うらかすみ便り
こんにちは。企画課の笠原です。
先日、有限会社 東北工芸製作所様協力のもと「TOUCH CLASSIC(タッチクラシック)」酒器モニター会を弊社にて開催致しました。
東北工芸製作所様は宮城県の伝統的工芸品「玉虫塗」の製造元として有名であり、震災後に新シリーズ「TOUCH CLASSIC」を国内外で展開しています。
>>有限会社 東北工芸製作所様 http://www.t-kogei.co.jp/
新シリーズ「TOUCH CLASSIC」
今回はその「TOUCH CLASSIC」の酒器を使って、浦霞のお酒4種類をきき酒して頂き、感想をお伺いしました。
モニター会の様子を簡単に報告致します。
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日時:2017年11月3日(金・祝)10:30~12:15
場所:本社蔵 事務所
参加者 :「うらかすみ日本酒塾」卒業生 10名
※塾生会セミナー参加者の中から希望者10名にて開催
東北工芸製作所様から常務取締役の佐浦みどりさん、事業開発室長の木村真介さんにも一緒に参加(きき酒)して頂きました。
「TOUCH CLASSIC」と清酒グラスで比べてもらいました。
きき酒して頂いたお酒は4種。写真左から
「からくち 浦霞」
「特別純米酒 生一本 浦霞」
「純米吟醸 浦霞禅」
「大吟醸 浦霞」
お酒は参加者同士で注ぎ合って頂き、片口の触り心地も体験して頂きました。
皆さん真剣に取り組んで頂きました。
きき酒終了後、東北工芸製作所 佐浦さんから会社概要を説明頂きました。
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「玉虫塗」は1932年国立工芸指導所(現 産業技術総合研究所 東北センター)により生み出された特許技術で、海外市場も意識した「あでやかな光沢」と「華やかな色調」が特長。
木地のほか、ガラス、樹脂、金属、紙など様々な素地に塗工しているとのことです。
続いて木村さんから「TOUCH CLASSIC」の説明を頂き、そのまま参加者から感想や質問を発表頂き、お応えしながら進めました。
新シリーズ「TOUCH CLASSIC」の特長
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TOUCH CLASSICのグラスはうすはりの製造元として有名な松徳硝子。
素材となる松徳硝子とも連携を取り、最適な重さと口当たりも追求。
玉虫塗の色味は伝統的な赤や緑ではなく、深い濃紺。
宮城の自然をイメージした特殊なグラデーションはモダンでありつつ伝統の奥深さも感じさせてくれる。
どのお酒を「TOUCH CLASSIC」で飲んだ時に美味しく感じたか挙手をお願いしたところ、
「純米吟醸 浦霞禅」5人
「大吟醸 浦霞」5人
となり、皆さんからは「吟醸酒以上のお酒に向いている」との声がありました。
「手入れの方法は?」「結婚式やホームパーティーに向いている」など活発な意見交換会となりました。
最後、アンケートをご記入頂き、終了。
アンケートから一部抜粋
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・デザイン、フォルムが非常に素敵。
・清酒グラスに比べ、口紅の後が見えにくいので良い。
・デザインが良く重量感があって持ちやすく安定している。
・見る角度によって表情が変わって楽しい。
・お酒の入る量で中の見た目の印象が全然違う。
・清酒グラスに比して鼻がグラスの中にすっと入って香りを感じやすい。
・お酒を注いですぐ飲むのではなく時間をかけてじっくり飲むのに良い。長く入れておくと旨味が増した。
・友人のお祝いの記念日とかに使いたい。
皆さん、ありがとうございました!