公営住宅」に寄贈されたものは、新しい地域の住民の皆さんのコミュニティづくり(祭りなどのイベントや公園)に充分活かされていることを感じることができました。